検索
         
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. REVIEW
  3. wena 3のヘッド部を好きな機械式時計に変える方法を解説!

wena 3のヘッド部を好きな機械式時計に変える方法を解説!

REVIEW

2020.12.25

2015年に「wear electronics naturally(自然に身に着けられるテクノロジー)」というコンセプトで発売されたソニーのwena(ウェナ)。
その第3世代にあたる「wena 3」が2020年11月に発売されました。

このwenaシリーズの特徴は、通常我々が「時計」と認識している文字盤の部分(wenaではヘッドと呼びます)は別売りで、バックル部分にスマートウォッチ機能を集約した時計バンドを「本体」と考えているところでしょう。

そしてwena 3が搭載している機能は、「活動ログが取れる」「スマートフォンの各種通知をbluetooth経由で腕元に受けられる」「電子マネー機能が付いている」などなど、スマートウォッチとしても非常に優秀。そのためwena 3は、ヘッド部分を自在に付け替えることが可能で、お気に入りの時計と組み合わせられるスマートウォッチなわけです。本記事では、wena 3を様々な時計のヘッド部分と組み合わせる方法を検証してみました。

自分のお気に入りの時計を「ヘッド」として使う

ラグ幅22mmの時計を持っている人なら、ワンタッチでwena 3に取り付けることができます。


ただ、一般の時計にラグ幅22mmというのは意外と少ないです。たとえば機械式腕時計の代名詞であるROLEXでは、ほとんどのモデルのラグ幅が20mm。サブマリーナやデイトナも20mmで、そのままwena 3を取り付けることはできません。また、オーデマピゲのロイヤルオークや、ウブロのビッグバンなどの人気時計は、ケースとラグが一体化しているタイプ。やはりwenaと組み合わせるのは難しそうです。

もちろん、ラグ幅22mm以外の時計を取り付けられないわけではありません。ROLEXのように20mmのラグ幅の時計や、レディースの18mmのラグ幅の時計に対応させたいときは、別売りのエンドピースを取り付けることで、自分が愛用している時計とwena 3を一体化できます。

そのためwena 3を購入する際、手持ちの機械式時計と一緒に使ってみたい人は、メタルバンドは専用「エンドピース」、レザーバンドはラグ幅に合わせた「レザーバンド」を購入いただければ自分の腕時計に取り付けられます。
ラバーバンドに関しては、「エンドピース」と「エンドピースコネクタ」を別途購入する必要があります。エンドピースやコネクタについては公式ページより詳細を確かめてください。

http://wena.jp/lineup/accessories.html

純正ヘッドのラインナップ

「wena」には別売りで純正のヘッド(時計部分)が数多くラインナップされており、それぞれが魅力ある製品になっています。ヘッドの内部はソニー製ではなく、その多くは日本のトップブランドのシチズン製。時計の製品としての信頼性も高いので、wena 3を購入する際はこの純正ヘッドを一緒に購入することもおすすめです。wenaの公式ページではヘッド部分について詳しい情報とラインナップが掲載されています。まずはこちらをチェックしてみてください。


http://wena.jp/products/head/

スマートウォッチライフ編集部で入手した純正ヘッドは2種類あり、一つはインダストリアルデザイナーの山中俊治氏がデザインを手掛けた白い文字盤の「フォー・イン・ワン」モデル。もう一つが機械式(自動巻)ムーブメントのメカニカルモデルです。どちらも単体の時計としても魅力的な製品です。

WNW-HT31/B

wena Three Hands Premium Black -Oxford Edition-
価格:60,000円(+税)

地球上の私たちは、経度に応じて様々な時間軸上で生きています。この「フォー・イン・ワン」モデルは、4つの独立した時間を一つのボディに込めました。世界の人々とつながるための時計です。4つのダイヤルが繊細に絡み合う斬新な立体構成で、サブダイアルはガラス裏面に蒸着させることで、文字盤に影を落とし、非常に特徴的で高級感あるデザインに仕上がっています。また、世界の時刻を一度に見渡せるため、インディケーションはシンプルに。4つの極小ムーブメントと4つの竜頭を滑らかに覆う美しい低重心ボディとなっています。フォーマルの象徴であるオックスフォードの制服をイメージ。ブラックIP加工をすることで、オックスフォードのアカデミックで、フォーマルなイメージを再現(wenaオフィシャルサイトより引用)

