2024年に登場したSamsungのハイエンドスマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra」。そして2025年、さらなる進化を遂げた「Galaxy Watch Ultra(2025)」が登場しました。
外観は似ていても、性能・操作性・健康機能に大きな違いがあります。本記事では、2024年モデルと2025年モデルの主な違いを比較し、買い替える価値があるかどうかを詳しく解説します。
基本スペックは変化なし
両モデルはともに47mmチタニウムケース、10ATM防水、IP68、MIL-STD-810H準拠というタフ仕様を備えており、サイズや重量はほぼ同等です。
項目 | 2024年モデル | 2025年モデル |
---|---|---|
サイズ | 47.4 × 47.1 × 12.1mm | 同左 |
重量 | 60.5g(本体) | 同左 |
防水・耐久性 | 10ATM+IP68+MIL規格 | 同左 |
バッテリー | 590mAh(最大100時間) | 同左 |
ディスプレイ | AMOLED(最大3000nits) | 同左 |
新色「チタニウムブルー」が登場
2025年モデルでは、新たに「チタニウムブルー」がカラーバリエーションに加わりました。このカラーは回復力や再起力を象徴する色とされ、どんなオケージョンにもマッチする上品さを備えています。
従来の「チタニウムグレー」や「チタニウムシルバー」に加え、選べる楽しさとファッション性が向上しています。
チップセットは同一だが、ストレージ容量が倍増
Galaxy Watch Ultraの2024年モデルと2025年モデルは、どちらも「Exynos W1000(5コア・3nm)」を搭載。処理速度や電力効率といったチップ性能に差はありません。
ただし、ストレージ容量は32GBから64GBへと倍増。音楽・アプリ・ワークアウトログなどをより多く保存できるようになり、単体利用時の利便性が高まっています。
その他の違いは?
2025年発売のUltraを含めたGalaxy Watchシリーズでは、
・GoogleのAIアシスタント「Gemini」に初対応。
・血管負荷、抗酸化指数といった健康指標が追加
・ランニングコーチ機能が追加
・「One UI 8 Watch」を搭載
といった情報が出ていますが、このあたりの機能が2024年版のGalaxy Watch Ultraがアップデートで使えるようになるのか……については日本版の公式サイトでは記述を見つけられませんでした。
なお「Gemini」や「One UI 8 Watch」は「今後数カ月以内にGalaxy Watchに順次展開される」「Galaxy Watch 4以降が対象」との情報が海外では出ており、今年のモデルのオリジナルの機能とは言えない可能性があります。
価格比較:両モデルとも12万円台で大差なし
Galaxy Watch Ultra(2024年モデル)の販売価格は129,800円(税込)。2025年モデルも価格は据え置きの129,800円(税込)での販売が予定されています。
外観や基本性能が変わらず、価格も同じであることから、「ストレージの倍増」や「新色の登場」が主な差分といえます。
買い替える価値はある?
2025年モデルは、チップ性能やバッテリーなどの基本仕様に大きな違いはありませんが、次のような点でより魅力的な選択肢となっています。
・ストレージが64GBに倍増し、アプリや音楽をたっぷり保存できる
・ファッション性の高い新色「チタニウムブルー」が追加
この点について魅力を感じる方は買い替えの価値があるでしょうが、去年のモデルを持っている方の多くは今年は「待ち」で良いかと思います。
特に「Gemini」や「One UI 8 Watch」が今後のアップデートで2024年モデルにも対応する場合は、急いで買い替える必要はないという見方もできます。
ただし、今年初めてUltraを買う人には、最も完成度の高いUltraとして2025年モデルがおすすめです!
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