Apple・Garmin・Xiaomiから高級ブランドまでカテゴリ別に徹底紹介!
スマートウォッチは今や健康・フィットネス・ライフスタイルを支えるマストアイテム。この記事では、日本で正規に購入可能な主要ブランド33種を、特徴や価格帯ごとにカテゴリ別に徹底整理しました。
あなたの使い方やライフスタイルに合った1本が、きっと見つかります。
Apple Watch(iPhoneユーザー専用)
Apple WatchはiPhoneユーザーにとって最適解ともいえるスマートウォッチです(Androidユーザーは使えません!)。
iPhoneとの連携において他ブランドを寄せつけず、Suica、Apple Pay、心電図、血中酸素など先進の健康管理機能や決済機能を搭載。
使いやすさ・完成度・エコシステムの三拍子がそろっています。
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 平均価格帯 |
---|---|---|---|---|
Apple | iPhoneと連携するスマートウォッチの定番ブランド | ヘルスケア機能の豊富さ、Suica対応、完成度の高いOS | Series 10, Ultra 2, SE | 39,800〜139,800 |
Google系スマートウォッチ(Androidスマホと相性抜群)
Googleが展開するPixel Watchを筆頭に、SamsungのGalaxy Watchなど、Androidスマートフォン向けのモデルが揃うカテゴリーです(iPhoneユーザーは使えません!)。
Wear OSをベースに、GoogleアシスタントやマップなどのGoogleサービスと連携したシームレスな操作性が魅力。
Galaxyはハード面でも完成度が高く、ハイエンド志向にも対応します。
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 平均価格帯 |
---|---|---|---|---|
Google (Pixel Watch) | Google純正のWear OS搭載モデル | Fitbit統合のヘルスケア、Googleサービス連携 | Pixel Watch 3 | 51,800〜62,800 |
Samsung (Galaxy) | 韓国Samsung製。現在はWear OS搭載が主流 | 回転ベゼル、高精度センサー、Google連携 | Galaxy Watch 7 / Ultra | 52,000〜70,000 |
中華&台湾系コスパブランド(性能・価格の両立が魅力)
中華・台湾系スマートウォッチは「コストパフォーマンス重視」のユーザーにおすすめ。
これらのブランドのスマートウォッチは、iPhoneユーザーもAndroidユーザーも使用可能です(これ以降に紹介するカテゴリーも同様になります)。
XiaomiやAmazfit、Huaweiといったブランドは1万円以下のモデルでも十分な機能を備えており、健康管理・通知受信・音楽操作など、基本性能はしっかりカバー。初めてのスマートウォッチにも最適です。
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 平均価格帯 |
---|---|---|---|---|
Xiaomi | 世界シェア上位の中国大手家電ブランド | コスパ◎、初心者向け、アプリ連携 | Smart Band 9, Watch 4 | 4,000〜30,000 |
Huawei | 通信機器大手のスマートデバイス部門 | 高級感、長時間バッテリー、心拍・睡眠測定 | Watch GT 4, Watch Fit 3 | 10,000〜40,000 |
Amazfit | Huami社によるスポーツ特化ブランド | タフネス、GPS内蔵、ロングバッテリー | GTR 4, T-Rex Ultra | 8,000〜40,000 |
TicWatch | Mobvoi社製のWear OS搭載モデル | デュアルディスプレイ、省電力&高性能両立 | TicWatch Pro 5 | 30,000〜50,000 |
OPPO | 中国OPPOのスマート部門 | デザイン重視、軽量・薄型 | Watch Free, Band 2 | 5,000〜20,000 |
ASUS | 台湾発のIT企業 | 健康特化、血圧測定など独自機能 | VivoWatchシリーズ | 20,000〜40,000 |
Realme | OPPO傘下の若者向けブランド | シンプル操作、価格重視 | Watch 3 Pro | 5,000〜15,000 |
Redmi | Xiaomiのサブブランド | 超低価格、最低限の機能 | Watch 3 Active | 4,000〜10,000 |
欧米ブランド(医療連携・デザイン・独自性が魅力)
欧米のスマートウォッチブランドは、デザイン性や医療連携に優れたモデルが多く、ファッション性と機能性の両立を求めるユーザーに最適です。
フランス発のWithingsは医療級の測定精度を誇り、英国のCMFはミニマルデザインで若年層に人気。
FitbitはGoogle傘下ながら独立したブランドとして健康トラッキングに特化。GOBEは自動カロリー測定という唯一無二の機能を持っています。
価格帯は1万円以上のミドルレンジが中心です。
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 平均価格帯 |
---|---|---|---|---|
Withings | フランスの医療・健康機器ブランド | アナログ風デザイン、体組成測定、睡眠分析 | ScanWatch, Steel HR | 20,000〜45,000 |
CMF by Nothing | 英国発・Nothingのサブブランド | ミニマルデザイン、若年層向け | Watch Pro | 12,000〜15,000 |
GOBE | 米国Healbe社 | 摂取カロリーを自動推定する唯一のスマートウォッチ | GOBE 3 | 35,000〜45,000 |
Fitbit | Google傘下の健康トラッキングブランド | 歩数・睡眠・心拍に特化、操作もシンプル | Charge 6 | 9,000〜30,000 |
スポーツ・アウトドア系(登山・ランナーに最適)
ハードな環境でも耐える耐久性と精密なGPS、心拍測定に特化したのがスポーツ&アウトドア向けブランド。
登山やマラソンに取り組むユーザーは、GarminやSUUNTOのようなモデルを選ぶと安心です。
Garminはファッション性の高いモデルから、超本格派のランナー向けのモデルまで幅広いモデルを出していて、Suica対応モデルも多いです。
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 平均価格帯 |
---|---|---|---|---|
Garmin | 米国のGPS大手 | 高精度GPS、登山・ラン・ダイビング対応 | Fenix 7, Forerunner 965 | 25,000〜160,000 |
SUUNTO | フィンランドの老舗計測機器ブランド | 登山・トレッキングに強い、堅牢設計 | Vertical, 9 Peak Pro | 40,000〜90,000 |
Polar | フィンランドの心拍測定技術の先駆者 | アスリート向け、心拍・VO2max重視 | Vantage V3, Ignite 3 | 25,000〜75,000 |
Coros | 新興の米アウトドアブランド | 軽量・GPS精度・持続時間に優れる | Pace 3, Vertix 2 | 25,000〜90,000 |
国産ブランド(アナログ時計+スマート化の融合)
国産ブランドでは、ソニーが展開するwenaがユニークなポジションにいます。
お気に入りの腕時計をそのまま使いつつ、バンド部分にスマート機能を搭載。既存のアナログ時計を活かしながらデジタル機能を使いたい方におすすめです。
近年は新作のリリースがないのですが、また新しいモデルを見てみたいところです!
