検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. Apple Watchの使い方、基礎知識
  3. MFi認証とは何か? iPhoneやApple Watchのケーブル、充電器で見るアレ

MFi認証とは何か? iPhoneやApple Watchのケーブル、充電器で見るアレ

Apple Watchの使い方、基礎知識

公開日: 最終更新日:

 

iPhoneのケーブルや充電器類、Apple Watchの充電器類を見ていると、「この製品はMFi認証を受けています」なんていうロゴを多く見かけます。

何となく「Appleも公認的な意味なのかな?」と思っている人は多いと思いますが、正確なことは知らない人も多いでしょう。

そこで本記事ではMFi認証について解説します。

MFiとは「Made For iPhone/iPad/iPod」の略称

まずMFiとは何の略なのかというと、”Made For iPhone/iPad/iPod”。

今の時代にiPodて!と思うかもしれませんが、iPodが流通していた時代からあった言葉で、簡単にいえば「この製品はApple社がiPhone/iPad/iPodに使える性能があると認めますよー」と認証した証のようなものです

つまりMFi認証のある製品は「Apple社に認定された製品」ということで、安全に利用できることを意味しています。

Apple公式サイトのヘルプページに掲載されている、本物のマークは以下のようなものです。

なお、少し古いバージョンだと、以下のようなマークの可能性もあるとのこと。

この2パターンが正式なマークということですね。

Apple Watchの場合も「MFi」認証?

いま上でMFiは”Made For iPhone/iPad/iPod”の略称という話をしましたが、ここにApple Watchは入っていませんよね。

ではApple Watchにはどのような認証があるのかというと、下記のようなロゴでMFiと同様の認証がされています。

こちらにも別のバージョンがあるようで、下記のようなマークの可能性もあります。

こちらはApple公式サイトでも販売実績のあるBelkinの製品に付いていたロゴになります。

また、Appleの公式サイトでは下記のようなマークも見かけました。

こちらではiPhoneやiPadとApple Watchが同列に並んでいますね。

なお、Made for Apple Watchなら略称は「MFA」じゃないのか……という疑問がありますが、慣例的にApple Watchの上記の認証も「MFi認証」と呼ばれることが多いようです。

いずれにせよ、このマークがあったら安心というわけですね。

MFi認証のない製品のリスクとは?

一方で、MFi認証のないアクセサリの使用には様々なリスクがあります。

具体的に挙げると以下のようなものです。

・まともに使えない(充電ができない)

・「このアクセサリは使用できません」などのエラーメッセージが出てしまう

・充電できても充電速度が遅い

・ケーブルの場合、データの転送ができない・遅い

・接続することでiPhone、iPad、iPodが故障する

・接続することでそのアクセサリーが故障する

・発火やショートが起こる

……といっても、そこそこ有名なブランドの製品でも、MFi認証がないこともあるので、全ての製品で必ず上記のような事態が起きるわけではありません。

ただ、認証のない製品では、こうしたリスクが上がることは理解しておいたほうがいいでしょう。

MFi認証の調べ方とは?

MFi認証の有無を確認する方法として、以下の2つがあります。

・製品の本体やパッケージにMFi認証のロゴや刻印がないか確認する

・Appleの公式サイトで製品名を検索する

2つめの方法については、Accessory Search – MFi Licensee Appというウェブサイトがあるので、そこで「Model」(型番)「Brand」(ブランド名)「UPC/EAN」(JANコード)などから検索する事が可能です。

気になる人はチェックをしてみましょう!


●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!

当サイトのおすすめ記事のリンク


そのほかApple Watchやスマートウォッチ関連の記事はこちらをクリック!

スマートリングの関連記事はこちらをクリック!


※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. IKEAがMatter対応の新スマートホーム製品を21点発表。グローバルサイトで公開された次世代シリーズの全貌

  2. 米Forbesが「2025年ベストスマートウォッチ」を発表。専門メディア視点でランキングの妥当性を考察

  3. Gmail「POP受信」2026年1月終了!Xserverなど外部メール利用者が取るべき【4つの対策】を徹底解説

  4. ChatGPTに西洋占星術の結果を分析させると「当たりすぎて怖い」? その“的中感”の正体を徹底解説

  5. Galaxyスマートウォッチが今年最大級の値下げ! Amazon&楽天ブラックフライデー2025で最新モデルが勢ぞろい

  6. スマートホームを支える共通規格「Matter」とは?仕組みとメリットをやさしく解説

  7. 【Amazonブラックフライデー2025】スマートウォッチが続々値下げ! 人気ブランドの最新セール情報まとめ(編集部調べ・11月30日更新)

  8. スマートリング市場は2025年に400万台規模へ。Omdia調査が描く「次世代ヘルスエコシステム」の姿とは

  9. Apple Watch Series 10の整備済製品が追加!12月5日13時の最新在庫まとめ

  10. スマートリングの次は“耳”へ。米国で血流トラッキング搭載のスマートイヤリングがデビュー

   

NEW CONTENTS

  1. Gmail「POP受信」2026年1月終了!Xserverなど外部メール利用者が取るべき【4つの対策】を徹底解説

  2. ウェアラブルデバイスで“飲酒”を検知。日本行動医学会で研究成果を発表――健康管理は「客観データの時代」へ

  3. 高市首相の過去動画が再び火種に。TP-Linkルーター“乗っ取り”問題は実害か過剰反応か—専門情報で読み解く

  4. 村田製作所がCES 2026で“次世代スマートリング技術”を公開へ。国内外メーカーを支える基盤技術として注目

  5. Apple Watchの「転倒検出」が登山者を救助。視界ゼロのまま山肌を滑落した男性を救った“最後の頼り”とは

  6. Apple Watchの「高血圧パターンの通知」の使用説明書を徹底解説。日本版とグローバル版の違いも

  7. 最高級プエブロレザー使用の「ゴールドマイニング・Apple Watchレザーバンド」が発売。イタリア革 × 日本職人の新シリーズ

  8. スマートリング市場は2025年に400万台規模へ。Omdia調査が描く「次世代ヘルスエコシステム」の姿とは

  9. Apple Watch Series 10の整備済製品が追加!12月5日13時の最新在庫まとめ

  10. 米Forbesが「2025年ベストスマートウォッチ」を発表。専門メディア視点でランキングの妥当性を考察