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スマートウォッチは「睡眠の質」も「不調の原因」も可視化する! その睡眠計測機能を睡眠研究家・みんたつが解説

NEWS

2021.07.12

歩数や消費カロリーの計測から、Suicaでの決済まで、多種多様な機能を持っているスマートウォッチ。

その主要な機能の一つが「睡眠追跡」です。

着用したまま眠りにつけば、睡眠についての多種多様なデータが取れる……と言われていますが、一体どんなデータが取れて、睡眠の何が分かるのでしょうか。

今回の記事では、10年近く自身の睡眠改善に取り組んできた「睡眠研究家」で、その知見を生かしてパーソナル睡眠コーチのサービスも行っているみんたつさんが、「スマートウォッチを着用すると睡眠データの何が分かるか」について解説。

みんたつさん自身が睡眠研究家になった背景や、睡眠改善のためにスマートウォッチを使うに至った経緯についても書いてもらいました。

みんたつさんが睡眠研究家になったワケ

はじめまして。「睡眠が変われば人生が変わる」をモットーに活動する睡眠研究家のみんたつです。

まずは自己紹介になるのですが、睡眠研究家としての活動以前に、私はもともと、主に外回りで作り手の思いを届けるための営業マンをしています。そのため、ほとんどの移動は車で行っており、けっこうな広いエリアを担当していました。

結果、走行距離はなんと毎年地球一周分程度(約4万km)となっていました。

そんな私は、10年以上前に交通事故であわや命を落とす経験をしました。それは睡眠不足による気のゆるみが原因で、高速道路を走行中に前方を走るトラックに激突するというものでした。

車は走行不能になったものの、不幸中の幸いで、私も相手も奇跡的に怪我一つありませんでした。

とはいえ、「二度とこんな惨事を起こしてはいけない」と強く感じ、それから睡眠の改善を意識して取り組みました。それ以降、心身がとても健康になり、6㎏の減量にも成功。体組成計の数値も30代半ばにして20代前半という結果を維持しています。

睡眠改善で大いに役立ったのがスマートウォッチ

そんな睡眠の改善において、とても重宝したのが、睡眠を計測をするデジタル機器です。

まずはスマートフォンのアプリを使った計測から始めていたのですが、「寝る直前のブルーライトは睡眠の質を下げる」という問題がありました。

そこで、寝る直前にスマホを極力触らずに済むように、睡眠計測をするアイテムとしてスマートウォッチを使い始めました。

使い始めて4年ですが、睡眠を改善する上で大いに役立っています。

今回の記事では、そんなスマートウォッチの睡眠データで、いったい睡眠の何がわかるのかについて紹介したいと思います。

スマートウォッチで計測可能なデータは主に3種類

スマートウォッチで睡眠のデータを計測する場合、おおむね次の3つのデータは計測・判定されるかと思います。

睡眠スコア

同じ日の短時間睡眠を計測したときのスコアの違い(左:Xiomi Mi band5 右:Fitbit AltaHR)

睡眠スコアとは、睡眠の質を「心拍数」「眠っていた時間(そしてベッドの上で眠れなかった時間)」「睡眠ステージ」などから数値化したもの。

それぞれのスマートウォッチのモデルが、独自のアルゴリズムをもってスコア化しています。

睡眠スコアを見るうえで気を付ける点としては、スコアが高い場合は言うことなしですが、「スコアは高い日もあれば低い日もある」ということ。毎日のスコアの変動を気にしすぎて、ストレスにならないように気をつけましょう。

ちなみに、私はFitbit AltaHRとXiomiのMi Smart Band 5を併用して睡眠のデータをとったりもしているのですが、スコアがどちらも高いときもあれば、片方だけ高いときもあります。

