検索
  1. スマートウォッチライフTOP
  2. コラム・業界分析
  3. 「スマートウォッチ」と「スマートバンド」の違いや定義は? 紛らわしい呼称と各々の定義・機能の違いを徹底解説!

「スマートウォッチ」と「スマートバンド」の違いや定義は? 紛らわしい呼称と各々の定義・機能の違いを徹底解説!

コラム・業界分析

公開日: 最終更新日:

スマートウォッチはブランドや製品によって「フィットネストラッカー」「スマートバンド」「コネクテッドウォッチ」「ハイブリッドウォッチ」などなど呼称が変わります。

それぞれの呼称の違いは何なのか?

そもそもスマートウォッチの定義とは?

そういった素朴な疑問を今回の記事では紐解いていきます!

先にザックリ表でまとめてしまうと、以下のような形です。

呼称 主な用途 ディスプレイ 主な機能 バッテリー持ち
スマートウォッチ 総合的なスマート機能 大型のフルスクリーン 通知、音楽再生、運動計測、アプリ利用、GPS、健康管理全般、Suica決済など非常に多彩 数日〜1週間
フィットネストラッカー 健康・フィットネス管理 細身の小型ディスプレイ 通知、歩数、心拍数、カロリー計測、運動計測、睡眠トラッキングなど。やや控えめな機能 1週間〜数週間
スマートバンド 健康管理・簡易通知 細身の小型ディスプレイ 通知、歩数、心拍数、カロリー計測、睡眠トラッキングなど。やや控えめな機能 1週間〜数週間
コネクテッドウォッチ 通知・健康管理 (機能は限定的な場合あり) アナログまたは小型ディスプレイ 基本的な通知、フィットネス追跡、クラシックな見た目。機能は控えめ 数週間〜数ヶ月
ハイブリッドウォッチ 健康管理 + アナログ時計 アナログの場合が多い フィットネストラッキング、通知機能など。機能は控えめ 数週間〜数ヶ月

 

そもそも「スマートウォッチ」の定義とは?


まず、そもそも「スマートウォッチ」がどのような定義なのか、様々なウェブサイトで確認してみました。

・「小型のタッチスクリーンとCPUを搭載した、多機能な腕時計型のウェアラブルデバイス」(Wikipediaより)
・「CPUが内蔵された腕時計のようなデザインの電子機器」(ビックカメラ.com)
・「腕時計のように手首に付けるウェラブルデバイス」(Amazon「スマートウォッチ特集」より)
・「スマートフォンと連携して着信やメール、各種アプリの通知を確認したり、血圧や心拍数、消費カロリーなどを計測して健康管理などができる、腕時計型のウェアラブル端末のこと」(ケーズデンキ オンラインショップ)
・「スマホと連動することで様々な便利機能が使える腕時計型のウェアラブル端末のこと」(ヨドバシ.comより)
・「腕時計と同じ要領で手首に装着して用いられるウェアラブルデバイスの総称である。時計としての(時刻確認・計測)機能に加えて、受話・メッセージ受信・音楽再生といったスマートデバイスの機能を兼ね、多くの製品は活動量計としての機能も備える」(IT用語辞典バイナリより)

上記の各記述で共通するのは「腕時計のように腕につけるもの」「時計以外にも複数の便利な機能がついていること」といった点。

また「CPUを内蔵している」「スマートフォンと連動する」という点も、スマートウォッチと呼ばれる製品に多く見られる特徴。

このあたりの要素がスマートウォッチの基本的な定義といえそうです。

「IT用語辞典バイナリ」の定義が、いちばん丁寧で詳しい感じがしますね。

なお「タッチスクリーンを搭載」という定義は入らないの?と思う方もいるかもしれませんが、ごく一部で搭載していないスマートウォッチもあり、スマートウォッチの必須機能とは言えません。

スマートウォッチ全体のブランドの全体像を知りたい方は、こちらのまとめ記事もあわせてどうぞ:日本で購入できるスマートウォッチ34ブランド完全ガイド

では以下では他の呼称の製品についても見ていきましょう。

「フィットネストラッカー」や「アクティブトラッカー」と呼ばれる製品は?

