検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. NEWS
  3. Fitbit Charge 5は筋トレとインターバルトレーニングを正確に計測可能か? ジムでの検証結果を紹介

Fitbit Charge 5は筋トレとインターバルトレーニングを正確に計測可能か? ジムでの検証結果を紹介

NEWS

2021.11.27

Fitbit Charge 5に追加されたリフティングとインターバルトレーニング

フィットネストラッカーとして高い評価を得ているFitbitの最新モデルCharge 5には従来の有酸素運動(ラン、水泳、自転車)に加えて、「リフティング」と「インターバルトレーニング」の効果を測定する機能があります。

「リフティング」とは主にバーベルやダンベルなどを持ち上げる、いわゆる筋トレのことです。

「インターバルトレーニング」とは強度の高い運動と低い運動(あるいは休み)を短時間で交互に繰り返す運動のことを指します。

Apple Watchなどに比べると、Fitbit Charge 5で選択できる運動の種類はさほど多いわけではありません。そもそも、一般的にはスマートウォッチやフィットネストラッカーの運動計測機能は有酸素運動に偏る傾向があることは下記の記事で紹介しました。

【あわせて読みたい】Apple Watch等のスマートウォッチが筋トレ効果の測定に向いていない理由とは?

運動や健康関連のデータを検知するセンサーの精度が高いことで知られるFitbitの最新モデルでは、この弱点をどれだけ克服しているのか? と少し意地悪いテーマで、自分の身体を使った人体実験を行ってみました。

この実験は筆者が所属しているクロスフィットのジムで行いました。

クロスフィットは重いモノを扱った本格的なリフティングを行いますし、かなり負荷と難易度が高いエクササイズを短時間で行うインターバルトレーニングでも有名です。この2つの種類の運動効果を測定するにはまさに最適だったのです。

なおFitbit Charge 5の機能全般のレビューは下記の記事で別途紹介しています。

【あわせて読みたい】Fitbit Charge5使用レビュー。バンド型モデルではNO.1の使い心地と多機能さ! 

クロスフィットのジムで検証をスタート!

リフティング:ヘビーな筋トレをFitbit Charge 5はどう認識したか

まずはリフティングから。バーベルを肩に担いでしゃがむ「バックスクワット」と、同じくバーベルを地面に置いた状態から膝の上まで持ち上げる「デッドリフト」を行ってみました。

メニューは以下の通り。

  • バックスクワット ― 88キロの負荷で、1セット5回を5セット
  • デッドリフト ― 115キロの負荷で、1セット5回を1セットのみ

バックスクワットを行う筆者

デッドリフトを行う筆者

私の体重は現在60キロ弱しかありませんので、バックスクワットの重量は体重の約1.5倍、デッドリフトは体重の約2倍になります。

本格的なパワーリフターには物足りませんが、一般人のレベルだとかなりきつい、高重量低回数の設定です。

所要時間は約30分。セット間に2~3分の休憩を入れるので、どうしてもそれくらいはかかります。

ちなみにウォーミングアップの時間は含めていません。

主観的には下半身全体の筋肉がパンパンに張り、普通に歩くことも困難なくらい疲れました。

しかし、Fitbitダッシュボードの記録では、心拍数も消費カロリーもほんの軽いジョグと同じくらいの程度でしかありませんでした。

Fitbitダッシュボードに表示された上記リフティングの記録

インターバルトレーニング:難易度の高いワークアウトをFitbit Charge 5はどう認識したか

続いてインターバルトレーニングです。

クロスフィットでは毎日異なるメニューのワークアウトを皆で行います。

その中でも、かなり負荷も難易度も高かった日のメニューは以下のものでした。

  • 3分を1ラウンドとして、以下のエクササイズを最大回数行う
    • パワースナッチ(40キロ)1回
    • リング・マッスルアップ2回
    • 逆立ち腕立て伏せ3回
  • 各ラウンド間に1分間の休憩

これでは何が何だか分からないという方も多いでしょうが、各エクササイズの説明を始めると大変長くなってしまうので割愛します。ご興味のある方は下の動画をご覧ください。

もちろん、そんなものにまったく興味は無い! と言う方は見なくても結構です。ただ、かなりきついエクササイズを連続して3分間4ラウンド、1分間の休憩を入れて行うのだ、ということをご理解ください。時間形式はプロボクシング4回戦と同じですね。

Fitbitダッシュボードに表示された上記インターバルトレーニングの記録

こちらも主観的にはかなりきついワークアウトでした。ラウンド間は息も絶え絶え、全4ラウンド終了後は皆が床に倒れ込むくらいでした。

しかしながら、ここでもFitbitダッシュボードを見ると、リフティングの時よりはやや心拍数と消費カロリーが高く表示されましたが、それでもやはり軽いジョグと同じくらいの程度でしかありません。

ちょっと速めのジョグと比較してみると

サンクスギビングの朝に行われた5キロの「Turkey Trot」

上記2つとほぼ同じくらいの時間を走ったときのデータも比較対象に紹介します。

この実験を行ったのは11月25日。米国ではサンクスギビング(感謝祭)と呼ばれる休日で、その朝に地元の人が集まって5キロくらいの短い距離を一斉に走る「Turkey Trot」と呼ばれる習慣があります。

