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【レビュー】Amazfit T-Rex Ultra 2|直径51mm・最大30日バッテリー・64GBストレージを備えたタフネス最上位機をじっくり試した

REVIEW

公開日:

Amazfitのタフネス系スマートウォッチ「T-Rex」シリーズに、最上位モデルとなる「Amazfit T-Rex Ultra 2」が登場しました。直径51mmという見るからに迫力のあるボディに、最大30日間持つバッテリー、業界最大級となる64GBの大容量ストレージ、そして世界中の地図がプリインストールされたオフラインマップ機能まで搭載した、まさに「振り切った1本」です。

価格は89,900円(税込)と決して安くはありませんが、山にも海にも本気で連れていけるアウトドアウォッチを探している方にとって、有力な選択肢になりそうな1台。本記事ではその使用レビューをお届けします!

提供に関する注記
本記事はブランド側から製品提供を受けて執筆していますが、内容・評価は編集部(筆者)が独自に判断しています。

レビューするモデルはこちら

Amazfit T-Rex Ultra 2

価格:89,900円(税込)
カラーバリエーション:ブラック マグマ

Amazonで詳細を見る

対応するスマートフォンはAndroid 7.0以上、iOS 14.0以上となっています。

なお初代モデルとの比較は下記を参照ください。

【あわせて読みたい】Amazfit T-Rex Ultra 2は何が進化した?初代T-Rex Ultraと徹底比較|画面・電池・素材・OSの違いを整理

ライバルとなるのはApple Watch UltraやGalaxy Watch Ultraのシリーズで、そちらよりは価格が抑えめなのが本モデルの魅力です。

ライバル機種のレビュー記事は下記からどうぞ。

【あわせて読みたい】Apple Watch Ultra 完全ガイド|日常使いレビュー・スポーツ活用・モデル比較・バンドまとめ

【あわせて読みたい】Galaxy Watch Ultra 2025年モデルを徹底レビュー|性能・機能・おすすめポイント総まとめ

主要な機能を一覧表でチェック

Amazfit T-Rex Ultra 2 主要機能チェック表:スマホの通知○、天気予報○、音楽の操作○、ウォッチフェイス変更○、常時表示○、音声アシスタント○、通話機能○、追加アプリ対応○、支払い決済×、Suica対応×、心拍センサー○、血中酸素濃度○、睡眠○、体表温度○、歩数○、消費カロリー○、運動計測○、水泳対応○、GPS機能○、気圧・高度計○

 

まずは当サイト独自の主要機能チェック表で、Amazfit T-Rex Ultra 2にどんな機能が搭載されているのかを確認してみましょう。緑色の部分が搭載している機能で、色のない部分が未搭載の機能です。

通知や音楽操作、ウォッチフェイスの変更といった日常使いの機能はもちろん、心拍数や血中酸素、睡眠、体表温度まで健康データはひと通り揃っています。さらに音声で操作できるアシスタントや、本体だけでハンズフリー通話ができるスピーカー&マイクも内蔵されています。

アプリの追加にも対応していますが、独自OSの独自アプリなのでApple WatchやPixel Watchほどの拡張性はありません。またSuicaをはじめとしたタッチによるキャッシュレス決済には対応していません。普段の買い物にも使いたい方にとっては、この点だけは惜しいポイントになりそうです。

一方で注目したいのが、運動関係の機能の充実ぶりです。6つの衛星に対応したGPSと気圧・高度計を搭載し、水深100m相当の防水性能に加えて最大水深45mまでのレジャースキューバダイビングにまで対応しています。山でも海でも本格的に使えるアウトドア仕様は、このクラスでも限られた存在です。

アウトドアや健康管理に振り切ったタフネスモデルとしての完成度は非常に高く、過酷な環境でも頼りになる一台と言えます。

バッテリーの持ち具合は?