Fitbitの『Inspire』シリーズには「フィットネストラッカー」、Garminの『vívosmart』シリーズには「アクティビティトラッカー」「アクティブトラッカー」という呼称が公式サイト上でも使われています。

これらの製品の共通点は、「ウォッチフェイス(時計の画面)が比較的小さなバンド型のスマートウォッチであること」「日常の歩行や運動などのトラッキングがメイン機能の一つであること」「価格帯が比較的リーズナブルであること」などです。

そのため「フィットネストラッカー」「アクティビティトラッカー」と呼ばれる製品は、「歩行や運動の記録がメインのバンド型のスマートウォッチなんだな」と考えておけばOK。

スマホの通知を受け取ったりする機能はあっても、それはあくまでオマケで、詳しい内容を見たり返信をしたりはできない(できてもそうした作業には向いていない)機種が多い……と考えておきましょう。

ランニングなど運動目的でフィットネストラッカーを探している方は、ランニング向けスマートウォッチおすすめ10選【2026年版】もあわせて参考にしてみてください。

「スマートバンド」と呼ばれる製品もあります

そのほかに「スマートバンド」という名称も、大手ブランドの製品でよく使われています。

上の画像は中華系のコスパ最高のブランドと名高いXiaomiの「Xiaomi Smart Band 8 Pro」です。

こちらの製品のように、スマートバンドと呼ばれる製品は、時計の画面が腕時計のバンド程度(バンドと同じ程度の幅か、少し広いくらい)なのが特徴。

つまり、細身で比較的小さな画面を持った製品によく使われる呼称です。

機能については、「スマートウォッチ」と呼ばれる製品と何ら変わらないので、スマートウォッチの一種の呼称と考えてよいでしょう。

ただ、スマートバンドと呼ばれるモデルは、ケースのサイズが控えめで、価格も抑えめ(1万円以下のものも多く、高くても2万円前後くらい)なのも共通点。

大型の画面を持ったApple WatchやGalaxy Watchなどのスマートウォッチと比べると機能も控えめです。

ただ、そのぶん価格の安さや軽さにメリットがあり、機能が控えめなぶん、初心者の人には使いやすいというメリットもあります。

Xiaomiをはじめとする低価格スマートバンドをまとめて比較したい方は、1万円以下で買えるスマートウォッチ9選【コスパ最強!Xiaomi・HUAWEIなど】もチェックしてみてください。

高級機種に多い「コネクテッドウォッチ」の呼称


TAG Heuer Connected Calibre E4 Bright Black Edition とTAG Heuer Connected Calibre E4 Golden Bright Edition

タグ・ホイヤーの『タグ・ホイヤー コネクテッド』、セレブブランド・ウブロの『ビッグ・バンE』、シチズンの『シチズン コネクテッド』などのモデルに「コネクテッドウォッチ」という呼称が使われています。

これらの腕時計の共通点は、「アナログ時計風の文字盤が用意されていること(そもそも文字盤がタッチスクリーンではなくアナログ式表示のものもあり)」、「高級時計のような洗練されたデザインのこと」といった点です。

実際、『タグ・ホイヤー コネクテッド』については、「機械式時計と同じ情熱とディティールへのこだわりでデザイン設計した」という関係者のコメントも残されています。

そのため「コネクテッドウォッチ」と呼ばれるスマートウォッチは、デザインの洗練度も高く、見た目はスポーティというよりエレガント。

デザインや素材や内部の機構にも強いこだわりが感じられます。一方で価格帯はかなり高めです。

なお「コネクテッドウォッチ」と呼ばれるスマートウォッチの機能は、製品により違いが大きいです。

『シチズン コネクテッド』の機能はスマホの通知を受け取れてライフログも取れる程度ですが、タグ・ホイヤーの「タグ・ホイヤー コネクテッド」やウブロの「ビッグ・バンE」はWear OSを搭載。画面もタッチスクリーンで、スマートウォッチとしてもガシガシ使える性能です。

