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電気で味覚を拡張する食器「エレキソルト」が面白い|減塩でも“おいしい”は作れる

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公開日:

 

「減塩しなきゃとは思っているけれど、正直、味が物足りない」
そんな悩みを抱えている人にとって、いま改めて注目したいのが、キリンが手がける“電気の力で味覚をサポートする食器”というユニークな発想です。

2025年9月、キリンホールディングス株式会社は、減塩サポート食器「エレキソルト」シリーズから、新商品の「エレキソルト カップ」と、改良を加えた「エレキソルト スプーン」の販売を開始しました。

発表自体は少し前のニュースですが、「食器で味覚を拡張する」というコンセプトは今見てもかなり先進的。健康志向が高まる今だからこそ、改めて面白さが際立つ製品です。

電気の力で“減塩でもおいしい”を実現するエレキソルトとは

「エレキソルト」は、微弱な電流を食品に流すことで、塩味やうま味を強く感じさせる減塩サポート食器です。

塩分そのものを増やすのではなく、味の感じ方にアプローチするのが最大の特徴。明治大学 宮下芳明研究室との共同研究によって開発された独自の電流波形技術を活用し、減塩食品でも「味が薄い」と感じにくくすることを目指しています。

実験では、塩分を約30%カットした食品でも、塩味の強度が約1.5倍に感じられたという結果も報告されています。もちろん体感には個人差がありますが、「減塩=我慢」というイメージを覆すアプローチとして注目されてきました。

新登場の「エレキソルト カップ」が面白い理由

今回の新製品で特に印象的なのが、スプーンではなく“カップ型”として登場した「エレキソルト カップ」です。

これまでのスプーン型は、「スープやカレーには使いやすいが、汁物を直接飲む人には合わない」という声もありました。そうしたユーザーの声を受けて開発されたのが、このカップタイプです。

味噌汁、スープ、ラーメンのスープなど、普段通りに“飲むだけ”で減塩サポートの効果が得られるため、より生活に溶け込みやすい設計になっています。スイッチ操作で強度を3段階から選べる点も、日常使いを意識した工夫と言えるでしょう。

スプーンも進化。より自然に、より使いやすく

あわせてリニューアルされた「エレキソルト スプーン」も、細かな改良が加えられています。

先端の小型化によって違和感が減り、食洗機にも対応。さらに、自然な食事動作の中で安定して通電する構造へと進化しました。

「減塩のために特別なことをしている」という感覚をできるだけ減らし、普通の食器として使えることを目指した改良である点が印象的です。

価格は高め。でも“体験型フードテック”として見ると納得感も

価格は、エレキソルト カップが26,950円(税込)、スプーンが24,750円(税込)と、一般的な食器と比べるとかなり高価です。

ただしこれは単なる食器ではなく、電気味覚という技術を家庭に持ち込む体験型のフードテック製品と考えると見え方が変わります。

実際、初代スプーンは発売から約7カ月で想定の7倍を超える注文が集まり、贈答品としても注目されました。一風堂との減塩ラーメン企画や、CES Innovation Awards®の受賞など、話題性と技術力の両面で評価されてきた製品です。

減塩だけで終わらない?エレキソルトの今後に期待

キリンは今後、塩味やうま味にとどまらず、さまざまな味覚領域への応用やシリーズ展開、さらにはアジア圏への展開も視野に入れています。

高齢化社会や生活習慣病といった課題に対し、「我慢」ではなく「おいしさ」で向き合う。このアプローチは、今後さらに注目されていきそうです。

減塩が必要な人はもちろん、「食の体験をアップデートするガジェット」としても、エレキソルトはかなり尖った存在。少し時間が経った今だからこそ、改めて注目しておきたい製品と言えるでしょう。

Source:キリンホールディングス プレスリリース(PR TIMES)

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・電気で味覚を拡張する食器「エレキソルト」を改めてチェック|減塩でも“おいしい”は作れる
・減塩が我慢じゃなくなる?キリンの「エレキソルト」が今見ても面白い理由
・食器が味を変える時代へ。エレキソルト カップ&スプーンという新体験■ 追加するタグ候補:
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電気の力で塩味やうま味を強く感じさせる減塩サポート食器「エレキソルト」。新登場のカップと進化したスプーンを、今あらためて“面白いガジェット”として紹介します。

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