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watchOS 26が9月16日リリースへ。睡眠スコア機能やLiquid GlassデザインがApple Watchにも登場

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2025.09.10

Appleは2025年6月のWWDCで発表した次期OS「watchOS 26」を、現地時間9月15日(月)に正式リリースする予定です。日本では時差の関係で2025年9月16日(火)深夜〜未明(おおむね午前2時ごろ)から配信される見込みです。

watchOS 26はiOS 26を搭載したiPhone 11以降とペアリングされたApple Watch Series 6以降、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Ultra全モデルに無料アップデートとして提供されます。つまり、今年発売された最新のApple Watchシリーズだけでなく、過去のモデルを所有するユーザーも最新機能を利用できる点が大きな魅力です。

以下、watchOS 26の新機能を詳しく解説します。

新機能「睡眠スコア」で回復力を見える化

watchOS 26では、新たに睡眠スコアが導入されました。Apple Watchは心拍数、手首皮膚温、血中酸素ウェルネス、呼吸数などを睡眠中に計測し、ユーザーの睡眠の質と体の回復力を数値化します。これにより、自分の眠りをより深く理解し、改善のためのヒントを得ることができます。

睡眠スコアは、睡眠時間、就寝時間の規則性、覚醒回数、各睡眠ステージで過ごした時間といった要素を総合的に評価。起床時には全体スコアとともに重要な要素の詳細が提示されるため、ユーザーは「どこを改善すべきか」を直感的に把握できます。スコアは文字盤のコンプリケーションやスマートスタックに表示でき、iPhoneのヘルスケアアプリに長期的なデータを蓄積することも可能です。

このアルゴリズムは米国睡眠医学会や国立睡眠財団、世界睡眠学会の最新ガイドラインに基づいており、Apple Heart and Movement Studyによる500万夜分以上の睡眠データで開発・テストされました。すでに搭載されている心電図アプリや血中酸素ウェルネス、不規則な心拍リズム通知と並び、Apple Watchの健康機能をさらに強化するものとなっています。

Liquid Glassによる新デザイン

watchOS 26では、リアルタイムのレンダリングを活用した「Liquid Glass」デザインが導入されます。コンテンツが反射や屈折を伴って表示され、アプリやコントロールセンター、通知、写真文字盤などがより鮮やかで表現力豊かになります。

Apple Intelligence搭載「Workout Buddy」(現在は英語のみ対応)

Apple Intelligenceを活用した「Workout Buddy」が新登場。心拍数やペース、アクティビティリングの進捗などをもとに、ワークアウト中にリアルタイムで励ましや目標達成の通知を行い、モチベーションを高めます。達成したマイルストーンを祝う発話や、ワークアウト終了時の統計サマリーも提供。英語からの提供開始で、ランニング、ウォーキング、サイクリング、筋力トレーニングなどに対応します。

なお、Workout Buddyは現時点で英語音声のみ対応となっており、日本語を含む他言語での提供時期は現時点で未定です。

ワークアウトアプリの刷新と音楽連携

人気のワークアウトアプリはレイアウトが刷新され、カスタムワークアウトやレース機能へのアクセスが容易に。Apple Musicとも連携し、ワークアウトに合ったプレイリストを自動提案します。

スマートスタックとメッセージ機能の進化

スマートスタックはユーザーの習慣や位置情報を活用して先読み提示を行い、必要な情報をより適切に表示。メッセージではApple Intelligenceによるライブ翻訳機能が追加され、受信テキストを手首上で自動翻訳できます。返信も相手に合わせて翻訳されるため、グローバルなコミュニケーションがよりスムーズになります。

新しい操作「手首フリックジェスチャ」

通知の非表示や電話の着信拒否、タイマー停止などを、手首を素早く返すだけで操作可能に。これにより片手が塞がっている状況でも、スムーズにApple Watchを扱えるようになります。

その他の新機能

・メモアプリがApple Watchに追加され、音声入力やSiriでの新規作成が可能に
・電話アプリに「保留アシスト」と「着信スクリーニング」を搭載
・聴覚障がい者向けにライブキャプションなどを備えた「ライブリスニング」機能を提供
・文字盤ギャラリーが再設計され、より直感的に文字盤を探せるように

新機能「高血圧通知」は日本は案内なし

watchOS 26では、30日間にわたって収集した光学式心拍センサーのデータを解析し、高血圧の可能性がある場合に通知する「高血圧通知」機能が追加されます。米国やEUなど150以上の国と地域では、Apple Watch Series 9以降やUltra 2以降の対応モデルで今月中に提供開始予定です。

ただし、日本では現時点で公式な案内がなく、利用可能時期については未定です。今後、厚生労働省などの認可を経て、日本でも提供される可能性があります。

提供開始と対応機種

watchOS 26はAppleによって現地時間2025年9月15日(月)に正式リリースされます。日本では9月16日(火)深夜〜未明(午前2時ごろ)に配信開始が見込まれています。

対応機種はiPhone 11以降とペアリングされたApple Watch Series 6以降、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Ultra全モデルで、無料アップデートとして提供されます。Apple Intelligenceを活用する一部の機能には対応iPhoneが必要です。

詳細はApple公式サイトのプレスリリースページをご確認ください。

なお大進化を遂げた「今年1番の買い」のApple Watch SE 3、そしてApple Watch Series 11やApple Watch Ultra 3については下記の記事で詳しく解説していますので、そちらもぜひ一読を。

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