『Mac Fan』が雑誌の定期刊行を終了へ。2026年5月号をもってメディア新体制へ移行

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Apple専門誌として長年親しまれてきた『Mac Fan』が、雑誌の定期刊行を終了し、新たなメディア体制へ移行することが発表されました。

発表によると、雑誌『Mac Fan』は2026年5月号(2026年3月27日発売)をもって定期刊行を終了。今後は、Webメディアを中心に、コミュニティ活動や不定期刊行のムック・書籍を組み合わせた、新しいメディアブランドとして展開されます。

約32年の歴史を持つApple専門誌が大きな転換

『Mac Fan』は1993年に創刊。MacをはじめとするApple製品の進化とともに歩み、初心者から上級者まで幅広いユーザーに向けた解説記事や特集で支持を集めてきました。

今回の決定は、単なる休刊ではなく、メディアとしての形を再定義するための転換と位置づけられています。

運営元であるマイナビ出版は、「出版の枠を超えて、読者とのつながり方を根本から再定義する」ことを掲げており、『Mac Fan』もその方針のもと、新体制へ移行するとしています。

今後の『Mac Fan』を支える3つの軸

新体制の『Mac Fan』は、以下の3つの軸で活動を展開していくとしています。

1. デジタル領域での即時性と双方向性の強化
Webメディア「MacFan Portal」を情報のハブとし、より鮮度の高い情報発信を強化。読者との距離が近い、双方向的なメディア運営を目指します。

2. 体験と場の創出
2025年11月に開催された「Mac Fan Fes.2025.11」のようなリアルイベントを重視。編集部と読者、また読者同士が交流できる場を積極的に創出していくとしています。

3. 紙媒体の価値の再定義
定期刊行は終了するものの、紙ならではの保存性やモノとしての魅力を活かし、テーマを厳選したムックや書籍を不定期で刊行する方針です。

「媒体の形は変わっても使命は変わらない」

『Mac Fan』編集長の笹本貴大氏は、
「AppleとAppleファンの橋渡し役となり、わかりやすく、楽しく、面白いコンテンツを作るという使命は変わらない」
とコメントしています。

紙媒体からデジタル、コミュニティへと重心を移す今回の決断は、Apple専門メディアに限らず、テック系メディア全体にとっても一つの象徴的な出来事と言えそうです。

定期購読者への対応について

現在、雑誌『Mac Fan』の定期購読を契約している読者に対しては、未送本分の購読料を返金する対応が取られます。

詳細については、対象者へ個別に案内が行われる予定とされています。

今後の『Mac Fan』が、Web・リアル・紙を横断したどのようなメディア体験を提供していくのか、注目が集まります。

Source:Mac Fan 公式サイト

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