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スマートウォッチに“画面なし”モデルが流行の兆し? 静かに進化する次世代ウェアラブル

コラム・業界分析

公開日: 最終更新日:

スマートウォッチ=通知を見る、画面を操作するもの……そんな常識が変わろうとしています。
近年、“スクリーンレス”や“非通知型”といったコンセプトを掲げた新しいスマートバンド・ウェアラブルデバイスが続々登場しています。

本記事では、ポラールが発表した全く新しいコンセプトのリストデバイスを中心に、話題のAmazfit Helio Strapや、世界唯一の「摂取カロリー自動計測」が可能なHEALBE GoBe Uまで、画面に依存しない次世代ウェアラブルの最新動向を紹介します。

POLAR Loop:画面も通知も持たない“スクリーンレス”という選択

一般発売:2026年2月5日 / 価格:29,700円(税込)

ポラールが送り出した「POLAR Loop」は、液晶画面や通知機能を一切搭載しない、スクリーンレス設計のリスト型ヘルスケアバンドです。

活動量・心拍・睡眠を24時間バックグラウンドで自動記録し、データはユーザーが必要なときだけアプリで確認するという思想。“見せない”“鳴らさない”ことを前提に設計された、これまでのスマートウォッチとは明確に異なるアプローチが特徴です。

2025年末に実施されたMakuakeでの先行販売では、応援購入総額900万円、目標金額の1801%を達成。その反響を受け、2026年2月に正式に一般発売されました。

サブスクリプションは不要で、最大約8日間のロングバッテリーを搭載。リストバンド込みで約29.5gと軽量で、日常生活の中で装着していることを意識させない着用感も大きな魅力です。

スマートウォッチにありがちな「通知疲れ」や「画面を見る回数の多さ」から距離を置きつつ、健康データだけは確実に残したい。POLAR Loopは、そうしたニーズに真正面から応える存在といえるでしょう。

詳しい仕様やコンセプトについては、以下の記事で詳しく解説しています。

【あわせて読みたい】ポラールのスクリーンレス健康バンド「POLAR Loop」が一般発売。Makuakeで1801%達成の注目モデル

Amazfit Helio Strap:リスト型で胸部モニター並みの高精度

価格:15,900円(税込)

アマズフィットの新型スマートバンド「Helio Strap」は、画面こそあるものの、心拍測定精度に特化した設計により「見る」より「測る」を重視したモデルです。

・新技術「5PDデュアルライト」+AIにより、胸部ストラップ並みの心拍精度を実現
・最大10日間のバッテリー(24時間心拍モニタリング中でも)
・27種のスポーツモードに対応、リカバリー指標「BioChargeスコア」表示
・サブスクリプション不要で主要機能がすぐ使える

この製品も、「アプリで見る前提」を基本としつつ、計測に徹するストイックさが特徴。通知機能よりも“正確な記録”を求めるユーザーに向けた設計です。

詳しい紹介記事はこちらです。

Amazfitの最新モデルが日本上陸! ゴルフ対応の「Balance 2」や高精度バンド「Helio Strap」など3製品を同時発売 

HEALBE GoBe U:カロリーを自動計測する“見えない”デバイス

発売日・価格:未定(2025年発売予定)

ヘルステック企業HEALBEが開発したGoBeシリーズの次世代モデル「GoBe U」は、従来モデルGoBe3の機能はそのままに、より軽量で快適な装着感を実現。

最大の特徴は、世界で唯一「摂取カロリーを自動計測できる」スマートバンドである点です。画面を見る必要がなく、食べたものを記録しなくても栄養管理ができるという、従来にはない画期的なデバイスです。

・摂取カロリーを自動で可視化
・ストレスや睡眠の測定精度も向上
・バッテリーや価格の詳細は今後発表予定

GoBe3を解説した記事はこちら

Garminも参入、画面を持たない“睡眠専用”ウェアラブル

こうした“画面なし”デバイスの流れは、スマートリングだけでなくスマートバンドの新しい形にも波及しています。

その代表的な例が、Garminが2025年8月に発売を予定している「Index Sleep Monitor」です。

この製品はディスプレイを持たず、上腕に装着するアームバンド型のデバイスとして設計されており、まさに「寝ること」に特化した設計が特徴。

重量は本体14.5gと非常に軽量で、バンド部分もナイロンとスパンデックス素材を採用するなど、長時間の装着でも違和感を感じにくい設計です。

Garmin独自のセンサー技術により、睡眠サイクル、ストレス、HRV(心拍変動)、皮膚温、呼吸変動などを計測可能で、データはスマートフォンアプリ「Garmin Connect」上で確認。起床タイミングを振動で知らせるスマートアラーム機能や、女性向けの月経・排卵日予測にも対応しています。

睡眠中のウェアラブル着用に抵抗があった人や、ディスプレイの光や重量が気になっていた層にも、非常に魅力的な提案といえるでしょう。

【あわせて読みたい】Garmin初のアームバンド型睡眠モニター「Index Sleep Monitor」が8月発売! 睡眠の“質”を可視化する新ウェアラブル – Smart Watch Life

【番外編】決済すら“見ない”という選択。WRIST PAY BLACKというウェアラブル

「画面を見ない」「通知に縛られない」という流れは、健康管理デバイスだけでなく、キャッシュレス決済の領域にも広がりつつあります

その象徴的な存在が、楽天Edy対応のウェアラブル決済デバイス「WRIST PAY BLACK」です。

WRIST PAY BLACKは、スマホも財布も取り出さず、手首をかざすだけで支払いが完了する決済特化型のウェアラブル。ディスプレイや通知機能はなく、「見る」という行為そのものを前提にしていません。

・画面なし、通知なし
・充電不要で電池切れの心配なし
・必要な分だけ電子マネーをチャージして使うシンプル設計

健康データを“バックグラウンドで測る”スクリーンレスバンドと同様に、WRIST PAY BLACKも「意識させないテクノロジー」を体現したプロダクトだと言えるでしょう。

ランニングや散歩、近所のコンビニ、アウトドアやフェスなど、身軽さを重視したいシーンでは特に相性が良く、スマートウォッチとは異なる価値を提供します。

詳しい仕組みや使用感については、以下の記事で詳しく解説しています。


手首で支払う新体験。楽天Edy対応・充電不要のウェアラブルデバイス「WRIST PAY BLACK」とは

“見ない”からこそ得られる健康のかたち

スマートウォッチは、これまで「見る」ことが基本でした。しかし今、通知疲れやスマホ依存に対する反動として、“見ないこと”が価値になる時代に突入しつつあります。

スクリーンレスのポラール、超精度のAmazfit、そして食生活すら“自動記録”できるHEALBE……いずれも共通しているのは、「人間らしい感覚」と「テクノロジー」の新しい融合です。

日々の暮らしをより自然に、ストレスなく、健康的にする新世代ウェアラブル。これからは“画面を見ない”スマートウォッチが、ひとつの新常識になるかもしれません。

関連記事

世界唯一の「摂取カロリー自動計測」機能! HEALBE GoBe3の仕組みと実力を徹底解説
画面を見なくても食事管理ができる、画期的なウェアラブルを詳しく紹介。

Polarのスマートウォッチ・ウェアラブル製品ラインナップまとめはこちら
心拍計測に強いPolarの最新モデルをシリーズ別に整理。

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