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Apple Watch Ultra 2と初代の違い8点を専門サイトが解説!【動画レビューあり】

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公開日: 最終更新日:

 

9月13日のAppleの新製品発表でお披露目されたApple Watch Ultra 2。

昨年に発売された初代モデルに続く、2代目のApple Watch Ultraになります。

注文受付はすでにスタートしており、9月22日(金)より販売がスタートします。

価格は128,800円(税込)となっています!

多くの人が気になるであろう、「昨年のモデルから何が進化したのか?」というポイントをまとめました!

なお実際の操作感などは、下記のレビュー動画も参考にぜひ。

①新しいS9 SiP搭載でパフォーマンスが大幅向上

こちらはApple Watch Series 9と同じ進化。

早い話が内部の性能が非常に進化たことで、パフォーマンスが大幅向上した……という話です。

Apple Watch Ultra 2では最新SiP(システム・イン・パッケージ)の「S9」搭載。

内部を再設計することにより、CPUは初代よりも60%多い56億ものトランジスタを搭載。

また4コアのNeural Engineを搭載し、機械学習関連タスクを2倍高速化したとのことです。

動作の軽快さやアニメーションやエフェクト表示の滑らかさなどが進化したといえます。

②新しいダブルタップのジェスチャーで各種操作が可能に!

こちらもApple Watch Series 9と同じ進化。

親指と人差し指を合わせる「ダブルタップ」というジェスチャーで様々な操作が可能に。

具体的にできる操作は以下のようなもの。

・タイマーの停止
・音楽の再生と一時停止
・アラームのスヌーズ
・電話の応答や終了
・iPhoneのCameraのリモートシャッター
・文字盤からスマートスタックを開く(もう1回ダブルタップするとスタックのウィジェットをスクロール)

かなり色々な操作ができますね!

反応が良ければ、これは使う人は増えるかもしれません。

なお、この新しいダブルタップのジェスチャーは、Apple Watch Ultra 2に搭載されたNeural Engineの新しい機械学習アルゴリズム処理により実現。

人差し指と親指でダブルタップをするときの、わずかな手首の動きと血流の変化による独特なサインを検出することで、この仕組みが可能になっているそう。

ダブルタップのジェスチャーは、「来月のソフトウェアアップデートで利用できるようになります」との記載があったので、もしかしたら初代のApple Watch Ultraでもソフトウェアアップデートで使えるのかもしれません。

③より明るいディスプレイ

ディスプレイの最大輝度は、第1世代のApple Watch Ultraよりも50パーセント明るい3,000ニトに。

Appleがこれまでに設計した中で最も明るいディスプレイとなり、強い日差しの下での読みやすさが向上します。

暗い部屋や早朝の場合、近くにいる人の邪魔にならないように、ディスプレイの明るさをわずか1ニトまで下げることもできます。

また、フラッシュライトも新しいディスプレイアーキテクチャの利点を活用し、Digital Crownを回すと一時的にディスプレイの明るさが2倍になるので、道をより明るく照らすことができます。

④「モジュラーUltra」文字盤が新登場

Apple Watch Ultraのために設計された新しい文字盤「モジュラーUltra」は、大きなディスプレイを活用し、秒数、高度、深度などのリアルタイムのデータを外側のエッジ付近に表示します。

これはAppleのデジタル文字盤の中で最も多いコンプリケーションを提供し、スポーツ、アウトドアの探検、海や水上・水中のアクティビティに合わせてカスタマイズできます。

ナイトモードは環境光センサーを活用し、暗い場所で自動的に起動します。

こちらはソフトウェアアップデートで初代のApple Watch Ultraで使えるようになりました。

⑤ネット接続不要のSiri利用で高速&正確な処理が可能に

Wi-Fiや携帯電話ネットワークへの接続不要で、Siriへのリクエストがデバイス上で処理できるようになりました。

ワークアウトの開始やタイマーの設定など、インターネットからの情報を必要としないリクエストの場合、よりすばやく、より信頼性の高い応答が得られます。

また、パワフルなNeural Engineにより、音声入力の精度が最大25パーセント向上。

またSiriを使ってヘルスケアアプリのデータにアクセスして、健康やフィットネスに関する質問をすることも可能になりました。
たとえば、前夜の睡眠時間やアクティビティリングの完成に向けた進捗、またはモニター機器を接続している場合は血糖値についてSiriに聞くことができます。
また体重、月経、服用した薬などの健康データの記録をApple Watch Ultra 2のSiriにリクエストすることもできます。

