スマートウォッチ黎明期から注目のスマウォを手掛けてきた『フォッシル』。その第5世代となる「THE CARLYLE HR」スマートウォッチを実際に使い込んで長期レビューをお届けする。第5回目は、番外編的に音声アシスタント「Googleアシスタント」の声質を、最大のライバルである「AppleWatch」のSiriと比較してみたい。
●第1回「ジェネレーション5の意義」はこちら
●第2回「外観編」はこちら
●第3回「反応インプレッション編」はこちら
●第4回「スピーカー編」はこちら
「Googleアシスタント」と「Siri」、どっちがお好み?
前回、『フォッシル』ジェネレーション5で採用されたスピーカーについてレビューしたが、スピーカーが搭載されたということは、音声アシスタントがこちらの質問に対して音声で応答してくれるということ。 FOSSIL 『THE CARLYLE HR』は、Googleが開発した「WearOS」を搭載しているため、音声アシスタントは「Googleアシスタント」になる。そのほかのメジャーなアシスタントと言えば、『アップル』の「Siri」、『Amazon』の「アレクサ」があるが、これらの音声アシスタント、女性の声というのは共通しているものの、声色がちょっとずつ異なっている。今回は「WearOS」陣営最大のライバルたる「Siri」と声くらべをしてみたい。まずは天気について尋ねた以下の動画をご覧いただきたい。
いかがだろうか?「Siri」はゆっくり穏やかな感じの声だ。いじわるな言い方をすると、ねっとりとしていて人によってはちょっと媚びてる?と思うかしれない。実際知り合いの女性がこの調子でしゃべってきたら「ちょっと作り過ぎじゃない?」とツッコんでしまいそうだ。一方、「Googleアシスタント」はハキハキしていて情報を聞き取りやすい。アシスタントとしては個人的にこちらが好みだ。
今度は両音声アシスタントに歌をうたってもらうよう頼んでみた。結果は以下の動画をご覧いただきたい。こういうエンタメ的な使い方をするのなら、ねっとり系の「Siri」もなかなか悪くないが、「Siri」は、恥ずかしがってなかなかうたってくれない。声色のごとく、なかなかの曲者である。
スマートウォッチは音声アシスタントの声で選ぶ時代?
「音声アシスタント」登場初期は物珍しさから使うものの、3日で飽きて以後ほぼ使わなくなる人がほとんどだった。でも最近の音声アシスタントはどんどん賢くなりできることが増えてきている。腕時計に話しかける恥ずかしささえ克服すれば、かなり便利に使えるので常用している人が格段に増えている。そういう意味では、アシスタントの声でスマートウォッチを選ぶ時代が来るかもしれない。
FOSSIL 『THE CARLYLE HR』ジェネレーション5スマートウォッチ
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
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