アクティビティトラッカーの先駆者『Fitbit』。今回、9月に発売された最新モデル「Versa2」のウーブンベルトバージョン〈スペシャルエディション〉を手に入れたので、5回に渡って使用感をレポートします。最終回は、『Fitbit』が同分野で先行する「アップルウォッチ」に肉薄してきた通知機能についてお送りします。
過去のレビューはこちら
「第一回 開封編」
「第二回 基本操作&基本操作編」
「第三回 Versa2進化編」
「第四回 健康管理編」
スマホで受けられる通知をそのまま「Versa2」で閲覧可能
スマートウォッチのメインたる役割の1つに、スマホと連携した通知機能があります。iPhone、Androidケータイとも、SMSや着信はもちろんのこと、さまざまなアプリで通知を行えますが、この通知を「Versa2」でも見ることができます。この通知機能は、安価なスマウォでも搭載されていることが多い、言わばスマウォの基礎機能とも言えるもの。でも、やっぱり腕元で通知を確認できるのは本当に便利。字数制限はあるもののメールは本文まで読めるので、わざわざPCやスマホを確認する手間も減りますし、スマホをバッグに入れっぱなしにしていて、大切な仕事先からの着信を放置ってこともなくなりました。この便利さに慣れてしまうと、もう普通の腕時計に戻れません。機械式時計が大好きな友人なんて、お遊びで着けたスマウォが便利すぎて手放せなくなり、今や機械式時計を左腕に、スマウォを右腕にしているほどです。

音声返信が超絶便利だったのでスマホをAndroidに!
スマホはiPhone3Gからずっと使い続けているアップル党ですが、「Versa2」のメールの音声返信機能を使いたいがために、メインスマホをAndroidに乗り換えてしまいました。なぜならこの機能、Androidケータイしか使えないんです。この音声返信、「アップルウォッチ」ではよく使っていたので、「Versa2」でも違和感なく使えました。正直なところ、公共の場で使うのはまだ恥ずかしいのですが、「あとで確認しときます」ぐらいの長さなら、屋外でも腕時計に話しかけられるまでに成長しています。応答速度は「アップルウォッチ」の方がいいですが、あまり気にならない差ですし、聞き取りは「Amazonアレクサ」が行っているので、変換精度はかなり高いです。と言うか、変換に関しては「アップルウォッチ」より優れている場面も多々あります。
音声入力は日進月歩で品質が進歩している分野。これからのスマウォには必須の機能と言えそうです。

「Versa2」の音声返信など、「通知機能」については以下の動画でチェック
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フィットビット ヴァーサ2 スペシャルエディション
Fitbit Versa2 special edition
価格:32,388円 (税別)
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。