検索
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. NEWS
  3. 女性に限定した学術研究は全体の3%! アスリートのジェンダーギャップ解消に向け、米国企業が研究機関を設立

女性に限定した学術研究は全体の3%! アスリートのジェンダーギャップ解消に向け、米国企業が研究機関を設立

NEWS

公開日: 最終更新日:

米国マサチューセッツ州ボストンに本社を置くWHOOP社が女性アスリートのパフォーマンスに関する共同研究及び教育機関、Women’s Performance Collective(以下、WPC)を設立したと発表しました*1。

このWPC設立の背景には、スポーツ科学の世界において女性に限定した学術研究が圧倒的に少ない……という問題があり、研究と教育の分野に存在するジェンダーギャップを解消していくことも目標とされています。

*1. WHOOP Establishes Women’s Performance Collective and Announces Partnership with VOICEINSPORT
https://www.whoop.com/thelocker/womens-performance-collective-voiceinsport-partnership/

女性アスリートに特化した研究は少ない

WHOOP社のパフォーマンス科学担当副社長のクリステン・ホームズさんはWPCについて、以下のように述べています。

「私たちは女性の声を取りあげ、女性の生理学研究を支援する重要性を認識しています。WPCを設立して、女性のスポーツ、パフォーマンス、そして健康に貢献し続けていけることに誇りを持っています」

『Outside』誌オンライン版の記事(*2)によると、現在のスポーツ科学の世界では、女性に限定した学術研究は全体の3%に過ぎないのだそうです。

*2. Where Are the Women in Sports Science Research?
https://www.outsideonline.com/health/training-performance/where-are-women-sports-science-research/

WHOOP社はこれまでも大学生女性アスリートの月経周期、ホルモンの変化パターン、月経周期期間の回復、および妊娠などに関する、女性の生理学に特化した研究を主導してきました。

WPCの活動を通して、研究と教育の分野に存在するジェンダーギャップを解消していくことも目標としています。

米国の錚々たるアスリートと学者が集結

 

この投稿をInstagramで見る

 

Sloane Stephens(@sloanestephens)がシェアした投稿

WPCには学術の世界とスポーツ現場の両方から専門家が集まり、様々な角度から女性の睡眠、回復、栄養、そしてトレーニングに関する教育を通じて、彼女らの健康を最適化することを目的としています。

発表された設立メンバーは以下の通り。

日本では馴染みが薄い名前かもしれませんが、カッコ内の肩書を見れば、錚々たるメンバーだということが分かるでしょう。

大坂なおみとも親交のあるプロテニス選手・スローン・スティーブンス(上記写真・左)なども名を連ねています。

• Julie Foucher(元クロスフィット世界大会入賞者、現在医学博士)
• Annie Thorisdottir (クロスフィット世界大会優勝2回)
• Colleen Quigley (2016年リオデジャネイロオリンピック・陸上3000m障害8位)
• Sloane Stephens (2017年全米オープンテニス女子シングルス優勝)
• Allison Brager(米国陸軍神経科学者及び元クロスフィット世界大会選手)
• Scout Bassett(元パラ陸上競技米国代表選手、現コメンテーター)
• Alysia Montaño(陸上中距離走米国代表ランナー)
• Bobsled Olympian, Lauren Gibbs(2018年平昌オリンピック・ボブスレー米国代表)
• CeCe Telfer(全米大学陸上400mハードル優勝)
• Hazel Wallace(栄養学者、医学博士)
• Stacy Sims(女性生理学及び栄養学関連著者)

フィットネス・トラッカー「WHOOP」とは

WHOOP社とその製品については、以前に別の記事で詳しく紹介しました。

【あわせて読みたい】ディスプレイも時計機能もナシで本体は無料。サブスク型のフィットネス・トラッカー『WHOOP4』がアメリカで注目を浴びるワケ

アスリート向けのフィットネス・トラッカーとして注目を浴びる存在ですが、同社は自らを「the human performance company」(人間パフォーマンス企業)と名乗っています。スポーツを切り口にしながらも、広く健康関連分野でユニークな位置を築き始めているようです。

●執筆者プロフィール 角谷剛(かくたに・ごう)
アメリカ・カリフォルニア在住。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー走部監督を務める。年に数回、フルマラソンやウルトラマラソンを走る市民ランナーでもある。フルマラソンのベストタイムは3時間26分。公式Facebookは https://www.facebook.com/WriterKakutani

あわせて読みたい

ディスプレイも時計機能もナシで本体は無料。サブスク型のフィットネス・トラッカー『WHOOP4』がアメリカで注目を浴びるワケ

NBA選手も使用の指輪側フィットネストラッカー「Oura Ring」、新バージョン登場さらに機能充実

 はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、 記事の探し方ガイド から目的別に読めます。

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. Apple公式整備済製品のiPad、iPad(第10世代)・iPad mini 6・iPad Air(M2/M3)・iPad Pro各モデルが在庫あり【2026年1月19日】

  2. 無料でここまで学べる。東大・松尾研「LLM大規模言語モデル講座」講義スライドという最強の学習資料

  3. Apple公式の整備済iPhone在庫更新! 14/15/16 Pro Maxが中心に追加【在庫更新|2月24日】

  4. 南陽市が公開した「生成AIプロンプト集748例」が前代未聞のボリュームで凄すぎた

  5. AI音声アシスタント搭載で1.75インチ大画面スマートウォッチ「Mibro Watch Fit」発売

  6. AI初心者でも今日から使える!ChatGPTおすすめプロンプト記事まとめ【保存版】

  7. HUAWEI Band 10/11/11 Proを徹底比較|大画面化&単独GPS搭載でどれを選ぶべき?

  8. 学費無料で世界第3位の革新性──「42 Tokyo」とは何か?ひろゆき氏のポストで再注目のエンジニア養成機関

  9. HUAWEI Band 11/11 Pro発表 大画面化&単独GPS対応で“初めての1本”に最適な最新スマートバンド

  10. 【在庫更新】Apple公式の整備済Macに動き。Mac miniが80,800円〜/M2 AirやiMac、Studio Displayも在庫あり【2026年3月1日】

   

NEW CONTENTS

  1. Amazfit主要スマートウォッチが一斉値下げ Amazon新生活セール2026まとめ

  2. Amazfit Active 3 Premium発表|20種トレーニング&乳酸閾値テスト搭載、初中級ランナー向け本格モデルが28,900円で登場

  3. 【在庫更新】Apple公式の整備済Macに動き。Mac miniが80,800円〜/M2 AirやiMac、Studio Displayも在庫あり【2026年3月1日】

  4. タグ・ホイヤー×F1公式連動モデル誕生|TAG Heuer Connected Calibre E5 45mm Formula 1エディション発表

  5. HUAWEI Band 10/11/11 Proを徹底比較|大画面化&単独GPS搭載でどれを選ぶべき?

  6. HUAWEI Band 11/11 Pro発表 大画面化&単独GPS対応で“初めての1本”に最適な最新スマートバンド

  7. 無料でここまで学べる。東大・松尾研「LLM大規模言語モデル講座」講義スライドという最強の学習資料

  8. 建設・倉庫現場の熱中症対策に新提案 月額制ウェアラブル「REC’sAAASWatch」受付開始

  9. Google正規保証「Pixel Care+」日本開始 全モデル料金一覧と紛失・盗難補償を徹底解説

  10. Apple公式整備済製品のiPad、iPad(第10世代)・iPad mini 6・iPad Air(M2/M3)・iPad Pro各モデルが在庫あり【2026年1月19日】