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運動量、睡眠の質がガタ落ち・・・スマートウォッチがあぶり出すテレワークの過酷な現実

NEWS

2020.08.01

コロナ

ものぐさ人間も危機感を覚えるテレワーク化の運動不足

 新コロナウイルスの感染が拡がる前から、原稿は自宅で執筆することが多く、移動量は少ない方でした。その少ない移動時も極力運動しない方針で生きてきました。目的地の近くに駐車場がない場合や、駐車代が信じられないぐらい高い場合を除いて(都内中心部では駐車代が1時間2000円を超える地域も普通に存在します)、移動はできる限りクルマで行い、自宅から徒歩3分のコンビニに行くときだって電動自転車のアシストを最大にして、汗をかかずに効率的に移動しています。皇居の周りをランニングしている意識の高い人から見れば不摂生な生活と映るかもしれませんが、できるだけスマートで効率的に行動しているつもりです。そんなメンタリティの持ち主である著者も流石に今の現状はマズイと感じています。4月7日に発令された新コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言後、明らかに体調を崩しているのです。体が重く、頭もスッキリしません。その原因は運動不足や生活習慣の乱れにあるのではないか、そう考えた著者は、スマートウォッチが計測したアクティティデータを見て愕然としたのです。

すべての指標が過去最低を記録。テレワークの影響は甚大だ

 著者は仕事柄様々なスマートウォッチを日替わりで着けていますが、各メーカーの独自アプリを活用するとともに、「iPhone」にデフォルトで入っているアプリ「ヘルスケア」にデータを集積しています。その「ヘルスケア」で運動量のもっともわかりやすい指標である歩数を見てたところ、やはり緊急事態宣言化にある4月、5月で急降下。とくに5月(5月1日〜24日)の平均歩数は3,320歩と過去最低を記録しています。年平均でみても、2019年全体の平均が5795歩/日のところ、今年は4776歩/日と、1日あたり1000歩も減少しており、ただでさえ少ない歩数が激減していることがわかります。

歩数
緊急事態宣言化にある4月、5月は歩く機会が急激に減りました。

歩数一年
年間でも一日平均1000歩の減少。4月、5月の歩数減が足を引っ張っていることは間違いありません。

 その他、「アクティブエネルギー(エネルギー燃焼量の推定値)」「ウォーキング+ランニング距離」「登った階数(1階で約3mの高度)」のデータも緊急事態宣言発令以降、すべてが減少に転じています。
消費カロリーも激減。腹にたっぷり溜め込んでます。

著者は駅までの移動など、少ない徒歩の機会にスマートウォッチのエクササイズメニューをいちいち立ち上げてエクササイズと記録させ、あとからエクササイズ履歴を見て自己満足に浸るセコい人間であるが、そもそも移動の機会が極端に減ってしまった。

高度差のデータだが、自宅の1階と2階を行来するしかない毎日では数値は下がる一方。

 スマートウォッチが計測したデータが示す、運動不足の残酷な現実。これが何に直結するかと言えば、体重です。身長176cmの著者は5月の上旬に80kgをついに超え、過去最高を今も記録し続けています。子供を抱えながら家の階段を登ろうものなら、激しい息切れとともに膝に痛みを感じるようになりました。

体調不良最大の原因は「睡眠の質」?

 緊急事態宣言後、著者の体調不良の原因のひとつが運動不足にあることは間違いないところです。しかし、スマートウォッチのデータを見ると、体が重い、頭がスッキリしない最大の原因は、睡眠の質である気がします。恥ずかしながら、緊急事態化の著者の典型的な睡眠状況を公開します。

睡眠
詳細な睡眠分析ができる「Gobe」による著者の睡眠。

 睡眠は大体午前4時過ぎ、起床は8時、二度寝からの起床が10時から11時というのが、ウィークデイの状況です。この睡眠ルーティンを説明するために、我が家の事情を説明します。我が家には小学生低学年と年少の保育園児の二人の男児がおり、妻はこの状況でも出社が必要な職種です。新コロナウイルスにもっとも感染させてはいけない年老いた父母に助けを求めるわけにはいかず、どんなに多忙でも学校や保育園の閉鎖でストレスフルな子供2人の面倒をみながら、仕事をしなければいけないのです。就寝が午前4時過ぎになるのは、日中は子供の世話が必要なため仕事が進まずどうしても深夜にしなければならないため、朝8時に起きるのは、子供に朝食を作り、上の子の小学校の課題をセッティング、下の子が何かの遊びに夢中になるまで付き合う(ほとんどの場合、最後はNetflixかAmazonPrimeのお世話になります)ためです。その朝のお勤めが終わると、ソファにバタンと横になり、そのまま10時〜11時まで意識を失ってしまうという流れです。
 この生活習慣が続くようになってからというもの、明らかに集中力がなくなり、疲れやすくなりました(この原稿も朝イチに上げるつもりが今は夕方です)。著者にとっての救いは、毎日24時間何かしらのスマートウォッチを着けていたこと。自分の置かれた現状がデータで視覚化され、何に取り組むべきかが具体的になるからです。つい先日、新コロナウイルスの流行によって、スマートウォッチの出荷台数が増えたというニュースがありましたが、世界中で多くの人々が同じことを考えていたのでしょう。著者の場合、家の中を歩き回ってでも歩数を緊急事態宣言前に戻すことを決心し、仕事を断ってでも睡眠時間を確保する覚悟ができました。(というわけで、明日締切の原稿も遅れます)
 課題に効果的に取り組むには、現状の「見える化」が第一歩。体調に異変を感じたら、スマートウォッチを使って自分をモニタリングしてみるといいかもしれません。

Wear OSスマートウォッチおすすめ10選【2020年春版】

健康管理はやっぱり最強!『Fitbit』「Versa2 (スペシャルエディション)」使用レポートVol.4「健康管理編」(動画もあり)

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