自覚と実態にギャップ、可視化で生活習慣の改善も
東京大学発のヘルスケアスタートアップ・issin株式会社は、同社の指輪型デバイス「スマートリカバリーリング」ユーザー125人を対象に、睡眠の可視化に関する調査を実施。その結果、54%が自分の体感と実際の睡眠時間に差があると回答し、3割以上が「実際は思っていたよりも短かった」と感じていることが分かりました。
こうした“思い込み睡眠”は、休息が足りていないのに自覚がない状態を指し、睡眠改善の妨げになるといいます。睡眠コーチの角谷リョウ氏は「主観だけでなくデータに基づいた評価が重要」とコメントしています。
ダイエットとの関係に気づいていない人も過半数
また、58%が「睡眠と体重管理の関係を知らなかった」と回答。質の良い睡眠は食欲や代謝に影響し、ダイエット成功の鍵にもなるとされますが、まだ十分に認知されていないことが浮き彫りになりました。
可視化で生活全体が変わる?
睡眠を可視化したユーザーのうち、8割超が「生活習慣に変化があった」と回答。起床・就寝時間への意識、運動やストレス管理への波及も確認され、「睡眠を見える化することが、健康改善の出発点になる」としています。
スマートリカバリーリングとは
調査対象となった「Smart Recovery Ring」は、睡眠・ストレス・活動量などを測定できる指輪型のウェアラブルデバイス。重さ約3g、最長7日間の連続使用が可能で、日常生活に溶け込みやすいのが特徴です。バスマット型体重計との連携で、体重・食事・睡眠などのデータ統合管理も可能です。
詳細はこちら:Smart Recovery Ring公式ページ
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