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格安スマートウォッチをドラッグストアやホームセンターで買っても大丈夫? 信頼性について解説

スマートウォッチの選び方

公開日: 最終更新日:

最近は街中で身につけている人を目にする機会も多いスマートウォッチ。

都会ではApple Watchを着用している人をそこかしこで見かけますし、細身のバンド型のスマートウォッチを着用している人も増えている印象です。

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そんなスマートウォッチが、大手ドラッグストアの店頭でも販売されているのを編集部員が発見しました。

販売されていたのは、細身のバンド型のスマートウォッチ。

3000円を切る格安製品で、歩数や消費カロリーが分かるほか、スマホの通知を受け取れたり、血中酸素濃度を測れたりする、「主要な機能はとりあえず全部のせ」といえるモデルでした。

最近ではドラッグストアやホームセンター、ディスカウントストアなどでもスマートウォッチが手軽に購入できるようになり、価格も数千円程度と非常にリーズナブル。思わず手に取りたくなる製品も少なくありません。

しかし、こうした場所で売られている無名ブランドのスマートウォッチには、信頼性や品質に課題があるケースが多いのも事実です(※上記の製品を名指しして批判しているわけではありませんので、その点はご理解ください)。

無名スマートウォッチのよくある問題点

実際のユーザーから寄せられる不満で多いのは、まず計測値の不正確さです。歩数や心拍数、睡眠の記録などが明らかに不自然な数値を示すという声が後を絶ちません。連携アプリの質も悩ましいところで、日本語にきちんと対応していなかったり、そもそもインターフェースが分かりにくかったりして、毎日触る気にならないという声もよく耳にします。

データの取り扱い面でも不安が残ります。健康データが海外のサーバーに送られている可能性があるものの、その詳細はユーザーには見えにくく、何かあったときの問い合わせ先も判然としないことがしばしば。返品や故障対応がスムーズにいかなかったり、画面表示が突然ずれたり、すぐにブラックアウトしてしまったりといったトラブルの報告も少なくありません。

製品としての”保証”が曖昧

無名ブランドの製品では「PSEマーク」「技適マーク」「PL保険」といった法的・安全基準への準拠が確認できないケースもあります。これは消費者にとって、決して小さくないリスクです。

販売しているお店側がスマートウォッチの取り扱いに慣れていない場合も多く、「電源が入らない」「ペアリングできない」といった相談を持ちかけても、満足のいくサポートが受けられないこともあります。

見た目が似ていても中身が違う!

無名スマートウォッチのなかには、有名ブランドの製品に外観が似せられているものもあります。しかし、見た目に騙されてはいけません。センサーの精度、チップの性能、バッテリー寿命、通信の安定性といった「スマートウォッチとしての基本性能」には、外側からは分からない大きな差があるからです。

購入前にチェックしたいポイント

買ってから後悔しないために、購入前に少しだけ調べておきたいポイントがあります。

まずは製品レビューや口コミに目を通し、実在のユーザーがどんな使い方をして、どんなトラブルに遭っているかを確認しておきましょう。あわせて公式サイトやサポート窓口がきちんと用意されているかもチェックしておくと安心です。

国内で安心して使うという意味では、技適マークやPSEマークの有無、日本語対応のアプリが提供されているかも重要なポイント。さらに、Bluetoothのバージョンなどスペックがきちんと明示されているかどうかも、まじめに作られている製品かを見極める手がかりになります。

信頼できるブランドを選ぼう

比較的手頃な価格帯のなかでも、信頼性の高さで知られるブランドはいくつかあります。

たとえばXiaomiは高いコスパと安定したアプリが魅力で、初めての一台にもおすすめしやすい存在です。Amazfitは独自の「Zepp」アプリとの連携が良好で、ヘルスケアやワークアウト管理を重視したい人に選ばれています。Huaweiはグローバルで広く展開しているだけあって製品の質が安定しており、機能も豊富。Fitbitは現在Google傘下となっており、アプリの信頼性が高く、健康管理機能に強みを持つブランドです。

いずれも、ドラッグストアの棚に並んでいる無名製品とは「会社としての姿勢」がまるで違うブランド、と捉えるとイメージしやすいかもしれません。

安さの裏には理由がある

安さは大きな魅力ですが、スマートウォッチは身体情報を取り扱うデバイスです。健康管理や日常の安心のために使うものだからこそ、「信頼できる製品」を選ぶべきだという視点はぜひ持っておきたいところ。

ドラッグストアやホームセンターで思わず手に取ってしまいそうになったときも、一度スマホで型番やメーカー名を検索してみるだけで、大きなリスク回避につながります。

まとめ

無名ブランドのスマートウォッチには、品質や信頼性、サポート体制に課題があるものが少なくありません。データの正確性や安全性にも不安が残るため、健康管理目的で使うには向かないケースもあります。だからこそ、購入前にしっかりと製品情報を調べ、信頼できるブランドを選ぶという基本姿勢が大切になります。

スマートウォッチは単なるガジェットではなく、「日々の生活をサポートするパートナー」のような存在です。信頼できる一台と出会うために、安さだけで判断しない目を持つことが、私たち消費者に求められているのではないでしょうか。


●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者8000人程度)でも各種レビューを行っています!

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