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【価格破壊】Xiaomi Smart Band 8 Active使用レビュー。3480円で性能抜群のスマートウォッチ

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2024.01.21

シャオミ・ジャパンが2024年1月15日(月)に発売した新作スマートウォッチ「Xiaomi Smart Band 8 Active」。

Xiaomiはコスパに優れたスマートウォッチを数多く発売してきたブランドですが、本モデルの市場想定価格は3,480円(税込)と超格安。

安さの限界を突破したモデルとして注目を浴びています。

スマートウォッチライフ編集部では、本モデルをブランド側からいち早くお借りできたので、今回の記事で使用レビューをお届けします!

※広告記事ではありませんので感想は率直にお伝えします!

レビューするモデルはこちら!

Xiaomi Smart Band 8 Active

 

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カラーはブラックとピンクの2色を用意。

細身でシンプルな見た目なので、特にブラックカラーはスーツなどに合わせて着用していても悪目立ちはしないでしょう。

別売りのストラップも980円で購入可能で、アイボリー、オリーブ、ブルーの3色があります。

Android 8.0以降、iOS12以降のスマホに対応しているので、最近のスマホならどんな機種でも使用できるでしょう。

なお動画レビューも行っていますので、実際の操作感など見たい方はぜひ併せてチェックを。

搭載している主な機能をチェック

それでは本モデルに搭載されている主な機能を、当サイトが使用しているスマートウォッチの主要機能表でチェックしてみます。

緑色の部分が搭載している機能です。

希望小売価格が3000円台のモデルだけあり、搭載されていない機能も色々あります。

高性能モデルによく搭載されている「Suicaでの決済機能」「マイク、スピーカー(音声アシスタント)」「高度計」といった機能はありません。

一方で、スマートウォッチの基本機能であるスマホからの各種通知の受け取り、歩数や消費カロリー、睡眠の計測、天気の確認などはバッチリできます。

血中酸素濃度の計測もできるのは嬉しいですね。

なおGPSなどの位置測位システムには対応しておらず、運動中の移動の軌跡を記録するにはスマホを一緒に持ち運ぶ必要があります。

運動計測そのものはスマホなしでも可能です。

各機能の使い勝手の詳細は後ほど詳しく見ていきます。

ここから開封レビュー

こちらが実際の商品のパッケージ。

3000円台のモデルですが、Xiaomiらしくパッケージはカッコよくデザインされています。

なお今回はブラックのカラーをレビューします。

こちらが同梱品。

マニュアルと充電ケーブルが付属しています。

マニュアルは操作説明などは特になく、アプリでも操作の方法は学べるので、スマートウォッチを使い慣れている人なら特に目を通す必要はないかと。

充電ケーブルの電源側はUSB Type-Aの端子。

スマートウォッチ側はマグネット式になっていて、スマートウォッチの裏側にカチッとくっつきます。

見た目をチェック

ではXiaomi Smart Band 8 Activeの見た目をチェックしていきます。

ディスプレイの大きさは1.47インチ。

細身のバンド型のスマートウォッチ(スマートバンド)としては大きめです。

類似モデルのXiaomi Smart Band 8と比べ、約10.5%大きくなっているとのこと!

ディスプレイは「TFTディスプレイ」という種類で、バックライトを光源とするLCDディスプレイの一種。

高級スマートウォッチやスマホに使われる有機EL(OLED)ディスプレイと比べると安価なものになります。

解像度は172×320ピクセル、247PPIで、高性能なモデルと比べると画面は高精細とはいえませんが、文字や数字などの情報を見るには全く問題はありません。

何よりバンド型のモデルとしてはディスプレイが大きいので、より多くの機能、情報、コンテンツを見やすく表示できるのが本モデルの特徴です。

ケースの大きさは縦42.81mm ×横 25.42mm ×厚さ 9.99mm。

1cm程度の薄型ボディで、横幅もスリムなため、仕事、運動、睡眠のあらゆるシーンでも、付けていることを感じさせず、より快適な装着感を提供します。

重量はストラップなしで14.9gと非常に軽め。

「あれ、いま腕に付けていたっけ?」と忘れそうになるレベルの軽さとコンパクトさなので、つけ心地の軽さを重視する人には非常にお勧めなもでるといえます。

バンドはTPU(熱可塑性ポリウレタン)素材でサラリとした素材感。

大手ブランドXiaomiの製品だけあり、この価格でも安っぽさはありません。

長さは135~215mmまで調節可能。

167cm・63kmと標準体型より少しだけ小さい男性の筆者で、小さい方から3番目の穴てピッタリでした。

腕がかなり細めの女性だと、一番小さくしても緩めになってしまうかもしれないですね。

穴を一度通してから手首に固定する形で、腕が細めの人だと少し装着はしづらいかもしれないです。

ただ、いちど装着すれば腕にしっかり固定されるので、運動中などもズレることはないでしょう。

操作性をチェック

では操作方法もチェックしていきます。

このモデルは物理ボタンは非搭載で、全てタッチディスプレイで操作を行います。

基本操作は以下のような形です。

画面のタップ→ディスプレイをオン

上から下にスワイプ→スマホからの通知の確認

下から上にスワイプ→アプリ一覧

右から左にスワイプ→ウィジェットの閲覧

左から右にスワイプ→ウィジェットの閲覧、ウォッチフェイスに戻る

「ウィジェット」というのは天気、音楽再生、ワークアウト、心拍数今日の消費カロリー等の確認など、よく使う項目を表示する機能のこと。

舌の心拍数の画面もウィジェットの一例です。

何を・どんな順番で表示するのかをカスタム可能で、3000円台のモデルながら、このあたりは非常に使い勝手がいいです。

タッチディスプレイの反応も良好で、「左から右にスワイプすればウォッチフェイスに戻れる」と学んでしまえば、特に操作に迷うこともないでしょう。

気になるバッテリーは?

