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Amazfitのスマートウォッチが世界初、米OpenAI社最新AIモデルを統合した音声操作サービスを開始

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スマートウェアラブル市場をリードするグローバル企業であるZepp Health Corporationは、2024年7月から、当社のスマートウォッチ用OS(オペレーティング システム)であるZepp OSをアップデート。

それにともない米OpenAI社の最新の大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o(ジーピーティーフォーオムニ)」を統合した世界初※のAI音声操作サービスであるZepp Flow(ゼップ フロー)™ のサービスを開始しました。

Zepp Flow™の導入により、Amazfitブランドの一部のスマートウォッチを自分の指で操作することなく、ユーザーは音声で操作し、より直感的かつ効率的に目的の動作を実施できるようになります。(※2024年7月時点:自社調べ)

Zepp Flow™とは?

Zepp Flow™は、米OpenAI社の大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o」を統合したLUI(Language User Interface)をサポートするAI音声操作サービスです。

LUIとは、ユーザーが自然な言語を使用してシステムと会話形式で対話できるようにするユーザーインターフェースです。特にLLM(大規模言語モデル)を活用することで、LUIはユーザーの意図をより正確に理解し、柔軟に対応できるようになります。

LLMを活用したLUIにより、ユーザーは音声で指示を出すことができ、スマートウォッチの操作をより直感的かつ効率的に行えるようになります。

従来のスマートウォッチは、ほぼ全てアイコンやボタンなどを用いて直感的にわかりやすくコンピューターに指令を出せるようにしたGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)が採用されています。

しかし Zepp Flow™を搭載したスマートウォッチは、革新的なLUIによる音声操作が可能になります。ユーザーは、様々なスマートウォッチの機能や各種設定を指で操作しながら探していくのではなく、自然な音声会話を通じて直接スマートウォッチを操作できるようになります。最も少ないステップで希望のアクションを実施できるようになります。

Zepp Flow™は従来の音声アシスタントと比較して、言語理解と知識ベース、成長速度において優れています。従来の音声アシスタントは主に定型的な音声コマンドに対応し、特定の情報ソースやサービスに依存することが多く、成長速度も一定です。

Zepp Flow™は大規模言語モデルの活用により、ユーザーの音声入力に対して柔軟に対応可能で、インターネット上の膨大な情報から多岐にわたる分野の知識を学習し、迅速かつ大幅に成長します。

Zepp Flow™というサービス名は、ユーザーがスムーズで直感的な操作ができるようになるという特徴を示しています。つまり水が流れる(フロー)ように、ユーザーはリラックスした状態でスマートウォッチを操作できるようになることを目指しています。

【参考】:
※LLMとは、「Large Language Model(大規模言語モデル)」の略で、膨大な量のテキストデータを基にトレーニングされる人工知能モデルの一種です。さまざまな自然言語処理タスクを高い精度で実行できます。

※GPT-4oとは、米OpenAI社が2024年5月13日に発表したChatGPTの最新AIモデルです。 ChatGPTが「GPT-4o」にアップデートされたことで、音声会話の反応速度が向上し、人間と話すように自然に会話できるようになりました。またGPT-4oは、「ジーピーティーフォーオムニ」と読み、この「オムニ(omni)」とはあまねく、すべてという意味です。テキストだけではなく、音声、画像、動画、センサ情報など、多くの情報を収集・統合して処理できることを表現しています。

ZeppFlow™の代表的な機能

以下の機能は、全て自然な音声対話で動作可能です。

1.ワークアウト・スポーツモードの起動と操作

2.明るさ、音量、Do Not Disturb(通知オフ)モードの切り替えなど、時計の各種設定の調整

3.睡眠データ、心拍数、血中酸素、フィットネスデータなどの個人データへのアクセス

4.アラームやカウントダウンタイマーの設定、スケジュールの確認など、日常生活のアシスタントとしての機能

5.天気についての質問

6.日常的な質問にChatGPTと同様の回答可能(※一部の質問には回答できません。)

(例)簡単な英会話の翻訳、簡単な計算(四則演算レベル)等

ZeppFlowで実際にできる内容については、下記のリンクから確認ください。

https://www.amazfit.jp/pages/zeppflow

※注意点:Zepp Flowは、スマートフォンとBluetooth接続している状況でのみ使用することが可能です。

また一日の最大使用回数は100回までとなっています。

音声によるメッセージ返信機能

AndroidOSのスマートフォンをお使いの場合、音声でLINE等のメッセージの返信が可能です。

(※既存のLINE返信機能と同様にIOS版には非対応です。)

 

Bluetooth通話

音声でBluetooth通話が直接できるようになりました。事前に登録したお気に入りの連絡先に電話をかけたり、任意の番号に電話することが可能です。(※受発信通話機能搭載機種のみ対応します。)

Zepp Flow™対応Amazfitブランドのスマートウォッチ

以下のデバイスのシステムアップデートとともに、段階的にZepp Flow™が使用できるようになります。

Amazfit Balance :https://www.amazfit.jp/products/amazfit-balance

Amazfit Active:https://www.amazfit.jp/products/amazfit-active

Amazfit Cheetah Pro :https://www.amazfit.jp/products/amazfit-cheetah-pro

※マイクが搭載されていない下記のモデルで使用する場合には、別途ワイヤレスマイクへの接続が必要です。

Amazfit T-Rex Ultra:https://www.amazfit.jp/products/amazfit-t-rex-ultra

Amazfit Cheetah :https://www.amazfit.jp/products/amazfit-cheetah

Amazfit Falcon : https://www.amazfit.jp/products/amazfit-falcon

 

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