みなさんが気になるであろう、バッテリーの持ち具合についても、公式発表のデータと、実際に使用したときの減り具合をお伝えします。

ブランド公式のデータだと、標準的な使用で最大30日間、ヘビーユースでも最大15日間、精度GPSモードでは最大50時間、省電力GPSモードでは最大90時間、GPS最大バッテリーモードでは最大177時間の駆動が可能とされています。バッテリー容量は870mAhと大容量で、充電方法はマグネット式、約2時間で満充電になるとのことです。

実際に1日使ってみると、自宅と街中での日常使用だと5%程度しか減らない日もあってビックリ。バッテリー容量870mAhという数字は一般的なスマートウォッチの2倍クラスの量なので、このバッテリーの持ちの良さには安心感があります。10日〜15日程度は充電を気にせず使用できそうです。

見た目をチェック

素材や大きさ、重量について

本体サイズは約51.0mm × 51.0mm × 14.3mm。Apple Watch Ultraシリーズ(49mm)よりもさらに大きいサイズ感で、厚さもあるため、袖の細くなった長袖だと引っかかりを感じる場面は多いです。

重量はバンド込みで約89.2g、本体のみだと約67.5gです。ボディには航空宇宙産業でも使われる最上級グレード5のチタン合金と、繊維強化ポリマーが採用されています。ズッシリと重いですが、次に説明する耐久性も考慮すると、岩場のある山などに行っても安心して使える堅牢性を備えたモデルといえます。

防水等級や耐久性について

防水等級は10ATMで、ISO 22810:2010規格に基づき水深100m相当の防水性能を備えています。さらにEN13319:2000など複数の規格に基づいて、最大水深45mまでのレジャースキューバダイビングにも対応。

加えて、軍事規格のMIL-STD-810H-2019認証を取得しており、耐衝撃性・耐熱性・耐寒性も確保されています。低温モードを有効にすれば、マイナス30℃の極寒環境でも動作するとのことです。

筆者はビーチに遊びに行ったときなどもこのモデルを付けていましたが、汚れようと濡れようと全く気にせず過ごせるので非常に快適でした!

物理ボタンについて

物理ボタンは4つ搭載されています。もちろんタッチスクリーンでも操作できますが、ボタンメインでもがっつり操作できるのは、アウトドア向けのモデルならではと言えます。

右上が決定ボタン、右下が戻るボタン、そして左側は上がアップ、下がダウンで、選択肢を上下に動かすときに使います。慣れるまでは少し操作に戸惑いがありますが、一度覚えてしまえば快適に使えます。

ディスプレイについて

ディスプレイは1.5インチのHD AMOLED、解像度は480×480、PPIは322です。タッチスクリーンにはサファイアガラスが採用され、最大輝度はなんと3,000nit。直射日光の下でも視認性を確保できる明るさが売りです。

大画面で明るさもあるため、屋外でも非常に見やすく、文字も読みやすいです。特に日光のきつい海辺や山などの環境では、快適に使えるモデルだと感じました。

バンドについて

バンドはシリコン製、長さは145〜215mm、幅は26mm、クラシックピンバックル仕様です。

赤の差し色が入っている部分も含めて、スポーツ~アウトドア向けのしっかりした作りで、汗をかいたときも蒸れなどの不快感なく快適に過ごせました。

柔らかい素材のバンドなので着用感も非常に良いと感じました。

操作感をチェック

ウォッチフェイスについて

ウォッチフェイスは200種類以上から選べるとのこと。ディスプレイも大きいので表示できる項目も多く、様々な指標をチェックしながら動きたい登山などのアクティビティにはやはり向いていると感じました。

一方で表示項目のカスタム性はやや低めで、用意された文字盤の中から、自分に合った指標やデータが表示されているものを選ぶ形が基本となりそうです。

文字盤はポップなものよりも、かっこいい雰囲気で表示できるデータが多いものが目立ち、スポーツやアウトドア向けの男性をイメージしてデザインされていると感じました。無料で使える文字盤だけでもかなりの数があるので、日によって着せ替えをするのも楽しいと思います。

通知機能について

スマホからのアプリ通知に対応。筆者はiPhoneとペアリングして使いましたが、Androidスマートフォンの場合はSMSやLINEへの返信もウォッチ上から可能です。

通知は大画面で表示され、内容も非常に見やすく、通知を受け取るアプリもスマホのアプリ上で細かく設定が可能です。日常で仕事関係の通知を受け取りたいときなどにも便利に使えるスマートウォッチだと、このあたりは感じました。