タグ・ホイヤーやウブロを含む高級スマートウォッチをまとめて比較したい方は、ラグジュアリースマートウォッチ4ブランド徹底比較もどうぞ。

アナログ針を備えたモデルが多い「ハイブリッドウォッチ」

スマートウォッチ『GLAGOM ONE』

アナログの針とデジタルディスプレイを搭載した『FOSSIL Hybrid HR』や、2針のアナログ時計と電子ペーパーディスプレーを組み合わせたスマートウォッチ『GLAGOM ONE』には「ハイブリッドウォッチ」「ハイブリッドスマートウォッチ」という呼称が使われています。

この呼称が使われるスマートウォッチの特徴は、「アナログ時計とデジタル時計のハイブリッドのスマートウォッチである」ということ。特にアナログの針が使われたスマートウォッチに、この呼称が使われることが多いです。

この呼称で呼ばれるスマートウォッチには、見た目がスタイリッシュなものが多いですが、アナログ要素を取り入れたスマートウォッチのため、スマートウォッチとしての機能はミニマルなものが多め。

Apple Watchのような多様な機能はありません。

「ファッション性重視で腕時計を選びたいけど、スマートウォッチとしての簡単な機能も欲しい……」という人は、「ハイブリッドウォッチ」という言葉で検索をすると希望に合ったスマートウォッチが見つかるかもしれません!

ウェアラブルデバイスと呼ばれることもある

そのほか、スマートウォッチ製品が「ウェアラブルデバイス」「ウェアラブル端末」という呼び方をされることも多いです。

「ウェアラブルデバイス」というのは最初に紹介したスマートウォッチの定義でも

・「小型のタッチスクリーンとCPUを搭載した、多機能な腕時計型のウェアラブルデバイス」(Wikipediaより)
・「腕時計のように手首に付けるウェラブルデバイス」(Amazon「スマートウォッチ特集」より)

といった形で登場していましたが、スマートウォッチより幅の広い言葉。

定義としては「手首や腕、頭など身体に装着するコンピューターデバイス」といった言い方ができるでしょうか。

なので、時計っぽい見た目で「ウェアラブルデバイス」と呼ばれている製品があったとしたら、まずスマートウォッチだと考えてよいでしょう。

スマートウォッチのほかにもメガネ型のスマートグラスや、ヘッドセッド型のAR・VRデバイス、指に付けるスマートリングなども「ウェアラブルデバイス」と呼ばれる製品の代表例。

健康計測機能や音楽再生機能を備えたネッククーラーなども、ウェアラブルデバイスといえるでしょう。

近年とくに注目されている指輪型デバイスについては、日本で購入可能なスマートリング徹底比較(2026年版)でくわしくまとめています。

結論:どの呼び方の製品も「スマートウォッチ」です


「フィットネストラッカー」「コネクテッドウォッチ」「スマートバンド」「ハイブリッドウォッチ」などなどの呼称があるスマートウォッチ。

結論としては、「それぞれの呼称ごとに製品としての特徴に違いはある」、「しかし、基本的にはどの呼称の製品もスマートウォッチの一種と考えて差し支えない」といえます。

そのほか「ウェアラブルウォッチ」「ウェアラブルデバイス」などの呼称もあるので、見ている人は混乱してしまうかもしれませんね。

当サイトでも、こういった製品の呼称はできる限り整理・精査したうえで紹介していこうと思います!

呼称の違いを押さえたうえで「実際にどれを買うか」で迷ったら、まず買ってはいけないスマートウォッチの特徴8選を読んで失敗パターンを把握しておくのがおすすめです。

あわせて読みたい関連記事

スマートウォッチ全体を一望したい方はこちら:
日本で購入できるスマートウォッチ34ブランド完全ガイド【専門メディア選定、主要ブランドを網羅】

「買ってはいけない」を事前にチェック:
買ってはいけないスマートウォッチの特徴8選|Amazon公式ルールから見る危険サインとは?