インダストリアルデザイナーの山中俊治氏がデザインを手掛けた時計ヘッドで、ラグ幅は22mm。ムーブメントはセイコー製で、全パーツの研磨作業、針の取り付けや組み立ても全て手作業で実施しているそう。メタルバンドにもレザーバンドにもしっくり合う高いデザイン性が特徴です。

WH-TM01/B

Three Hands Mechanical Premium Black Head
54,880円(+税)

衝撃や傷に強い球面サファイアガラス。 さらには背面に機械式ムーブメントの動きを確認できるシースルーバックを採用しています。キャリバーは、高品質な機械式ムーブメント「90S5」。錘にはwenaロゴを刻印しています。また、重心を低くすることで抜群にフィットする着け心地も実現しました。クラシカルで上質なデザインと機械式ならではの伝統の技術、そしてwena wristに搭載された先進のテクノロジーの融合が、腕時計のあり方を新しくします。(wenaオフィシャルサイトより引用)

wenaブランド初の機械式高性能ムーブメント搭載モデルです。

ヘッド次第で大きく印象が変わる!

時計バンド部分にスマートウォッチ機能が集約されたwena 3はとても自由度の高い製品です。ヘッド部分には純正の魅力的なモデルがラインナップされていますし、ご自分のお気に入りの機械式腕時計をつけることもできます。まずはwena純正のモデルを一つ所有しておき、少し気分を変えたい時などにご自分の時計にチェンジしてみたり、別の純正ヘッドを購入するのが一番しっくりくる使い方なのだと感じました!

     

関連記事


     
 

RANKING

  1. 「買ってはいけないスマートウォッチ」の特徴6つ。謎ブランドの格安モデルや「Amazonの商品名に機能列挙」は要注意!

  2. Apple Watch Series 8の色選びを大量の写真・動画と7000字で徹底解説!

  3. 1日300kcalだけで平気なの?Apple Watchの「ムーブ」のカロリーは何の数値か

  4. Apple Watchで使える電子マネーを完全解説!【2022年版】 Suica、QUICPay、iDをApplePayで使う方法とその便利さとは

  5. この写真、実はApple Watch! 完成度高すぎの「G-SHOCK風カスタム」の秘密を投稿者に聞きました。

  6. iPhoneで計測できる「歩行非対称性」とは?何%なら正常?

  7. Ouraリング20日間使用レビュー【第3世代Horizon】睡眠、運動や心身の疲労を高精度で計測する超凄いスマートリング

  8. 石田ゆり子、二宮和也、齋藤飛鳥……。Apple Watchを使っている有名人40人を動画・画像付きで紹介します!

  9. Apple WatchはLINEも使えてやっぱり便利! 「4つの返信法」「既読を付けない読み方」ほか、便利な使い方と疑問を徹底解説

  10. 超スムーズなApple WatchのSuica改札通過法! 時計の裏側の”腕タッチ”でもOK

NEW CONTENTS

  1. ナビットの1000人アンケートでわかった スマートウォッチのリアルな利用状況

  2. エレコムから発売された4つの異なる素材のApple Watchバンド。あなたの好みはどのタイプ?

  3. ケースごと着替えて印象をガラッと変える。新発売スマートウォッチ『HUAWEI WATCH GT Cyber』。

  4. Apple Watchをエレガントに楽しみたいなら2重巻のレザーバンドはいかが?EPONASからドゥーブルレザーバンドが登場。

  5. 春の季節にぴったり。ポラールのGPSプレミアムランニングウォッチPolar Pacer Proに新色ゴールド・シャンパン登場!

  6. Apple、Samsungなど大手のウェアラブル出荷量が軒並み減少! 2022年第4四半期のデータを読み解く

  7. OuraリングがApple Watchと連携強化

  8. 運転免許証もApple WatchでOKに。アメリカ各州で広がる試み

  9. 30万円オーバーの最高峰スマートウォッチGarmin『MARQ』コレクション最新全5モデルが発売開始

  10. アップルウォッチは中古ならいくらで買える? 発売から半年経過したApple Watch現行モデル3種の価格推移調査

TAG

タグをさらに表示