登山をするときに、時計を着けていく人は多いのではないでしょうか。時刻を知るならふつうの時計でも良いのでしょうが、登山に特化した機能を備えるスマートウォッチを着けて行けば、高度や気温、道順など、登山に不可欠な情報を腕元で確認でき便利ですし、トレイルの記録をとることもでき、今後の登山計画に活かすこともできます。
今回は、そんな登山で役に立つスマートウォッチを10本紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
登山でスマートウォッチを使うメリット
まずは登山でスマートウォッチを使うメリットを、2つご紹介していきましょう。
登山情報を腕元で確認できる
GPS搭載モデルなら事前にルートを登録しておくと、道順を間違えた時に警告してくれたり、気圧センサーを搭載していると、気圧の変化から気候の予想までしてくれます。また、高度、気温などは、クライマーなら絶対におさえておきたい情報。登山用に作られたスマートウォッチなら、そんな必須情報をリアルタイムに腕元で取得できるんです。
ログがとれて登山状況を分析できる
スマートウォッチでは、登山情報を計測し記録できます。登山ルート、移動距離や獲得高度、消費カロリー、高度別の心拍など、さまざまな情報を測ることができるのです。登山のアクティビティ情報はPCやスマホのアプリに転送され、大画面で確認・分析が可能で、登山を振り返り次のプランニングに活かすことができます。
登山に使えるスマートウォッチは高価格なモデルが多く、金額だけみると躊躇してしまうかもしれません。しかし、様々なセンサーを備えるオールインワンのスマートウォッチは、専用機器を個別に揃えるよりもむしろ安いと言えるかもしれませんね。
登山に着けていきたいスマートウォッチ10選
CASIO PRO TREK Smart WSD-F30
出典:amazon
カシオが誇る本格アウトドアギアの『プロトレック』。その『プロトレック』のスマートウォッチが、『プロトレックスマート』です。
アウトドアウォッチに不可欠なコンパス・気圧計・高度計等のセンサーは当然完備。電波が通じない場所でもオフラインでアウトドア地図が使えるので登山に最適です。
カラー・モノクロ二層構造のタッチパネル式ディスプレイで電力消費を抑え、長い行程でも安心。落下や振動などのハードな使用に耐える構造で、信頼感あふれるモデルです。
価格:49,500(税込)
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CASIO PRO TREK Smart WSD-F20
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カシオのアウトドアスマートウォッチの『プロトレックスマート』。1モデル前の製品ですがまだまだ他モデルに比べ高機能と言えます。今なら安価に買えるのも魅力。
GPSは「みちびき」を使用していて高精度。電波が通じない場所でもオフラインでも現在位置を確認できます。
「WearOS by Google」搭載で様々なアプリケーションを追加できるのも『プロトレックスマート』の魅力。
カラー・モノクロの二層構造で視認性も抜群です。
価格:34,990(税込)
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SUUNTO9(スント ナイン)
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過酷な環境での安心感は数あるスマートウォッチメーカーの中でも随一と言えるでしょう。
「SUUNTO9」はなんと言っても耐久性能が最高クラス。マイナス30℃に2日間放置でもバッテリー性能が落ちません。
落下の衝撃への耐久性も抜群で、サファイアクリスタルの液晶は非常に傷がつきにくいという特徴があります。
コンパスメーカーの『スント』ならではの位置情報や体の向きの把握が正確なので、どちらの方向に進んでいるかが一目で分かり道に迷わない安心感があります。
価格:47,473(税込)
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SUUNTO CORE(スント コア)
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アウトドアウォッチの代名詞と言っても過言ではない『スント』の中ではエントリーモデルに属する「スントコア」の特徴は軽量で大画面なこと。しかも長時間の行程に必須なロングバッテリー。
高度・気圧・気温・コンパスといった必要な機能がしっかりと装備されていて、それを中央のボタンのみで切り替えられる簡単なボタン操作。
むしろプロの登山家にはこのスマートウォッチが最も適しているかもしれません。
地図表示はできませんが必要十分な機能が備わっていると言えるでしょう。
価格:18,725(税込)
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GARMIN Fenix 6(ガーミン フェニックス6)
