検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. NEWS
  3. HuaweiがAppleを抜き世界首位に!2025年第2四半期のスマートウォッチ市場が回復基調に

HuaweiがAppleを抜き世界首位に!2025年第2四半期のスマートウォッチ市場が回復基調に

NEWS

2025.09.05

調査会社Counterpoint Researchの最新レポートによると、2025年第2四半期(Q2)の世界スマートウォッチ出荷台数は前年同期比で8%増加し、5四半期連続の減少から回復に転じました。その主役となったのがHuaweiで、出荷台数が前年同期比52%増と大幅に伸び、Appleを抜いて初めて世界首位に立ちました。

Huaweiの躍進、中国市場がけん引

Source: Global Smartwatch Shipments Tracker by Model, Q2 2025

Huaweiの世界シェアは21%に達し、過去最高を更新。出荷の4分の3以上が中国市場に集中しており、拡大する健康志向、AIやIoTとの統合、エコシステム型デバイスへの需要が追い風となりました。また中国政府による補助や、決済・健康管理アプリとの連携も、消費者にとってスマートウォッチを不可欠な存在に押し上げています。

Appleは7四半期連続の減少

一方のAppleは、世界出荷台数が前年同期比3%減となり、7四半期連続で減少。グローバル首位の座を明け渡しました。ただしiOSエコシステムの強みと高いユーザー忠誠度に支えられ、依然として「高度スマートウォッチ」セグメントではトップを維持しています。

他ブランドの動向

Xiaomiは+38%と大幅成長し、低価格モデルを中心にシェアを拡大。
imooは+21%と堅調で、子供向けスマートウォッチ市場での存在感を維持。
Samsungは-3%と微減。新モデル投入前の買い控えも影響しました。

地域別の動向:中国が北米を抜いて世界最大市場に

Source: Global Smartwatch Shipments Tracker by Model, Q2 2025

地域別では、中国が前年同期比+33%と急成長し、初めて北米を抜いて世界最大の高度スマートウォッチ市場となりました。北米は-4%と減少傾向にあり、消費者が次世代モデル待ちで購入を控えた影響が出ています。その他、中東・アフリカ(+38%)、ラテンアメリカ(+14%)、欧州(+3%)も堅調でしたが、インドは-18%と低迷しました。

今後の見通し:AIと健康機能が成長を後押し

Counterpoint Researchは2025年通年で約7%の成長を見込んでおり、AIによるパーソナライズ機能や新世代の健康センサーが市場拡大のカギになると指摘しています。各ブランドがエントリーモデルからフラッグシップまで価格帯を広げることで、新規ユーザーと買い替え需要の両方を取り込むことが期待されます。

まとめ

今回の調査では、「中国ブランドの台頭」「Appleの連続減少」という対照的な結果が浮き彫りになりました。Huaweiを筆頭に、中国メーカーはスケール、価格競争力、そしてエコシステム統合力を武器に、世界市場で存在感を急速に高めています。今後は、AppleやSamsungがAIや医療グレードの健康機能でどこまで巻き返せるかが焦点となりそうです。

出典:Counterpoint Research

関連記事

NEWSカテゴリの最新記事はこちら
コラム・業界分析記事はこちら

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. Google Pixel Watch 4 がPixel Watch 3から進化した4つのポイントを徹底解説

  2. 【使用レビュー】CMF Watch 3 Proは“美しさと実用性”が共存した傑作スマートウォッチ!1万円台でここまでできる!

  3. Apple Watch新モデルはどうなる? 9月10日に発表が見込まれる最新噂まとめ【主要米メディア/有力インフルエンサー発】

  4. Nothingの最新スマートウォッチ「CMF Watch 3 Pro」の前モデル「Pro 2」からの進化ポイントを徹底解説

  5. 日本で購入可能なスマートリング徹底比較(2025年版)【使用レビューあり】

  6. Xiaomi Smart Band 10 使用レビュー!軽量・高機能で1万円以下の最強スマートバンド

  7. 【進化完全解説】Galaxy Watch7とGalaxy Watch8の違いを徹底比較!デザイン・性能・健康機能が進化

  8. サウナ愛好者必見!時間管理を最適化する「ととのいタイマー」腕時計がMakuakeで先行販売開始

  9. 【2025年最新】1万円以下で買えるスマートウォッチ8選【コスパ最強!Xiaomi・HUAWEIなど】

  10. Apple Watchはなぜバッテリーが短い?「毎日充電でも買い」の理由を徹底解説

   

NEW CONTENTS

  1. HuaweiがAppleを抜き世界首位に!2025年第2四半期のスマートウォッチ市場が回復基調に

  2. 【体験談】パソコン買取アローズにBTOデスクトップを売却! 交渉で査定額アップにも成功

  3. 【体験レビュー】古いiPad miniを『ゲオの買取』に出してみた!宅配買取の流れと査定額を解説

  4. Garminフラッグシップ最新作『fēnix 8 Pro』『fēnix 8 Pro MicroLED』登場!9月18日より順次発売

  5. issinの「スマートリカバリーリング」、ファイテンショップで無料体験プログラムを開始

  6. サウナ愛好者必見!時間管理を最適化する「ととのいタイマー」腕時計がMakuakeで先行販売開始

  7. コスパ抜群のランニングウォッチ「Mibro GS Active2」 39.9gの軽さで快適な走りを実現

  8. SUUNTO、次世代ランニングウォッチ「Suunto RACE 2」を発表

  9. スマートウォッチで運動継続率が7倍に! 2型糖尿病患者を対象にした最新研究が明らかに

  10. 「popIn Aladdin」と「スイカゲーム」の仕掛け人、程 涛(テイ トウ)氏とは何者か? 今は“健康機器の革命児”に転身