何度か計測してみていると、Miband5のほうは、「睡眠時間の長さ」が高スコアになる必須条件となっている傾向を感じます。

一方のFitbitは、睡眠時間が短かったときでも、「深い睡眠がとれているかどうか」がスコアの高低を決める要因になっていると感じます。

上記の画像のように、ある日の睡眠データは、Fitbitは82点で【良い】となりましたが、Miband 5は70点。決して良くはないスコアでした。

睡眠時間

スマートウォッチライフ編集部員のApple Watchが計測した睡眠時間。

人はベッド・布団に入っていた時間を「睡眠時間」として考えがちですが、実際にはベッドに入ってからも考え事をしてなかなか寝つけなかったりして、「布団にいる時間」と「実際に寝ている時間」が異なっていることがあります。

このベッドの上にいる時間を「床上時間」と言います。

なおスマートウォッチは、搭載された各種センサーなどのデータにもとづき、「床上時間」ではなく「睡眠時間」をしっかり計測してくれるので、「実際の睡眠時間はどれくらいか」を把握できます。

この「床上時間」と「実際に寝ている時間」の差が少ない場合は、睡眠効率が良いといえます。

一方で、「なかなか寝れないけど、とにかく布団の中にいる」という状態は睡眠効率が悪く、「たくさん寝てるはずなのに休めていない」と感じる要因だったりもします。

スマートウォッチの睡眠時間の計測によって、「床上時間」「入眠潜時(眠りにつくまでにかかった時間)」「中途覚醒(夜中に途中で目が覚める時間)」「実質睡眠時間」「睡眠効率」といったものを判断できるようにもなります。

睡眠ステージ

当サイト編集部員がApple Watchの睡眠アプリ「AutoSleep」で計測したデータ。「軽い睡眠」「深い睡眠」が分類されている

睡眠には「ノンレム睡眠」、「レム睡眠」と、大きく分けると2つのステージがあります。

よく言われる「深い睡眠」というものは、「ノンレム睡眠」の時間に現れます。

それぞれのステージは役割が異なっているので、「深い睡眠がたくさんとれたから良い睡眠だった」と一概に言えるわけでもありません。かなり簡単にまとめてしまうと、下記のようなイメージで考えておくと良いでしょう。

ノンレム睡眠:脳も体も休んでいて、脳や肉体の疲労回復のために重要な時間
レム睡眠:主に体の休息・脳は活発に活動しており記憶の整理や定着をしている時間

自分の感覚では分からない睡眠データをスマートウォッチは可視化する!

以上の3つのデータは、自分の感覚だけでは判断しにくかったり、計測ができなかったりするものです。

そこで、スマートウォッチを使ってデータを可視化し、そのデータと自分の主観(日中の体調・集中力・眠気)を照らし合わせることで、自分にとって最適な睡眠時間を割り出すことも可能になりますし、睡眠改善の取り組みの効果の判定にも使えます。

実際に私も、スマートウォッチをそのような形で活用しています。

たとえば新しい睡眠グッズを試すときは、自分の調子がいい時期の睡眠スコア・睡眠ステージの状態を比較対象にしながら、使用前後の変化を把握。良い変化が表れていると感じたときは、その後も使用を継続します。

またスマートウォッチが表示した睡眠データの結果が悪かった日は、前日の自分の行動を振り返り、「夜遅い時間に食べ過ぎたせいかもなぁ」「カフェインを夕方に取ったのが悪かったのかもしれない」など、原因と結果を照らし合わせて改善に役立てることができます。

もちろん、睡眠についての正確な診断には、専門医療機関での計測が必要になります。スマートウォッチのデータはあくまで目安としてお考えください。

以上、スマートウォッチを健康管理・睡眠の改善に使おうかなと思っている方の参考になれば嬉しいです。

睡眠を可視化することは、よりよい睡眠習慣を身に着ける一歩になると思っています。

それでは、皆さんが睡眠を整えてご機嫌に暮らせますように。

 

●執筆者:睡眠研究家 みんたつ

約10年の睡眠研究の知見を生かして、パーソナル睡眠コーチのサービスも運営中。モットーは「睡眠が変われば人生が変わる」。 睡眠のお悩み相談や問い合わせはTwitterからも受付中。TwitterのIDは@mintatsu11

 

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