⑥iPhoneの「正確な場所を見つける」機能が新登場

※こちらは規制の関係で日本では使用できないそうです!

Apple Watchを使ってiPhoneを見つける、という人気の機能が進化。

S9 SiPには第2世代の超広帯域無線(UWB)チップが搭載されており、「正確な場所を見つける」機能を使うことで、同じチップを搭載したiPhone 15ファミリーを探すことが可能に

「正確な場所を見つける」機能は、例えば別の部屋にiPhoneを置き忘れた場合でも、iPhoneまでの距離と方向を教えてくれるうえ、視覚と触覚と音声のガイダンスを提供してくれるそうです。

またUWBにより、Apple WatchとHomePodの連係を強化。

オーディオ再生中のHomePodの4メートル以内にApple Watchユーザーが近づくと、Apple Watch Ultra 2は「再生中」を起動してメディアをコントロールが可能になります。また、HomePodで何も再生していない時は、スマートスタックの一番上にメディアの提案が表示されます。

⑥カーボンニュートラルのオプションを選択可能に

Apple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2、Apple Watch SEの一部のケースとバンドの組み合わせは、Appleで初めてのカーボンニュートラル製品に。

具体的には、Apple Watch Ultra 2は新しいトレイルループまたはアルパインループと組み合わせるとカーボンニュートラルになります。

そして新しいApple Watchのトレイルループとアルパインループのバンドはすべてカーボンニュートラルであり、再生素材が30パーセント以上含まれています。

またApple Watchのパッケージは100パーセント繊維ベースになるように再設計されています。

⑦新色のバンドが登場

新色のバンドとして、アルパインループ(ブルー、インディゴ、オリーブ)、トレイルループ(オレンジ/ベージュ、グリーン/グレイ、ブルー/ブラック)、オーシャンバンド(ブルー、オレンジ)が用意されています。

⑧初代より4000円の値上げ

SEは値下げしたものの、Ultraの価格は初代より4000円高い128,800円となりました。

進化というか、これは値上げですね(泣)。

元から価格が高いモデルなので、上げ幅自体は少ないですが、4000円値上げというのは結構大きいですね。

初代のApple Watch Ultraから変わっていないポイント

見た目(デザインと外観)やサイズ

見た目についての進化は特に言及がなかったので、初代から特に変化はないものと思われます。

49mmのみというサイズ展開も同様で、これまで発売されたバンドも使い回せる点は嬉しいポイントといえます。

1日36時間のバッテリー

バッテリーの持続時間は1日36時間と明記されていたので、これも進化はありません。

なお低電力モードを使えば持続時間を72時間と倍にできる点も同じです

初代のApple Watch Ultraから大きな変化なし…?

……という感じで進化のポイントをまとめてきましたが、「細かな変化はいろいろあったけど、前とあまり変わってなくない……?」とも感じます(笑)。

処理能力が大幅進化していそうな点は魅力ですが、Apple Watch Ultraの使い勝手が大幅向上しそうな新機能は特に無いので、1年前の初代Ultraからの買い替えは必要ないかもしれません。

ただ、Apple Watchは新しいシリーズが発売されると過去のシリーズはApple公式サイトや公式店舗では購入不可に。

はじめてApple Watch Ultraを買う方は、今のタイミングでUltra 2を購入しても全く問題ありません。

安く買いたい方は家電量販店や通販サイトで値下げされて残っているUltraを探したり、整備済製品を狙ったりしてもいいでしょう。

Apple公式サイトからの購入・検討は下記からどうぞ!

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