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たくさんのシリーズがある『GARMIN』ですが、「Fenix6」は『GARMIN』のフラッグシップモデル。大きくて見やすいウォッチフェイスで、タウンユースにもアウトドアでも一目置かれる存在感があります。
太陽の下でも見やすいカラー液晶で日差しの強い日でも視認性は抜群です。
ベルトの交換もしやすく登山用のベルトにしたり、仕事モードにしたりを簡単にできます。
登山用途に関わらず機能豊富な高機能スマートウォッチですので、これを買っておけば間違いないでしょう。
価格:69,998(税込)
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GARMIN Instinct(ガーミン インスティンクト)
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『GARMIN』の中でも最もタフで頑丈なのが「Instinct」シリーズです。稼働時間は最大2週間。長い行程の登山にも安心のロングバッテリーです。
見やすい2ウィンドウデザインで状況把握がしやすく、高度表示やマップ表示に切り替えやすいボタン設計。
「Fenix6」に比べれば安価で、アウトドア派にはぴったりの一本です。
価格:29,800(税込)
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Apple Watch Series5(アップルウォッチ シリーズ5)
出典:amazon
スマートウォッチといえばまっ先に思いつくのがアップルウォッチではないでしょうか。iPhoneユーザーならばすでに「アップルウォッチ」を持っている方も多いのではないでしょうか。
登山用のスマートウォッチに求められるのが「ルート案内」と「耐久性」が2大ポイントだとしてルート案内に関してはアプリを自由にインストールできるアップルウォッチならばたくさんの選択肢があります。
登山アプリの中で最も利用人数が多いのが「ヤマレコ」でしょう。登山のルートを作成でき、地図のダウンロードもできます。
常時表示のシリーズ5ならば快適にルート確認できるでしょう。
耐久性・耐衝撃性を高めるにはタフケースを別途購入するのがおすすめです。
価格:50,369(税込)
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Apple Watch Series3(アップルウォッチ シリーズ3)
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上記のように「アップルウォッチ」は登山で使うのにも申し分ありません。
ただ、少し高価なのがネック、、、という方にはシリーズ3がおすすめです。
シリーズ5の半額程度で購入でき、機能的にはそれほど変わりません。
常時表示ではないので画面を出すのに少しストレスがかかるかもしれませんが、登山以外での楽しみが他のスマートウォッチとは格段に違います。
価格:25,069(税込)
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Samsung Galaxy Watch 46mm
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大きなサイズで画面を確認しやすく気圧計と標高計もついています。
ただし、スマートウォッチ画面で地図を出す機能がないのが難点でしょうか。
それでも「アップルウォッチ」と同じように様々なアプリをインストールできるのが強み。
さらにバッテリーの持ちは最大168時間と「アップルウォッチ」と比べてはるかに長いです。
スマートフォンで地図をときおり確認しながらトレッキングするといった使い方でしたらこの機種で十分と言えるかもしれません。
価格:39,727(税込)
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HUAWEI Watch GT2 46mm
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『ファーウェイ』のスマートウォッチ「GT2」。ギャラクシーと同様に地図をスマートウォッチ画面には出せませんが、高度計・距離計の画面を見ながら登山できます。道に迷う心配のない登山道ならばこの性能で十分でしょう。
バッテリーの持ちは長いので、充電が切れる心配をしないで済みます。
「GT2e」というスポーツタイプのモデルもありますが、手袋をしながらボタンを押すにはこの「GT2」の方が登山に向いているかもしれません。
価格:20,664(税込)
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どうせ登山するならスマートウォッチを着けよう
登山するならふつうの時計でも問題はありません。しかし、スマートウォッチがあれば、現在の自分の状況把握をすることができます。初めて登山しようとしている人も、登山用にスマートウォッチを買い替えようとしている人も、ぜひ参考にしてみてください。