私が参加したのは、息子がかつて所属していた高校クロスカントリー走部の現役生徒・OBや保護者が集まる同窓会のようなイベントです。

長距離ランナー、あるいは元ランナーの集まりですので、一般よりは速いかもしれません。ついつい私も周囲に煽られて、普段のジョグよりは少し速いペースで走りました。それでも会話をしながらですので、けっしてレースのように追い込んだわけではありません。

Fitbitダッシュボードに表示された上記ランニングの記録

このランニングは文字通り休日の朝飯前でしたし、私にしてはちょっと頑張ったかな、くらいの距離とペースでした。

走り終わった後もすぐにドーナッツを頬張りながら皆と談笑できたくらいです。

それにもかかわらず、Fitbitによると、走っている最中はほとんどの部分で心拍数はピークのゾーンに入っていて、消費カロリーも上記2つの倍近くになっています。

まとめと感想

リフティング インターバルトレーニング ランニング
平均心拍数 110 bpm 116 bpm 152 bpm
最高心拍数 142 bpm 137 bpm 175 bpm
カロリー/分 5 カロリー/分 6 カロリー/分 10 カロリー/分
歩数/分 34歩数/分 53歩数/分 154歩数/分
主観的感想 結構疲れた 死ぬほど疲れた 心地良く疲れた

あくまで私の体感からすれば、の話ですが、Fitbit Charge 5 の運動計測機能は、リフティングとインターバルトレーニングの効果を、ランニングに比べてかなり低く評価しているような感想を抱きました。

少なくとも、主観的な疲労度や筋肉痛の程度からすると、ダッシュボードに表示された数値(心拍数、消費カロリー、歩数)はどれも少なすぎるように思います。

もちろん、私が基本的には走ることを好むランナーであることも、このことに大いに関係していると思います。

力士やプロレスラーのような体格の人なら、私が行ったようなリフティングをきっと鼻息混じりでこなすに違いありません。その代わり、彼らがランニングをすれば、その後の疲労度は私よりはるかに大きくなるでしょう。

●執筆者プロフィール 角谷剛(かくたに・ごう)
アメリカ・カリフォルニア在住。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー走部監督を務める。年に数回、フルマラソンやウルトラマラソンを走る市民ランナーでもある。フルマラソンのベストタイムは3時間26分。公式Facebookは https://www.facebook.com/WriterKakutani

あわせて読みたい

Apple Watch等のスマートウォッチが筋トレ効果の測定に向いていない理由とは?

VO2Max(最大酸素摂取量)は心肺能力を測定する有力な指標!スマートウォッチでも計測可能

Fitbit Charge5使用レビュー。バンド型モデルではNO.1の使い心地と多機能さ! 

     

関連記事


     
 

RANKING

  1. この写真、実はApple Watch! 完成度高すぎの「G-SHOCK風カスタム」の秘密を投稿者に聞きました。

  2. Apple Watch Series7の色選びで迷った方へ!定番のブラック系、シルバー系から新色、素材ごとの色の違いまで徹底解説!

  3. 石田ゆり子、二宮和也、齋藤飛鳥……。Apple Watchを使っている有名人40人を動画・画像付きで紹介します!

  4. Apple Watchはゴルフ場でも最強か?無料アプリ「Golf Shot」使用レビュー

  5. Apple Watchのケース、41mmと45mmのどっちがいい?小柄な女性は41mmが無難だが、男性の場合は?

  6. Apple Watchを買って後悔する人のパターン10選。当てはまる人は要注意!?

  7. Apple Watchで使える電子マネーを完全解説!【2021年版】 SUICA、QUICPay、iDをApplePayで使う方法とその便利さとは

  8. 『ねこあつめ』が実はApple Watchに対応している件。腕元で見るだけで癒やされる!

  9. 【決定版】目的別のスマートウォッチの選び方。1~6の選択肢を選ぶだけで、あなたのオススメモデルが分かります!

  10. セリアの「ジェルクリーナー」の掃除力がスゴすぎた件!

NEW CONTENTS

  1. G-SHOCK「GSW-H1000」が「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.23」を受賞

  2. 手のひらサイズで65W高出力! USB-C×2&USB-Aの合計3ポート搭載の急速充電器「CD244」が今なら2,924円!

  3. 世界最小クラスの紛失防止タグ・MAMORIO、アプリの大幅刷新により、万が一置き忘れ時にも便利な機能が追加!

  4. URBAN ARMOR GEARがApple Watch Series 7用ケース「SCOUT」を新発売

  5. URBAN ARMOR GEARのApple Watch用バンド「DOT」シリーズに色鮮やかな新色が追加

  6. レオパレス21、スマートロックを業界最大規模の44万戸に導入。部屋探し時は客単独での内見も可能に!

  7. iPhone標準搭載の「探す」アプリで使える 探し物追跡タグ『SKYTAG』に注目!

  8. USB-C×3搭載でMacBookの急速充電にも対応! UGREENの100W・4ポート充電器が超便利だった

  9. まるで木製の腕時計! 天然木のApple Watchバンドは見た目も付け心地も最高だった!!

  10. 「BCN AWARD」で今年もJBLが第1位を受賞!ワイヤレススピーカー国内マーケットシェア4年連続でNo.1を獲得─ 豪華賞品が当たるプレゼントキャンペーンも実施 ─

TAG

タグをさらに表示