スマートバンド枠の代表格、コスパ最強モデルを探すなら:
【2025年最新】1万円以下で買えるスマートウォッチ9選【コスパ最強!Xiaomi・HUAWEIなど】

ラグジュアリー枠(コネクテッドウォッチ)を比較したい方は:
ラグジュアリースマートウォッチ4ブランド徹底比較【2025年版】ルイ・ヴィトン、タグ・ホイヤー、ウブロ、モンブラン

スマートウォッチに加えて注目される次世代ウェアラブル:
日本で購入可能なスマートリング徹底比較(2026年版)【使用レビューあり】

カテゴリー別の関連記事一覧はこちら:
スマートウォッチの使い方・基礎知識カテゴリーの記事一覧はこちら

スマートウォッチの選び方カテゴリーの記事一覧はこちら

「用語解説」タグの関連記事一覧はこちら

「人気記事」タグの記事一覧はこちら


●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者8000人程度)でも各種レビューを行っています!

 はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、 記事の探し方ガイド から目的別に読めます。

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事


   

RANKING

  1. 先行入手「Google Fitbit Air」外観レビュー:11gで”装着を忘れる”、その第一印象

  2. Apple Watch Series 12とwatchOS 27で何が変わる?Touch ID・新チップ・衛星機能など最新うわさをまとめ

  3. Xiaomi Smart Band 10 Proが5月発売か——海外メディアが報道、セラミックモデル初登場・NFCも搭載へ

  4. 【海外発】Apple Watch Ultra 4のリーク情報まとめ|薄型化・Touch ID・衛星通信など主要アップグレードを解説

  5. 【2026年4月】注目の新作スマートウォッチ8選|国内発売モデルから海外発表まで一挙紹介

  6. Xiaomi、コスパスマートウォッチ「Redmi Watch 6」をグローバル正式展開へ。日本での発売は未発表

  7. FitbitアプリがGoogleと本格統合へ|v5.0で健康機能を強化、終了機能のデータ削除は7月15日から

  8. 【3機種比較】AIボイスレコーダーの文字起こし精度を実取材で検証|Soundcore Work・Plaud Note Pro・Notta Memo

  9. Garmin Forerunnerシリーズ徹底比較|70・170・265・570・965・970の違いを詳しく解説【ランニング向けスマートウォッチ】

  10. Galaxy Watch 6が失神を予測―世界初の早期警告システムが84.6%の精度を実証

   

NEW CONTENTS

  1. COROSがヤコブ・インゲブリクセン選手とのコラボモデル「PACE 4 Jakob Ingebrigtsen Edition」と「心拍センサー」を発表

  2. 音と香りで眠れる環境を提案。睡眠ウェルネス「nemcaro」がビックカメラ池袋で展示中、5月27日から新宿西口店で販売開始

  3. ケイデンス・接地時間・接地時間バランス・上下運動とは? Suunto Sparkで計測できるランニング指標の読み方

  4. Suunto Spark実機レビュー|開放感とランニング解析を両立するオープンイヤー型イヤホン

  5. 【海外発】iOS 26.5、EU限定でGarminやAmazfitの通知返信・ライブアクティビティに対応——AirPods専用の近接ペアリングもサードパーティへ開放

  6. 指に装着するリング型センサーとAIが手話をリアルタイム翻訳——88%超の精度でユーザー依存なしに動作する新型ウェアラブル

  7. 【海外発表】Amazfit、ウルトラトレイルランナー向け「Cheetah 2 Ultra」発表―日本版の登場が待たれる

  8. 先行入手「Google Fitbit Air」外観レビュー:11gで”装着を忘れる”、その第一印象

  9. 【3機種比較】AIボイスレコーダーの文字起こし精度を実取材で検証|Soundcore Work・Plaud Note Pro・Notta Memo

  10. Anker「Soundcore Work」レビュー|指先サイズで本当に使えるAIボイスレコーダーか、取材で試した