メールについても、届いたメールの内容の冒頭を読むことができます。

そのほか日常で使う機能について

音声通話はスピーカー・マイク内蔵でハンズフリー対応。GPT-4oを統合したAI音声操作システム「Zepp Flow」も搭載されており、日本語にも対応しています。

天気を聞いたりタイマーをかけたりといった使い方のほか、カレンダーの予定を聞いたらカレンダーを表示してもらうこともできました。いわゆるネット検索のようなことはできないようですが、心拍数を確認したり、ワークアウトを開始したりと、ウォッチ内で認識できている指標や機能をサッと呼び出すのに便利です。

ミニアプリでの拡張も可能で、音楽操作のほか、コンパス、潮汐情報、嵐アラートなど、アウトドアで役立つ機能が多数用意されています。

健康の機能をチェック

健康関連では、心拍数・血中酸素・ストレスレベルの24時間モニタリングに対応。睡眠についてはREMを含む睡眠段階、昼寝の時間、睡眠時の呼吸の質、睡眠スコアまで詳細に記録できます。睡眠計測の画面の見やすさや、計測される指標の充実度は、さすがスマートウォッチの大手ブランドという感じで非常にレベルが高いです。

Screenshot

さらに今回のモデルでは、睡眠・HRV・運動負荷・日中活動を統合的に評価する新しい「BioCharge」指標が導入され、回復のタイミングを科学的に把握できるようになりました。

日々のワークアウトやストレスをもとに、身体のエネルギーレベルを数値で可視化してくれるユニークな健康管理機能で、自分の体のエネルギーの残り具合がわかるのが非常に面白いと思いました。

【あわせて読みたい】Amazfitの「BioCharge™」とは? 身体のエネルギーレベルを可視化する独自機能を解説

そのほか生理周期トラッキング、PAIスコア、皮膚表面温度測定、呼吸エクササイズなどの機能も備えています。

睡眠や血中酸素濃度などの計測結果もかなり正確な印象でしたし、日常の健康管理をするモデルとしても、非常にレベルが高いと言えるでしょう。

【あわせて読みたい】スマートウォッチで計測できるPAIって何? XiaomiやAmazfitのモデルで採用されてる理由も解説

運動の機能をチェック

スポーツモードは170種類以上を搭載し、登山、ハイキング、クライミング、トレイルランニング、ダイビング、スキー、スノーボードなどアウトドア系が特に充実しています。

測位はデュアルバンド円偏波GPSアンテナによる6衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS、NavIC)に対応。気圧高度計も搭載し、リアルタイムナビゲーションと組み合わせて累積標高やルートリターンなどを高精度に計測できます。

新たに追加された登山ワークアウトモードでは、上下坂区間表示や新しい標高アルゴリズムを採用。YAMAPやヤマレコで作成したGPXデータをZeppアプリ経由でインポートし、オフラインマップ上でナビゲーションすることも可能です。

地図もダウンロードして使用が可能

今回のモデルではまだ登山での使用は試せていませんが、同シリーズのAmazfit T-Rex 3で試した下記の記事での使用時は、その画面の見やすさとバッテリーの持ちの良さに感心させられたので、今回のモデルもハイレベルな機能になっていると思われます。

【あわせて読みたい】Amazfit T-Rex 3使用レビュー。登山向けスマートウォッチでコスパ最高!

またランニングの計測も実施してみました。

Screenshot

それほど高い建物もない街中での計測でしたが、GPSの位置情報はほとんど道からそれることなく、非常に正確に計測されている印象を持ちました。

道の勾配を補正した1キロあたりのペースや、心拍数のグラフ、心拍ゾーンごとのグラフ、ランニングパワーや高度、ケーデンス、接地時間など、様々な指標を計測することができます。ランニング1回分の計測データを見るだけでも、運動に非常に強いモデルだということがわかります。

Screenshot

大画面でランニング中も画面が非常に見やすく、英語ではありますが音声のアナウンスもあるので、登山などのアクティビティでも非常に使いやすいでしょう。

まとめ

アウトドア向けの機能を中心にオールラウンドな機能が揃ったハイレベルなモデルだと感じました。健康系の機能も充実していて、その点では日常使用をしても満足感の高いモデルだと言えます。

一方でボタンでの操作にはやや癖があり、画面サイズも大きいため、使用に向いているのは比較的大柄な男性だということも感じました。

ただバッテリーの持ちが非常に良いので、大画面で充電を気にしなくていいモデルを探している人にはオススメです。

特にアウトドアの環境でガシガシ使う目的の人には、89,900円と言う価格に見合った価値のあるモデルといえるでしょう。

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