検索
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. NEWS
  3. 「腕毛を剃って録れよ」と言われて考えたこと。腕時計のレビュアーは体毛を剃るべきなのか?

「腕毛を剃って録れよ」と言われて考えたこと。腕時計のレビュアーは体毛を剃るべきなのか?

NEWS

公開日:

スマートウォッチのレビュー動画や写真をSNSやYouTubeに投稿していると、時折、予想もしないようなコメントが寄せられることがあります。

筆者が過去にYouTubeでスマートウォッチの着用レビュー動画をアップした際、ある視聴者からこんなコメントをいただきました。

「腕毛を剃ってから録れよ」

……正直、かなり驚きました。

腕毛が気になる人は意外と多い?

自分ではあまり意識していなかったものの、確かに動画で手元をアップにした際、時計のディスプレイやバンドの質感よりも、腕毛の存在感が気になる人もいるのかもしれません(ちなみに筆者は特別に体毛が濃いわけではありません)。

特にスマートウォッチのようなシンプルでミニマルなデザインの製品だと、毛が目立つことでレビューの印象すら変わってしまう可能性もあるでしょう。

また、筆者は指にも少し毛が生えているので、「指につけたスマートリングをアップで撮影をするときは、確かにこれは剃ったほうが見た目は気にならないかも」とも感じました。

腕毛=不快、という価値観への違和感

とはいえ、個人的には「体毛を剃ることが前提」という価値観に、少し違和感も覚えました。そもそも人間の体には毛が生えていて当たり前で、体毛の濃さも個性の一つです。

海外のウェブメディアのレビューを見ると、日本ではあまり見ないレベルの体毛の濃さの人が、そのままの腕でレビューをしていることもあり、それは自然と受け入れられている印象を持ちました。

また、「白人の体毛は色素が薄くて目立ちにくいから許容されるのでは?」という声も耳にします。しかし、それは「目立たなければいい」「見た目が気にならなければいい」という価値観の裏返しであり、「白人=美しさの基準=自然体でも美しい」という偏見も裏側にはある印象を持ちます。

特にレビューにおいて大事なのは「製品の使用感や機能の伝え方」であって、見た目の美しさや毛の有無がメインになるのは本末転倒では? という気持ちもありました。

「魅せる」ことが求められる現代のレビュー文化

とはいえ、YouTubeやInstagramなど、ビジュアルの印象が評価に大きく影響するメディアでは、「美しさ」や「清潔感」が大きく評価されるのもまた事実。

Apple WatchやGARMIN、Galaxy Watchなどのレビューを見ていても、プロのレビュアーやモデルの腕は“ツルツル”が多いです。

またブランド公式の広告モデルの人たちも、腕毛がほとんどない(あっても目立たない)人が大半でしょう。

そうしたイメージに影響されて「毛がある=見苦しい」と感じる人が一定数いるのかもしれません。

さらに近年では、料理動画などでもゴム手袋をする人が増えています。衛生上の配慮というよりは、「視聴者から不快に思われないための見た目対策」という側面が強くなっていると感じる場面もあります。

「過度な清潔さ」や「見た目だけを重視する清潔感」が求められすぎているという印象もあり、それが発信者の自然な表現や個性を削ってしまっているようにも思えるのです。

剃る? 剃らない? 結論としてどうすべきか

結論から言えば、これは発信者側がどういうスタンスでレビューを行うかによって異なります。

・「見た目の美しさも含めてプロ意識を持ちたい」という人は、脱毛やシェービングを検討するのもアリ。

・「あくまで実用性重視。リアルな使用感を伝えたいし、視聴者のために体毛の処理までしたくない」という人は、自然体のままで全く問題ありません。

筆者自身は、この出来事をきっかけに「人の目線を意識することも大事。でも、自分らしさや表現の軸も大切にしたい」という考えに落ち着きました。

そもそも、腕毛の有無はその人が持って生まれた個性であり、それを剃るかどうかは完全に個人の判断です。他人がそれについてとやかく言うこと自体、少しズレているように感じます。

もし不快に思う人がいたとしても、それは単に「自分にとって合わなかったコンテンツ」としてそっと閉じるだけで良いのではないでしょうか。

発信者に“見た目の正解”を押し付けるような価値観が当たり前になってしまうと、発信の自由や多様性は失われてしまいます。

レビュー文化に「多様性」を

今回の出来事を通して感じたのは、レビューの形も見た目も多様であっていいということです。

腕毛があっても、それが“自然な姿”として受け入れられる空気がもっと広がっても良いのではないでしょうか?

もちろん、美しく整えた動画や写真を好む人もいます。でも、「自然な姿を映す人」の存在も、見る人にとっての安心や信頼につながるはずです。

今後も、いろんなレビューがあることを尊重しつつ、自分らしい発信を続けていきたいと思います。

同じような経験をした方や、違う視点からのご意見があれば、ぜひコメントやメッセージで教えてください。

スマートウォッチのコラム・業界分析記事はこちら

レビューに関する他の記事はこちら

 はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、 記事の探し方ガイド から目的別に読めます。

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. 【在庫更新】Apple公式の整備済Macに動き。MacBook Airが155,800円〜/iMacやMac Studio、MacBook Proも在庫あり【2026年3月16日】

  2. 侍ジャパン公式スマートリング「b.ring Pro」をレビュー|2万円台で買えるスマートリングの実力

  3. Apple Watch用「フルチタンDLCベルト」が登場|バックルまでチタン化した上位モデルが4,980円

  4. 【在庫更新】Apple公式のApple Watch整備済製品に久々に動き。SEの在庫が再登場【3月12日】

  5. 南陽市が公開した「生成AIプロンプト集748例」が前代未聞のボリュームで凄すぎた

  6. ソニーから独立した「wena」新章へ。世界最小スマートウォッチ「wena X」がクラファン開始

  7. ホーウィン社CXLレザー採用。エイジングを楽しむApple Watch用バンド「MinZ Horween Leather Band TRAD」発売

  8. AI音声入力ユーザーの間で再注目。Shokz「OpenComm2」が“最強マイク”として話題に

  9. 無料でここまで学べる。東大・松尾研「LLM大規模言語モデル講座」講義スライドという最強の学習資料

  10. ファブリーズが家電化?コンセントに挿すだけ「eファブリーズ」登場|50日持続の新芳香剤

   

NEW CONTENTS

  1. ファブリーズが家電化?コンセントに挿すだけ「eファブリーズ」登場|50日持続の新芳香剤

  2. Garmin Instinct 3の限定モデル「Alpine Rush」発表|Dual PowerとAMOLEDの違いも解説

  3. ソニーから独立した「wena」新章へ。世界最小スマートウォッチ「wena X」がクラファン開始

  4. HUAWEI WATCH GT Runner 2発表|ランナー向け最強モデルが進化、軽量&高精度で登場

  5. 【最大40%OFF】MOFT新生活セール開催|人気スタンドやレザーアクセサリーが大幅値下げ

  6. 【在庫更新】Apple公式の整備済Macに動き。MacBook Airが155,800円〜/iMacやMac Studio、MacBook Proも在庫あり【2026年3月16日】

  7. AI音声入力ユーザーの間で再注目。Shokz「OpenComm2」が“最強マイク”として話題に

  8. ホーウィン社CXLレザー採用。エイジングを楽しむApple Watch用バンド「MinZ Horween Leather Band TRAD」発売

  9. 【在庫更新】Apple公式のApple Watch整備済製品に久々に動き。SEの在庫が再登場【3月12日】

  10. 侍ジャパン公式スマートリング「b.ring Pro」をレビュー|2万円台で買えるスマートリングの実力