エレコムが母子支援の特設サイトを公開|里親支援制度は実子と同じ手当・休暇 新生児蘇生トレーニング機器「Saving baby」も

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エレコムが公開した母子支援の特設サイト「Mother and Child Support Initiative」のメインビジュアル

エレコムは2026年10月30日、母と子を支えるグループの取り組みをまとめた特設サイト「Mother and Child Support Initiative」を公開しました。従業員向けの里親支援制度、地域の児童養護施設との交流、新生児蘇生トレーニングデバイス「Saving baby」を使った医療教育の支援などを、ひとつのサイトで紹介しています。

毎年10月はこども家庭庁が定める「里親月間」です。これに合わせて、10月16日にはさいたま市で開かれた里親制度の普及啓発イベントに、エレコムの取締役執行役員で医師の葉田甲太氏が登壇し、企業として里親を支える取り組みを話しました。

特設サイトは「社会全体で育てる」「母体と赤ちゃんの命を守る」の2テーマ

特設サイトは、エレコムグループの母子支援を2つのテーマに分けて紹介しています。

・社会全体で育てる:里親支援制度、ひとり親サポート手当、地域の児童養護施設との連携、くるみん認定、児童養護施設の開所時の寄付
・母体と赤ちゃんの命を守る:新生児蘇生法教育デバイスの開発、新生児蘇生法教育の支援、妊産婦の健康管理支援

各テーマには詳しいページがあり、取り組みごとに中身を読めます。トップページの下には、メディアへの掲載やイベントへの登壇の履歴もまとめられています。

里親として子どもを育てる従業員は、実子と同じ手当・休暇を使える

エレコムグループは、里親登録を目指す従業員と、里親として子どもを育てている従業員を支える「里親支援制度」を導入しています。里親認定研修の受講から認定、子どもを迎えたあとの養育までを支えるもので、特設サイトでは、里子を育てるときに実子と同じ手当や休暇などの制度を使えると説明しています。

ひとりで子どもを育てる従業員には「ひとり親サポート手当」も支給しています。仕事と育児の両立に向けた制度づくりが認められ、厚生労働省の「くるみん認定」(子育てサポート企業の認定)も取得しました。

社外では、神奈川県内の児童養護施設で暮らす子どもたちを、研修施設「レクトーレ葉山 湘南国際村」に招いて、アクティビティや食事で交流する機会を続けています。従業員もボランティアとして参加します。エレコム創業者の出身地である三重県熊野市に児童養護施設「東紀州こどもの園」が開所した際には、建設費の一部を寄付しました。

スマホやタブレットと組み合わせる新生児蘇生トレーニングデバイス「Saving baby」

もうひとつのテーマが、母体と赤ちゃんの命を守る取り組みです。中心になっているのが、エレコムが開発・提供している新生児蘇生トレーニングデバイス「Saving baby」です。

Saving babyは、スマートフォンやタブレットと組み合わせて使う、新生児蘇生のシミュレーション研修用の補助デバイスです。生まれたときに呼吸がうまく始まらない赤ちゃんを助ける「新生児蘇生法」の研修で使われ、国内外の医療教育の現場で医療者の技術向上に役立てられています。研修の機会や医療教育の環境が十分ではない地域への支援も続けています。

このほか、妊娠中のお母さんが日々の体調を管理できるよう、血圧計や体組成計などを国内外に寄贈しています。

里親月間のイベント「やさしさのリレー」で葉田甲太氏が講演

2026年10月16日に埼玉県県民健康センターで開かれた里親制度普及啓発イベント「やさしさのリレー」の会場。客席から壇上のスライドを写している

里親制度普及啓発イベント「やさしさのリレー」は、2026年10月16日(金)に埼玉県さいたま市の埼玉県県民健康センターで開かれました。テーマは「なぜ今、里親が必要なのか ~私たちができること・企業ができること~」です。

葉田氏は「家庭的養育を支える新しい『企業のかたち』-エレコムの里親支援へのチャレンジ-」と題して講演し、里親支援制度を導入した背景や制度の中身、企業が里親を支える意義を紹介しました。続くパネルディスカッションでは、仕事と家庭的養育の両立や、企業ができる支援について意見を交わしました。

特設サイトによると、葉田氏は2026年8月にこども家庭庁の「企業における子育てサポート研究会」にも登壇し、里親支援制度の取り組みを話しています。

周辺機器やヘルスケア製品でおなじみのエレコムが、製品の外でどんな活動をしているかは、特設サイトで詳しく読めます。エレコムのほかのニュースや新製品は、下の関連記事で紹介しています。

Source: エレコム プレスリリース、エレコム Mother and Child Support Initiative

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