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 平均価格帯 |
---|---|---|---|---|
wena | ソニー開発。バンドにスマート機能内蔵 | アナログ時計をスマート化、Suica対応 | wena 3 | 25,000〜40,000 |
高級ブランド(ステータス・ファッション重視)
高級時計ブランドもスマートウォッチ市場に参入。
Wear OSを搭載したラグジュアリーモデルは、機能というよりステータス性・ブランド価値に魅力を感じる人向けです。
特にMONTBLANCは、クラシカルなデザインとビジネス用途に適した機能性を兼ね備えた上質な選択肢です。
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 平均価格帯 |
---|---|---|---|---|
HUBLOT | スイスの高級時計ブランド | 高級感、Wear OS搭載モデルもあり | Big Bang Eなど | 約60万円~ |
TAG Heuer | 高級時計とスマートの融合 | タグホイヤー コネクテッドシリーズ | Connected Calibre E4 | 約25万円~ |
LOUIS VUITTON | ファッション重視の高級モデル | タンブール ホライゾンシリーズ | Tambour Horizon Light Up | 約40万円~ |
MONTBLANC | ドイツの高級筆記具・時計ブランド | クラシカルなデザイン、ビジネス向け | Summit 3 | 約13万円~ |
現在は新モデルなし(かつてのブランド)
スマートウォッチブーム初期に参入したものの、現在は撤退または新製品の展開を終了したブランドもいくつか存在します。
とくにFOSSILは多くのファッションブランドとの連携モデルを手がけていましたが、2024年にスマートウォッチ事業から撤退を発表しました。
ただ、一部は新品・中古でまだまだ入手可能なので、興味のある方は是非チェックを。
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 状況・価格帯 |
---|---|---|---|---|
CASIO | G-SHOCKベースのスマートモデル展開歴あり | タフネス志向、登山・通知系 | G-SQUAD, PRO TREK Smart | 新作なし・中古で入手可 |
CITIZEN | Eco-Drive Riiiverなどを展開 | ソーラー充電、国産高品質 | Riiiver | 開発縮小傾向 |
FOSSIL | ファッション性高いWear OS機で展開 | 複数ブランドと連携展開 | Gen 6等 | 2024年撤退済 |
FOSSIL関連ブランド(販売終了)
ブランド名 | ブランド概要 | 主な特徴 | 代表モデル | 状況 |
---|---|---|---|---|
DIESEL ON | イタリアブランドDIESELとのコラボ | 男性向けデザイン、大型ケース | Axial, Fadelite | 販売終了 |
SKAGEN | デンマークのミニマルデザイン時計 | 北欧スタイル、薄型軽量 | Falsterシリーズ | 販売終了 |
EMPORIO ARMANI | アルマーニのスマートライン | 高級感とWear OSの融合 | Connectedシリーズ | 販売終了 |
MICHAEL KORS | ラグジュアリーファッションに特化 | 女性向けデザイン多め | Access Runway | 販売終了 |
kate spade new york | 女性向けファッションブランドとの融合 | 花柄やカラー豊富なモデル | scallop 2 など | 販売終了 |
まとめ:あなたに合ったスマートウォッチは必ず見つかる
スマートウォッチ市場は年々進化を続け、今や「選びきれないほどの選択肢」が存在します。本記事で紹介した34のブランドは、それぞれ異なる強みを持っています。
・Apple WatchはiPhoneユーザーにとってのベストパートナー
・GoogleやGalaxyなどのWear OS搭載モデルはAndroidスマホと最適な連携が可能
・XiaomiやAmazfitなどの中華ブランドは高機能かつコストパフォーマンスに優れる
・WithingsやFitbitなど欧米ブランドは健康管理や洗練されたデザインに強み
・GarminやSUUNTOは登山やランニングなど本格アウトドア用途に対応
・wenaのような国産ブランドは既存の腕時計をスマート化できる独自性が魅力
・MONTBLANCやTAG Heuerなどの高級ブランドはステータス性とファッション性を両立
・FOSSILなどの旧ブランドは中古市場でまだ根強い人気
「どのブランドがいいか?」ではなく、「自分の使い方に合うのはどれか?」という視点で選ぶことが、後悔のない購入につながります。
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!
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