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Apple Eventで発表されたApple Watch Series 6 と Apple Watch SEの情報まとめ

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公開日: 最終更新日:

 

photoSource:Apple

日本時間の9月16日午前2時から開催された「Apple Event」ですが、予想通り新モデルのApple Watch Series 6と、廉価版のApple Watch SEが発表。両製品の詳細も明らかになりました。本記事ではその詳細をまとめます。

Apple Watch Series 6発表

当初の予定通りApple Watch Series 6の発売が発表されました。発売は9月18日の金曜日です。価格は4万2800円~で、Series 5からの値上げはありません。新機能としては健康に関する機能が多く追加されています。

血中酸素飽和度(SpO2)センサーの搭載

photoSource:Apple

血中酸素飽和度(SpO2)とは、血液中にどれだけの酸素が含まれているかを示す数値で、自分の体調をざっと測る目安になるもの。90%以上であれば正常、80%未満の場合は心臓と脳の機能が損なわれる恐れがあるそうで、数値が低い状態が続くと呼吸または心肺停止のリスクがあります。Apple Watch Series 6は15秒程度の測定で、血中酸素飽和度が何パーセントかを測定してくれます。

血中酸素飽和度(SpO2)とは
https://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/guidelines/pulse-oximeter_general.pdf

常時計測の高度計を搭載

photoSource:Apple

現在の標高を常時計測してくれます。登山などに活用できるのはもちろんですが日常の健康管理にも役立つでしょう。例えば高いビルの上層階に行ったときや、飛行機に乗った時に体調が悪くなったときなど、自分の体調と高度について関連づけることができるかもしれません。

処理スピードが高速化&充電スピードか高速に

旧来機種に比べ処理速度は格段に向上。心臓部であるSoCがグレードアップしたことにより、処理スピードは20%アップしました。なおSoCとはSystem on a chip(システム・オン・チップ)の略称。パソコンのCPUのようなものをイメージしてよいでしょう。

また充電速度も向上し、1.5時間以内にフル充電が可能に。デスクワーク中の充電などでもフル充電がしっかりできるようになったので、これまでは就寝時に充電していた人も、Apple Watchを手にはめて入眠する習慣がつくようになるでしょう。

スリープ時の明るさがSeries 5の最大2.5倍

photoSource:Apple

Series 5では常時表示ではあっても、スリープ状態は画面がやや暗いという難点がありました。それがSeries 6ではスリープ時の明るさがSeries 5に比べ最大2.5倍に。屋外でも見やすくなりました。

新色の「レッド」「ブルー」が登場

レッド

photoSource:Apple

ブルー

photoSource:Apple

Series 6は上記2色の追加で、これまでのApple Watchの中でも最もカラフルなケースのラインナップになりました。もちろんバンドも新色が多数発表されているので、今まで以上にファッショナブルにApple Watchを楽しめることでしょう。

Apple Watch SEも発表

photoSource:Apple

Apple Watch SEはApple Watch Series 6から一部の機能が省略された廉価版という位置づけのモデル。税別2万9800円~というお買得さで、こちらもApple Watch Series 6と同様に9月18日発売になります。

なお心臓部のSoCはApple S5でSeries 5と同じで「Series 3よりも最高2倍の速さ」とされています。各種センサーもSeries 6と同じ仕様で、Watch OS7で活用できる睡眠トラッキングもサポートされます。もちろんSuicaなどキャッシュレス決済にも対応しています。

サイズは40mmと44mmで、こちらもSeries 5やSeries 6と同様です。Series5よりも進化していて、Series 6よりもリーズナブルなApple Watch SEは、もしかしたらApple Watch Series 6以上の人気機種になるかもしれませんね(ただし、常時表示には対応していないのがやや難点です)。

ソロループバンドが新登場

photoSource:Apple

「ソロループバンド」は留め具のないひと繋がりのバンド。Apple独自の液状シリコンを素材を使用しており、伸縮性もあるので着脱も簡単。耐久性も高いです。腕の太さに合わせて9種類のサイズから選べて、カラーは7色から選択できます。また100%リサイクルの極細シリコン糸を編み込んだ「ブレイデッドソロループ」は5色展開で、同じように9つのサイズから選べます。

サブスクの新サービス「Fitness +」発表(日本では未対応)

photoSource:Apple

ヨガ、サイクリング、ダンス、トレッドミルなど10種類のワークアウトを用意する月額サービスで、毎週初心者向けを含む新たなワークアウトをユーザーに提供します。残念ながら日本では未対応で、対応時期についても発表されていません。価格は月額9.99ドルもしくは年額79.99ドルです。

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

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