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Appleイベント“WWDC 2023”で発表されたwatchOS 10。新しい機能で心と視覚の健康が手に入る!

NEWS

2023.06.07

Appleの開発者向けのイベント“WWDC 2023”が2023年6月6日に行われ、新しいOSであるwatchOS 10についても発表がありました。

今年の秋にアップデートされるwatchOS 10の新機能についてチェックします。

watchOS 10の新機能

watchOS 10の新機能としては大きく分けて5つのものがあります。

・デジタルクラウンを回してスマートスタック内のウィジェットを表示させる機能

・「スヌーピー」などの新しいウォッチフェイス

・サイクリングとハイキングのアクティビティに機能追加

・マインドフルネスの機能追加

・近視予防の機能

watchOS 10はSeries 4以降のモデルが対象で、Series 3以前のモデルには対応していません。(watch OS 9と同じ)

Appleのヘルスケア担当バイスプレジデントであるサンブル・デサイ博士は述べます。

「私たちは、人々が自分で自分の健康づくりを管理できるようにすることを目指しています。これらの革新的な新機能により、私たちは、iPhone、iPad、Apple Watchでユーザーに提供する健康とウェルネスのための様々なツールを包括的に拡大しています。心の健康と視覚の健康は重要であるにも関わらず見過ごされがちで、私たちはユーザーのみなさんが自分自身の健康について理解をさらに深められるように有益な新しい洞察を提供する機能を発表できることを嬉しく思っています。これらの洞察は、ユーザーの日々の判断をサポートし、医師とより詳しい情報にもとづいた会話をするために役立ちます」

今回はこの心の健康と視覚の健康についての機能追加である「マインドフルネス」と「近視予防」についてお伝えします。

マインドフルネス

watchOS 10のマインドフルネスアプリは、ユーザーが自分の心の状態と向き合うために自分の感情を記録していきます。
ユーザーは画面をスクロールして、「非常に快適」から「非常に不快」までの範囲で、自分がどのように感じているかを選べます。
次に、「旅行」や「家族」など自分の気分に最も大きく影響を及ぼしている関連事項を選び、「感謝」や「心配」といった自分の気持ちを記述できます。

そして、それをヘルスケアアプリで確認し、自分の心の健康状態がどんなものから影響を及ぼされているかを知ることができます。
ヘルスケアアプリには睡眠や運動などの生活習慣も記録されていますから、心の健康状態の変化についての原因を突き止めることに役立ちます。


ヘルスケアアプリでは、ユーザーは自分の心の状態の長期的な傾向を確認できます。


ユーザーは、自分の心の状態を、心の状態に影響を及ぼしている可能性がある運動や睡眠といった生活習慣と照らし合わせることもできます。


さらに、ヘルスケアアプリでは、クリニックでよく使われるうつや不安症の検査項目をセルフチェックできます。


これらの検査は、ユーザーが自分のうつや不安症のリスクレベルを確認したり、PDFを作成して結果を医師と共有するのに役立ちます。

視覚の健康

近視は世界中で視覚障がいの主な原因となっています。
現在、人口の30パーセント以上に影響を及ぼし、2050年までに50パーセント、つまり50億人にまで増えると推定されています。

眼科医によると、近視のリスクを低減するには幼少期の行動が重要であると考えられているそうです。
その重要な行動のうちの2つが、「日中に屋外でより多くの時間を過ごすこと」と、「デバイスや本などをもっと目から離して見ること」です。

Apple Watchはバックグラウンドで「日光の下で過ごした時間の長さ」のログを取って、ヘルスケアアプリに送ります。


ですからヘルスケアアプリでは、ユーザーは、Apple Watchが測定した日光の下で過ごした時間の長さを確認できるのです。
日光の下で過ごす時間は、子どもの近視のリスクを低減するのに役立ち、心身の健康にもメリットをもたらします。

watchOS 10の機能ではありませんが、同じく発表されたiOS 17とiPadOS 17の新しい「画面からの距離」機能は、30センチメートル未満の距離でデバイスを持っている時間がしばらく続くと、デバイスを遠ざけるようユーザーに促します。

デバイスや本などを近すぎる距離で見ることも、近視につながるリスク要因として十分に立証されています。
新しい「画面からの距離」機能は、iPhoneとiPadのFace IDに用いられるTrueDepthカメラを使って、30センチメートル未満の距離でデバイスを持っている時間がしばらく続くと、デバイスを遠ざけるようユーザーに促します。「画面からの距離」は、若めのユーザーには健康的な視聴習慣を実践するようリマインドし、大人のユーザーにはデジタル眼精疲労を軽減する機会を提供します。

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