みなさんが気になるであろうバッテリーの持続時間もチェックしてみます。

公式の発表だと、「通常使用であれば、バッテリー持続時間は最大14日間で、ヘビーユースの場合は最大6日間持続します」とのこと。

実際に使ってみて、この数字が正しいかを確認してみました。

まず、ペアリング後に何も設定を変えずに装着していただけの場合は、1日付けっぱなしでも8%くらいしかバッテリーは減りませんでした。

なので、公式の表記通り最大14日くらいはバッテリーが持ちそうです。

ただ、ペアリングしただけの状態では、心拍数、睡眠、血中酸素などの計測モードが非常に簡易的なものになっていて、スマホからの通知受け取りもオフになっていました(スマホのアプリで設定の確認と変更が可能です)。

ガッツリ使いたい人は通知をオンにしたり、計測頻度を上げたりするはずなので、多くの機能をオンにして、運動計測などもしながら、バッテリーの減り具合も確認してみました。

すると、1日使うと15%程度はバッテリーが減るようになったので、やはり「ヘビーユースの場合は最大6日間持続」という数字の通りだと感じました。

日常の機能

では日常で使う機能をチェックしていきます。

まず天気は、スマホのアプリで取得する設定にすると、現在地の気温、最低気温と最高気温、天気、一週間の予報などがしっかり表示されるようになりました。

ものすごく詳細な情報が見れるわけではないですが、必要十分な機能が備わっているといえるでしょう。

またペアリングしたiPhoneで再生中の音楽の停止、再生、次の曲への移動なども問題なく使用可能。

そのほか「タイマー、アラーム、ストップウォッチ」などの時計関係のアプリや、スマホのカメラの遠隔シャッター、同期したカレンダーの予定チェックなども問題なく行えました。

このあたりは3000円のモデルにしては非常に多機能といえるでしょう。

またウォッチフェイスは100種類以上のものに変更が可能。

アナログ時計風なものから、各種データが見やすいもの、ビジュアルがカッコいいものなど、多用なものが揃っています。

ただ、高性能なスマートウォッチにあるような、「各ウォッチフェイスの表示項目のカスタム」「タップした項目にジャンプする機能」などは非搭載。

なので、タイマーを呼び出すにも、まずアプリ一覧を見て、タイマーをタップして、時間を設定して……と手間がかかるのは難点。

またタイマーをスタートした後も、別の画面に移るとタイマーは停止されてしまいます。

このあたりは価格を抑えた格安モデルの限界、といった感じでしょう。

健康の機能

健康系の機能では、歩数や消費カロリー、心拍数、血中酸素濃度、睡眠計測のデータなどを時計上でも閲覧可能。

血中酸素濃度は手元の操作で現在の数値を測定することも可能です。

ただ、バンド型の細身のディスプレイのため、詳細なデータは表示できず、細かい数字を見るのにも向いていません。

なので、詳細なデータはスマホのアプリで見ることになるでしょう。

たとえばこちらがアプリで見た睡眠のデータ。

睡眠ステージごとのグラフの表示があり、一週間や一ヶ月のグラフデータも閲覧可能。

睡眠中の平均心拍数や、血中酸素濃度のモニタリングに基づく「呼吸スコア」の表示もあります。

計測データがおかしいと感じる部分もなく、3000円台のモデルとしては非常に優秀と言えるでしょう。

血中酸素濃度も定期的にモニタリングすることが可能。

こちらも90を下回るようなおかしな数字は出ていないため、精度は悪くないといえそうです。

医療機器ではないため参考程度に見る数字ですが、必要十分な性能があるといえるでしょう。

運動の機能

運動の機能もチェックしてみます。

本モデルは50種類以上のスポーツモードに対応していて、ランニングやサイクリングなど日常の運動は問題なく計測可能。

運動時間と消費カロリーを正確に記録することができます。

また5ATMの防水性能があり、泳ぐ時も外す必要はありません。

計測中の画面は上記のような形。

経過時間や移動距離、平均ペースなどが表示されます。

上記の写真では静止しているため表示されていませんが、現在の心拍ゾーンがカラーで表示されるのは、高性能なスマートウォッチにもよく見られる機能。

表示に高級感があるわけではなく、ラップタイムの計測などもできないですが、運動中も必要十分なデータを手元で見れるモデルといえそうです。

ランニングを計測したときの結果は上記のような形。

位置情報は連携しているスマホから取得する形です。

ランニングの能力の指標である最大酸素摂取量(Vo2MAX)が表示されないくらいで、それ以外はかなり詳細なデータを取得してくれています。

心拍ゾーンやペースなどは見やすいグラフでも表示可能。

ケイデンスやストライドなどのデータも見ることができます。

このような機能も3000円台のスマートウォッチとしては破格。

ランニングをそこそこ頑張っている人でも、楽しく計測できるモデルと言えそうです。

これで3000円台はやっぱり凄い!

……という感じでしばらく使ってみましたが、感想は「これで3000円台はやっぱり凄い!」というもの。

ウォッチフェイスのカスタム性が低かったり、タイマーが別の画面に移ると停止してしまったり、素材に高級感がなかったり……という多少の難点はありますが、搭載している機能は非常に使いやすく、計測精度も悪くないです。

何よりスマートウォッチ分野の世界的なブランドであるXiaomiの製品なので、スマホのアプリも使いやすく、ウィジェットの並び替えや整理もできたりと、細かな所で非常に気が利いたモデルという印象をもちました。

3000円程度なら、飲み会1回分の価格なので、「スマートウォッチに興味があって、とりあえず試しに買ってみたい」という人が買うには最適なモデルだと思います!

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