格安タブレットとして注目のRedmi Pad SE 8.7は、過去にはAmazonプライム感謝祭などのセールで1万円を切る価格まで下がったこともある、話題のエントリーモデルです。
「この価格で本当に使えるの?」「安すぎて不安だけど、買って大丈夫?」と思っている人も多いのではないでしょうか。
筆者はこのRedmi Pad SE 8.7を数カ月間、仕事や趣味で実際に使用。 TradingViewでの株式投資のチャート閲覧やKindle読書、Netflix視聴など、日常的に活用してきました。
この記事では、実際に感じた良かった点・惜しかった点、そして今だからこそ“買い”といえる理由を、実体験をもとに正直にレビューします。
また、参考として同程度のサイズのハイエンド機種「iPad mini(第6世代)」との比較記事もありますので、価格差が気になる方はこちらもどうぞ。実に約7倍の価格差があります。
【比較】Redmi Pad SE 8.7 vs iPad mini(第6世代)|価格は約7倍!コスパ&性能を徹底検証 – Smart Watch Life|日本初のスマートウォッチ専門メディア

・参考価格:16,980円(税込)
※価格・在庫は変動します。購入前に最新の販売ページでご確認ください。
使用環境と用途
・主な用途:TradingViewでのチャート閲覧、Kindleでの読書、Netflix視聴、ネットブラウジング
・所有期間:約数カ月
・比較対象:Xiaomi Pad 7、Galaxy Tab S10 Lite、iPad mini(第6世代)など
Redmi Pad SE 8.7のスペック概要

・ディスプレイ:8.7インチ LCD(1340×800)、アスペクト比5:3
・リフレッシュレート:最大90Hz/輝度500nit(屋外モード時600nit)
・色深度:10ビット(約10億色)/コントラスト比1500:1
・プロセッサ:MediaTek Helio G85(12nm/オクタコア)
・メモリ/ストレージ:4GB+64GB/4GB+128GB/6GB+128GB
・OS:Android 14ベースの Xiaomi HyperOS
・バッテリー:6650mAh/18W急速充電対応(同梱アダプタは10W)
・オーディオ:デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)/3.5mmイヤホンジャックあり
・重量:約373g
普段使いには十分なスペックで、動画視聴や電子書籍、ブラウジングなどの軽作業に最適です。
ストレージはeMMC 5.1と控えめながら、操作レスポンスは安定しており、コストパフォーマンスは高い印象です。
実際に感じた不満点
① アプリ切り替えや起動がもたつく
複数アプリを同時に開くと、切り替え時にわずかなラグが発生。TradingViewなど負荷の高いアプリでは再読み込みが起きやすく、サクサク操作したい人には気になる部分です。
② タッチ操作の反応がやや遅め
90Hz表示対応ながら、CPU・GPU性能の関係で一部の操作は滑らかさに欠ける場面も。ただし、ブラウジングや動画視聴では問題なく快適です。
③ ストレージの速度は控えめ
eMMC採用により読み書き速度は控えめ。ゲームや重いアプリではロードに少し時間がかかりますが、日常用途ではほとんど支障ありません。
④ Androidアプリの最適化不足
TradingViewや一部OfficeアプリでUIがスマホ拡大表示になるなど、Androidタブレット共通の課題も見られます。
良かった点(“価格以上”に感じた部分)

NetflixやYouTubeなどの再生品質は非常に良好。Dolby Atmos対応スピーカーによる立体感ある音も魅力で、動画視聴体験は価格を超える出来です。
さらに軽くてコンパクト。 約373gで片手持ちも楽々。iPad miniとほぼ同等サイズで、寝転んでの視聴や読書にも最適です。
このサイズ感・信頼性・価格帯のバランスは他ブランドにはなかなか見当たりません。
他モデルとの比較と“現実”
・iPad mini(第6世代)との比較:
性能差は明確。A15 Bionic搭載のiPad miniは全ての動作が圧倒的にスムーズですが、価格差を考えればRedmi Pad SE 8.7は健闘しています。
・Galaxy Tab S10 Liteとの比較:
Samsung DeX対応でPC的な使い方ができるS10 Liteは、作業効率を求める人向け。
一方、Redmi Pad SE 8.7は軽さと携帯性、そして価格で優位です。
レビューはこちらから: Galaxy Tab S10 Liteレビュー:付属品込のコスパはiPadより上! Book Cover KeyboardとSペンで広がる使い勝手
総評:ライトユーザーには“アリ”。比較しなければ十分満足できる

Redmi Pad SE 8.7は、「動画や読書中心でコスパ重視」の人にはぴったり。
TradingViewなど重いアプリでは力不足を感じることもありますが、日常使いなら十分快適です。
軽さ・音質・画質すべてが価格を上回るクオリティで、1万円台前半なら間違いなく「買い」といえる一台です。
結論
「安い=悪い」ではありません。
Redmi Pad SE 8.7は使い方次第で十分満足できる“堅実な格安タブレット”です。
セール時には税込1万円前後まで下がることもあり、今後のタイムセールや年末セールでも狙い目のモデル。
軽くて映像もきれい、信頼できるブランド製タブレットをお手頃価格で探しているなら、要チェックです。
なお3万円程度まで予算が上げられて大画面モデルをお探しなら、下記のモデルもオススメです
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