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【使用レビュー】 AI搭載レコーダー「Mobvoi TicNote」で録音&文字起こしが驚くほど快適に!

NEWS

2025.07.30

録音から原稿作成まで、これ1台でだいたい完結してしまう……

そんな理想を叶えるAIレコーダーがMobvoiの「TicNote」です。

筆者自身が実際にクリエイターへの1時間の取材などで使用し、その威力を体感しました。

録音精度はもちろん、録音後の文字起こし、要約、整理、そしてアイデアの記録まで、驚くほどスムーズなワークフローを実現してくれるデバイスでした!

Mobvoi TicNoteとは?

Mobvoi TicNoteは、AIエージェント搭載のインテリジェント録音デバイスです。

録音ボタンを押すだけで即座に記録開始。録音終了後はスマホアプリに自動で転送され、文字起こし・要約・タグ付けまでが一気に完了します。

なおMobvoiはGoogleの出資でも知られる巨大なブランドで、世界展開するスマートウォッチは日本でも人気。

怪しいブランドの製品ではなく、非常に信頼度の高いブランドの製品です。

ボタンは左側の録音モードの切替ボタンと、右側の録音開始&電源ボタンのみ。カードサイズでメチャクチャ薄いです!

使い方は、スマホとペアリングして、TicNoteのアプリをスマホに入れてしまえば、あとは録音ボタンを押すだけ。

録音を終了すると、自動でデータがスマホに転送され、要約や文字起こしもワンタップで指示ができます。

ほかのアプリを立ち上げているときも、データ転送や文字起こしの作業を続けてくれるのも非常に便利です。

スペック概要

・サイズ:86×55×3mm(クレジットカードサイズ)
・重量:29g
・録音時間:約25時間(連続使用)
・記録容量:64GB+クラウドストレージ
・AI:GPT-4o、GPT-4o-mini、DeepSeek-R1搭載
・価格:24,999

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実際に使って驚いた6つの魅力

1. 1時間の取材が数分で要約記事に

TicNote最大の魅力のひとつが「要約力」です。

筆者がアーティストに行った1時間超のインタビューを録音したところ、TicNoteはその音源を自動でペアリングしたスマホに転送。

たいした時間もかからず、500文字程度のコンパクトな要約として瞬時にアウトプットしてくれました。

ようやく画面の一部。何を話したのかの論点はかなり正確に要約されていた

全文の文字起こしでは細かな誤字脱字が結構ありましたが(これは一般的な文字起こしサービスも同様です)、話の要点や流れは極めて正確

記事の構成を考えるうえで非常に有用で、「この発言を軸にしよう」と判断する指針になります。

特に、企画段階や構成ラフを練るときに大幅な時短になると感じましたし、「インタビューの内容を500字にザックリまとめる記事や報告書」などであれば、ほぼ手間ゼロで記事を作成できるはずです。

2. 気になる部分を即再生できる快適さ

実際の文字起こしの一部。誤字脱字はけっこうあるが、話者の区別もしてくれて、時間の部分をタップするとその部分が再生されるのが超便利!

録音データから文字起こしされたテキストの該当部分をタップするだけで該当箇所の音声が再生されるという設計は、想像以上に便利です。

会議や取材のなかで「この発言もう一度確認したい」という瞬間は多々ありますが、その都度巻き戻しや手動検索をする必要がありません。

テキストと音声のリンクが直感的で、重要部分の聞き返しが劇的にラクになります。

文字起こしに不正確な部分はあっても、その部分をタップして聞き返せば書き直せるので、丁寧な全文文字起こしを作りたい場合も大幅な時短になるでしょう。

3. 会議・取材・講演メモにも万能

書籍製作についてのWEB会議をオンラインで行った音源の要約。要点がキレイにまとめられていて感激!

筆者はインタビュー取材で使用しましたが、議事録の作成、セミナーの記録、講演内容の要約などなら、TicNoteですべて完結しそうだなと感じました。

録音→スマホへ転送→文字起こし→要約→までがほぼ自動化されており、録った音声をすぐに活用できる状態へと変換してくれます。

「会議の内容を要約して上司に伝えねばならない」「セミナーで聞いた内容をザックリ共有したい」などの用途にはメチャクチャ便利でしょう。

4. 思いつきを寝転びながら記録できる自由さ

最近はスマートウォッチのレビューの下書きもTicNoteに話しかけて作成しています

音声メモ機能は「座ってパソコンに向かわなくても思考をアウトプットできる」のが大きなメリット。

寝転びながら、あるいは散歩中にふと浮かんだアイデアをそのまま口に出して記録できます

TicNoteは録音だけでなく、その思考の断片をすぐに文字起こしし、後からまとめ直す素材としても活用できます。

タイピングが面倒なときこそ真価を発揮するガジェットです。

実はこのレビュー記事の下書きも、ベッドに寝転びながらTicNoteに話しかけて作成しました(笑)。

5. 専用機ならではの録音性能と設計

スマホの背面にマグネットでくっつけて通話を録音することも可能(専用の録音モードあり)

スマホの録音アプリとは一線を画すのが、TicNoteの専用マイクとノイズリダクション性能

3つのMEMSマイクと独自の音声最適化アルゴリズムにより、会議室のような広い空間や、ざわついた場所でもクリアな音質で録音が可能です。

さらに、MagSafe互換のマグネット機能でiPhone背面にピタッと装着できるため、スマホと一体型ICレコーダーのようにも使える自由度の高さも魅力です。

最近はスマホでも録音+文字起こしをできる機種が出てきていますが、録音精度の高さと、作業を別デバイスに任せられる便利さを考えると、スマホで文字起こしができる人にも利用価値は大いにありそうです。

料金は? 無料でも十分に使える

こうした文字起こしデバイスやサービスは、一定の料金がかかるのが普通です。

ただこのTicNoteは、月300分のAI機能は無料で提供されているため、使用頻度が高くなければサブスクなしでも十分活用可能です。

なおプロプラン(2,000円/月または13,000円/年)では、毎月1500クレジットが付与され、以下のような機能が使えます。

・文字起こし・要約:1分=1クレジット

・フラッシュチャット:1セッション=1クレジット

・ディープシンク:2クレジット/ディープリサーチ:10クレジット

たとえば、30分の会議録音を月10回行う人なら、プロプランを検討してもよいでしょう(筆者は検討中です!)。

まとめ:記事を書く人にも、会議メモにも。思考を逃さない最強ツール

Mobvoi TicNoteは、録音から文字起こし・要約・思考整理までを一台で担うAIパートナー。日々の取材や会議、ひらめきの記録に最適です。

「録音したけど聞き返すのが面倒」「文章にまとめる時間がない」そんな悩みを一気に解決してくれる、手放せないガジェットになるでしょう。

昔ながらのICレコーダーを使っている人や、録音と文字起こしを仕事で行う機会がある人には非常にオススメなデバイスです!

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