格安スマートウォッチの世界では圧倒的な支持を誇るXiaomi(シャオミ)。5000円前後のコスパ抜群のモデルはスマートウォッチの入門に最適で、7月9日にはその最新モデル「Mi Smart band 6」も発売されます。
そこで今回の記事ではXiaomiというブランドについて解説しながら、現行モデルとその選び方を紹介します。
Xiaomi(シャオミ)とは
スマートフォンとスマートハードウェアを核としたインターネット企業。2020年第4四半期のスマートフォン出荷台数において、世界で3位にランクイン。スマートウォッチの市場においてもシェアを急速に伸ばしています。
看板モデルは5000円前後の価格でコスパ抜群の「Mi Smart band」シリーズ。最近は中価格帯でより高性能なモデルも複数リリースし、ラインナップを拡充しています。
5000円程度で手に入るモデルが基本となるので、「とりあえず安めの製品でいいから、スマートウォッチを使ってみたい」という人には真っ先にオススメしたいブランドの一つです。
近い価格帯のスマートウォッチをリリースしていて、ライバルとなるブランドはAmazfit、Huawei、Galaxy、OPPOなどでしょうか。
Xiaomiスマートウォッチがオススメな人は? 選び方は?
一番安いのが看板モデルの「Mi Smart band」シリーズなので、安さとコスパを重視する人はこちらがオススメです。
最新モデルは7月9日に発売される「Mi Smart band 6」ですが、一つ前の5でも基本的な機能は一緒で、なおかつ少し安いので、より安さを重視する人は旧モデルを選ぶのもアリです!
一方、「Mi Smart band」シリーズの上位モデルといえる「Mi Watch Lite」と「Mi Watch」は、価格がそれぞれ7000円程度、1万3000円程度まで上がるぶん、「GPSを搭載している」「画面が大きく視認性や操作性が高い」といった魅力があります。
GPSはランニングのログを取りたい人には便利な機能なので、日常的にランニングをする人なら「Mi Watch Lite」と「Mi Watch」もオススメです。
1万5000円以上の予算があるなら他ブランドもオススメ
ただ、「本格的に運動のログを取りたい」という人は、もう少し予算を増やせばGarminやFitbit、SUUNTOなどの本格派ブランドの中価格帯のモデルも手に入ります。
そしてFitbitやGarminには、2万円前後でSuicaに対応しているモデルも出てきます。
なので予算が1万5000円以上の人なら、最初からそうしたブランドの製品を買うのがいいかも……というのが正直な意見です!
ただ、「Mi Smart band 6」のようなバンド型のスマートウォッチは「軽くて装着感が気にならない」という大きな魅力があります。
「機能は最低限でいいから着け心地が軽いものがいい」「睡眠ログを取るために使いたいから寝ているときも気にならないものがいい」という人には、やはりバンド型のスマートウォッチもオススメです。
ちなみに他のスマートウォッチブランドの概要や選び方は下記リンク先の記事で詳しく紹介しています!
また、先にAmazonの商品ページをチェックしたい人は下記からどうぞ!
※閲覧時点での価格の変更や品切れ等はご了承ください。
では以下に現行モデルを紹介していきます!
現行モデルを紹介!
Mi Smart band 6(ミ スマートバンド6)
看板の「バンド」シリーズの最新作
コスパ抜群のXiaomiを象徴する「Mi band」シリーズの最新作。
下記の搭載スペック表のように、スマホの通知受取から天気の確認、スマホの音楽再生、消費カロリーや睡眠の記録まで、スマートウォッチの基本機能はしっかり揃っています。
通常モードでのバッテリー持続時間は14日と、バッテリーの長さも大きな魅力です。
画面の表示領域が50%アップし、視認性や操作性が大幅に向上しているのが前モデルとの大きな違い。運動のログ機能も強化され、ランニング、サイクリングなどの運動は自動検出してくれます。
現行価格は6000円程度。コスパを重視する人にはこちらのモデルが一番のオススメです。
■搭載スペック
※下記の搭載スペックは編集部調べのデータになります
各機能の詳細や、どの機能を重視すべきかについては、下記の関連記事をご一読ください。
【関連記事】スマートウォッチの20の主要機能を徹底解説。自分に最適なモデルを探す商品選びの基準に!
【替えバンドも豊富に揃っています】
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Mi Smart band5
安さ重視ならアリの旧モデル
上記のMi Smart band 6の一つ前のモデルです。
上に書いた画面の大きさ以外には、細かな違いはあるものの、「Mi Smart band 6と決定的に違う(だから使いづらい!)」というポイントはありません。
現行価格は税込み4500円程度とやや安め。コスパを重視する人にはコチラも大いにアリです。
■搭載スペック
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試用レビューはコチラ!
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Mi Watch(ミ ウォッチ)
バンド型のモデルとの大きな違いは、やはり大型のディスプレイ。
100種類以上のウォッチフェイスが用意されていて、画面内に多くの項目を表示できるので、視認性や操作性は「Mi Smart band」シリーズよりも高いです。
スマートウォッチの基本性能が一通り揃っている点は「Mi Smart band」と同様ですが、大きな違いはGPSを搭載していること。
GPS 利用のスポーツでも 50 時間のバッテリー持続時間を誇っており、バッテリーの長さは「Mi Smart band」と同様に大きな魅力です。
機能が豊富でハイスペックなぶん、価格は1万3000円程度とやや高め。睡眠ログを取りたい人は、画面が大型になったぶん「寝る時に腕が気になる」ということもあるかもしれません。
■搭載スペック
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Mi Watch Lite(ミ ウォッチ ライト)とは
価格も性能も「ちょうどいい」格安モデル
名前の通り「Mi Watch」のライト版といえるモデル。価格も7500円程度と安くなるので、性能的にも「Mi Watch」と「Mi Smart band」の中間に位置するモデルといえます。
こちらもGPSを搭載しており、ディスプレイはスクエアに近い大型なので、「Mi Smart band」より基本性能は上。
「Mi Smart band」と「Mi Watch」で悩んでいる……という人には、落とし所として本モデルが結果的にオススメといえそうです。
■搭載スペック
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