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スマートウォッチでわかる! 脈拍数が示す健康リスクとその改善法

スマートウォッチの使い方、基礎知識

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最も手軽に測れて健康状態がわかる指標、それが「脈拍」

あなたは「自分は健康だ」と感じるとき、どんな指標を参考にしていますか?
血圧、体重、胴囲、健康診断の数値――どれも大切なデータですが、毎日確認するのは難しいですよね。

そこで注目したいのが「脈拍数(心拍数)」です。
実は脈拍こそが、簡単に測定できて健康リスクも見える、非常に優れた健康指標なのです。

脈拍数は時計があればすぐに測れますし、スマートウォッチを使えば24時間自動で記録することも可能です。


(資料:NHKで放送された「トリセツショー・脈拍の取説」より)

脈拍数の正常範囲と危険水域

脈拍数は日々の活動や精神状態によって変化します。
とはいえ、自分の健康状態の目安としては「起床直後の安静時の脈拍数」が基準になります。

帝京大学の大久保孝義教授(NHK「トリセツショー」出演)によれば、

・70回/分を超えると注意が必要
・80回/分を超えると肥満や突然死のリスクが上昇

とのことです。

心拍数が高すぎると、心臓や血管への負担が大きくなり、不整脈や心筋梗塞、動脈硬化、脳卒中、さらには認知症のリスクまで高まります。

また、脈拍が常に100を超える、または50を下回る場合は、すでに心臓の異常が疑われることもあります。

脈拍数を下げるにはどうすればいい?

安静時の脈拍数が低い人ほど、循環器系のリスクが少ないとされています。
では、脈拍数を下げるにはどんな方法があるのでしょうか。

もっとも効果的とされているのが「ヨガの呼吸法」です。

深い呼吸は副交感神経を優位にし、交感神経の緊張をやわらげます。
中でも「ハミングビーブレス」と呼ばれる呼吸法が効果的とされています。

・耳と目を手でふさぐ
・「ん〜」という音を出しながらゆっくり息を吐く

この呼吸を5分ほど続けるだけで、リラックス効果が高まり脈拍数が自然と下がります。

スマートウォッチで「測る」「下げる」がもっと簡単に!

最近のスマートウォッチには、24時間心拍数を記録できるモデルがほとんど。
毎日の平均値や安静時の心拍数が一目で分かるのはもちろん、心拍の急上昇やリズム異常を検知する機能もあります。

Apple Watchの「心臓」アプリでは、リアルタイムの心拍数を確認可能。
また、「心電図」アプリでは心拍のリズム異常も検知してくれます。

さらに、多くのスマートウォッチには「呼吸」や「マインドフルネス」アプリが搭載されており、先述したような深呼吸をナビゲートしてくれます。

ヨガや呼吸法の習慣化も、スマートウォッチがあればより簡単です。

まとめ:脈拍を意識して、スマートに健康管理を

これまで心拍数を測ってはいたものの、どう活かせば良いかわからなかった方も多いのではないでしょうか。

脈拍数は、血圧や体重と並ぶ重要な健康指標。
特に安静時の心拍数は、自分の体の状態を知る大きなヒントになります。

50代を迎えた今、スマートウォッチでの心拍数モニタリングに加え、呼吸法などのリラックス習慣を取り入れ、より健康的な生活を心がけていきましょう。

●ライター 杉本陽介
スポーツ好きアラフィフ男子。常にスマートウォッチを両腕に着け、1日12,000歩を目標にしている。

 

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