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ウェアラブルEXPOで見た、スマートウォッチの技術をビジネスに活かす各企業の取り組みとは。

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第9回ウェアラブルEXPO

最新のウェアラブル端末から、活用ソリューション、AR/VR技術、最新ウェアラブルデバイス開発のための部品・材料まで、ウェアラブルに関する様々な情報を直接体感することができる展示会「ウェアラブルEXPO」。
今年で9回目となる開催は1月25日(水)より1月27日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催されています。

最新のスマートウォッチの展示というよりも、「スマートウォッチでできる技術をどのようにビジネスの世界で活かしていくか」ということについて、様々な企業が自社製品やサービスを展示し来場者に提案するイベントです。

スマートウォッチ関連のサービスを提案しているいくつかのブースに来訪しましたので簡単にご紹介します。

POLAR(ポラール)


心拍センサーの分野では世界トップレベルで、特にランナー達に人気の高いポラール。
ウェアラブルエキスポの入り口を入ったら、まずは目に飛び込んでくるのがこのポラールのブースです。

ポラールの現行製品の展示も多く、スマートウォッチだけでなく、上腕につける心拍センサーや胸につける心拍センサーの展示もありました。

ポラールからの提案としては、「従業員の健康を一括管理」できるサービスである「Polar Flow for Coach」を使って従業員の健康管理を推進することです。
全体の活動データをまとめて一括管理でき、クラウド管理でどこからでもアクセス可能な「Polar Flow for Coach」は、個人個人にポラールの端末をつけてもらい、プライバシーに配慮した運動データをセンターで管理して、従業員の健康へのアドバイスを行うことができます。
実例としては、物流ドライバーの体調と運行を見守り、運転事故につながる危険要因を察知して未然に事故を防ぐ取り組みをしています。

下記の画像は、同じエリアにいるメンバーの心拍数や運動強度を同期して、モニターに一括表示する機能です。
フィットネスクラブやスポーツチームでの応用ができそうです。

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TIC WATCH(スパーキークリエイト)


中国企業のMOBVOI(モブボイ)が発売するTicWatchはWearOS搭載のスマートウォッチとして、多くのユーザーから人気を集めています。
現状での最新モデル「Ticwatch Pro 3 Ultra GPS」 や「Ticwatch E3」 などが展示されていました。

ただ、日本での販売代理店であるスパーキークリエイト株式会社では、会社単位で社員の安全支援のための提案も大事にしたいと話されていました。

すぐ近くで出展している大興電子通信のブースで提案している「自立分散型スマートウォッチ 作業者支援システム」はTicWatchの端末を使用したサービスで、工場作業者などの心拍数や歩数や動作を見守り、作業効率の改善に活かしていくそうです。

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GUIDER(台湾パビリオン内)


マーケットでは販売されていないけれども、高い技術を持った海外企業もたくさん出展していました。
台湾パビリオン内にある「GUIDER」もその一つ。
「糖尿病患者向け、AI血糖値曲線予測スマートウォッチ」を展示して注目を集めていました。
実際の採血も必要ではありますが、スマートウォッチをつけることによる毎日の変化とAI学習を組み合わせて、血糖値の上昇や低下と変化幅を予測できるそうです。

ほかにもたくさんのサービスや製品が展示されていました。
ますます高度化して健康管理に役立つスマートウォッチの市場はまだまだ発展していくことが確信できました。

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