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9月22日に発売されたM6とM5 Pro搭載の新しいMac miniは、SSDがロジックボードに直付けになり、あとから交換できなくなりました。前の世代のM4搭載Mac miniは、取り外しできるスロット式のSSDを採用していたので、方針が変わったことになります。米国時間2026年9月22日、海外メディアのAppleInsiderが伝えました。
一方で、同じ日に発売された新しいMac Studioは、スロット式のSSDを引き続き採用しています。
M4のMac miniではSSDを交換できた
Appleは長いあいだ、Macのストレージをロジックボードにはんだづけしてきました。あとから交換も修理もできない部品だったということです。流れが変わったのが前の世代で、M4搭載のMac miniと、M1・M2搭載のMac Studioは、取り外しできるスロット式のSSDを採用していました。
Appleが自分で交換することを勧めていたわけではありません。ただ、交換できないようにもしていなかったので、多くの人がこれを利用して容量を増やしていました。AppleInsiderのMike Wuerthele氏もM4搭載のMac miniでSSDを換装し、その後6か月間使い続けて、問題はまったく見つからなかったといいます。
新しいMac miniはM5 ProもM6もSSDが直付けに
ところが、Mac mini向けに大容量のSSDを販売していたExpandMacMini.comによると、新しいMac miniはSSDを交換できません。M5 Pro搭載モデルとM6搭載モデルのどちらも、ストレージのNANDがロジックボードに直付けに戻っています。
Appleが公開しているMac miniの修理用の資料は、現時点では仕様書だけです。今後、どの部品を交換・修理できるかの詳細は出てくると見られますが、SSDの交換はそこに含まれない見込みです。
新しいMac StudioはSSDの交換手順が公開されている

新しいMac Studioのほうは、Appleの修理用の資料にSSDを交換する手順が載っています。対象はM5 Max搭載モデルとM5 Ultra搭載モデルの両方です。
ただし、この手順は故障したSSDを修理で取り替えることを想定したもので、安いSSDに入れ替えるためのものではありません。資料には「SSDモジュールはMacのモデルごとに固有です。モデルに対応したSSDモジュールを使ってください」と書かれています。
構成によってはSSDモジュールが2枚入っていて、その2枚は同じものではありません。Apple純正のモジュールにはシリアル番号が付いていて、その末尾がロジックボード上の2つのコネクタのどちらに挿すものかに対応しています。
市販のM.2 SSDをそのまま挿すことはできない
Mac StudioのSSDモジュールは、パソコン用の一般的なストレージのモジュールに似ています。しかし、SSDを制御するコントローラはモジュール側ではなくApple Silicon側に組み込まれているため、市販のM.2 SSDを買ってきて挿すことはできません。AppleInsiderは、分解調査で確かめられるまではっきりしないものの、Appleが標準的な部品を使っている可能性は低いとしています。
これまでにも、非常に細かいはんだづけの作業で換装した人はいました。その後、完全な差し込み式ではないものの、それに近い形でMac Studioのスロットに挿して使える製品を出す会社も現れています。
ただし、セットアップには別のMacが必要で、Mac Studioを開けた時点で保証は無効になります。高いSSDの価格への対策として勧められるものではないとAppleInsiderも書いていますが、Mac Studioなら理屈のうえではまだ可能で、対応する部品を出す会社も出てくるだろうとしています。Mac miniでは、それもできなくなりました。
Mac miniは最初に容量を決めておく必要がある
日本で新しいMac miniを買う場合、ストレージの容量はあとから増やせないので、注文するときに決めておくことになります。新しいMac miniのレビューまとめでも紹介したとおり、M6搭載の149,800円の構成はストレージが256GBで、増やす場合の追加料金は次のとおりです。
| ストレージの変更 | 追加料金(税込) |
|---|---|
| 256GB→512GB | 36,000円 |
| 256GB→1TB | 90,000円 |
| 256GB→2TB | 180,000円 |
足りなくなったときに内蔵のSSDを交換して増やすという選択肢はないので、最初から多めに積むか、外付けのSSDで補うかのどちらかになります。
まとめ
新しいMac miniは、M5 Pro搭載モデルもM6搭載モデルも、SSDがロジックボードに直付けになりました。M4の世代ではスロット式で、自分で換装して容量を増やす人もいましたが、その方法は使えなくなります。
同じ日に発売されたMac Studioはスロット式のままで、Appleの修理用の資料にもSSDの交換手順があります。ただしモジュールはモデル固有で、市販のM.2 SSDは使えず、開ければ保証も無効になります。Mac miniを選ぶなら、ストレージは注文するときに決めておくのが前提です。
Source: AppleInsider
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