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米ランニング専門誌はApple Watch Series 7をどう評価した? ランナーから見た新作Apple Watchの利点とは

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2021.10.17

Apple Watch の新シリーズSeries 7の販売が開始され、実際に使ったユーザーのレビューがさっそく各メディアを賑やかしています。

そのなかでも、特に「ランナーから見てSeries 7ってどうよ?」というテーマに絞った記事(*1)が、英語圏でもっとも広く読まれているランニング雑誌『Runner’s World』オンライン版の使用レビュー。同記事を参考に、ここでは「ランナーから見てApple Watch Series 7はどのような魅力があるのか」について紐解きます。

*1. We Tested the New Apple Watch Series 7 and Apple Fitness+ Updates
 https://www.runnersworld.com/gear/a37975588/apple-watch-series-7-review/

第一の利点は大きなディスプレイ

Apple Watch Series 7のディスプレイ(右)は、Apple Watch Series 6のディスプレイ(中央)よりも約20パーセント大きく、Apple Watch Series 3(左)のディスプレイよりも50パーセント以上大きくなりました。また、読みやすさと使いやすさを向上させるために最適化されたユーザーインターフェイスを備えています。

Apple Watch Series7は画面サイズが以前より大きくなりました。

それだけではなく、外枠が1.7mmと細くなったことで、ユーザーは走りながらでも画面上の数値や文字を読むことがより容易になりました。

特に設定で文字のサイズを大きめに調整すればなおさらです。

このことはランナーにとっては大きな意味を持ちます。

立ち止まっているとき、あるいは歩いているときにはさほど気にならなくても、ある程度のスピードで走っているときは、腕時計をじっくり覗き込むわけにはいきませんし、危険でもあります。

数字にするとミリ単位の変化であっても、ランナーは有利になるなら何でもしたいと思う人種なのです。

音声による通知機能は「鬼コーチ」の代わりになる

音声による通知機能もランナーにとっては嬉しい機能です。

1マイル、あるいは1キロごとにペースと距離を音声で教えてくれます。

もちろん画面上に表示もされるわけですが、速いペースで走っているときなどは、やはり腕時計を覗き込むわけにはいきません。

タイムのロスもありますが、ランニングのフォームまで崩れてしまうからです。

陸上競技のトラック練習などでは、コーチが大声でランナーにスプリットタイムを伝える風景をよく目にしますが、この音声通知はその代わりになってくれます。

さらに、予定ペースをあらかじめ設定しておくと、それより速くなるか遅くなるかしたときに音声で警告してくれます。

これもまた鬼コーチ役を肩代わりしてくれると言っていいでしょう。

ランの最中は余計な通知は遮断するのもアリ

ソフト面に目を向けると、WatchOS 8には通知の種類や送り主を選択する機能が大きな利点として挙げられています。

スマートウォッチの通信機能はとても便利なものですが、ランナーはときにはそれを邪魔に感じるときがあります。気持ち良く走っている最中に仕事関係の連絡が入って気分が落ち込む。

そんな経験をしたことがあるランナーは世の中に多いのです。

その他に転倒をしたときに緊急連絡をする機能や血中酸素測定値と心電図(またはECG)測定などの健康指標もランナーに関心があるかもしれません。

【参考記事】人命救助の事例も多いApple Watchの転倒検出機能をオンにしておこう

Apple Watch Series 6 から7への買い替えを検討しているランナーにとっては、やはり画面サイズと表示機能の選択肢の増大がもっとも大きな利点になるだろう、と『Runner’s World』の記事ではまとめています。

●執筆者プロフィール 角谷剛(かくたに・ごう)
アメリカ・カリフォルニア在住。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州アーバイン市TVT高校でクロスカントリー走部監督を務める。年に数回、フルマラソンやウルトラマラソンを走る市民ランナーでもある。フルマラソンのベストタイムは3時間26分。公式Facebookは https://www.facebook.com/WriterKakutani

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