年末の大掃除では部屋やキッチンを優先しがちですが、実は「デジタル周りの大掃除」こそ事故防止のために最重要です。
エレコムが12月3日に発行したニュースレター(PDF)では、特に電源タップの寿命は一般的に3〜5年であることが明記されており、古いタップを使い続けることの危険性が丁寧に解説されています。
本記事では、PDFの内容をもとに、年末にチェックすべきポイントをやさしくまとめます。
電源タップの寿命は3〜5年が目安。年末の点検は必須

エレコムによると、電源タップは使用環境によって寿命が前後するものの、一般的には3〜5年が交換の目安とされています。
また、以下は特に「取り替えサイン」として挙げられているポイントです。
・電源コードやプラグが熱くなる
・プラグ表面にキズ・焦げ跡がある
・通電したりしなかったりと不安定になる
・本体やコンセント周りにほこり・異物が溜まっている
こうした症状は火災やショートの原因になるため、年末の大掃除のタイミングで必ず目視確認したい部分です。
コンセント周辺の定期的な掃除は事故防止に直結します。
ケーブルの点検ポイントは「破損」「接続不良」「ホコリ」

またエレコムは、ケーブルについても具体的なチェックポイントを紹介しています。
以下の3点を確認しておくと、安全性が一気に高まります。
・被覆が破れておらず、銅線が見えていないか
・機器に接続した際に正常に充電・データ転送ができるか
・コネクタ部分にホコリやゴミが詰まっていないか
ケーブルの断線やホコリ詰まりは、発火につながる最も代表的なトラブル。
また、「充電がついたり消えたり」などの異常があれば、無理に使わず交換するのが安全です。
古くなったら“買い替え”も視野に。エレコムのおすすめアイテムはこれ
PDF後半にはエレコムの製品シリーズが掲載されています。この記事では“軽めに”要点だけ紹介します。
古いケーブルや電源タップを買い替える際の参考としてご覧ください。
ブレーカー内蔵USBケーブル

高温や過電流を検知すると、自動で電流を遮断する安全設計のUSBケーブル。
シリコン素材で扱いやすく、スマホ充電の買い替え候補としても優秀です。
異常を検知して自動で電流を遮断!ブレーカー内蔵で充電時の不安を解消する、USBケーブル2タイプを新発売 | エレコム株式会社 ELECOM
ピタッとマグネットケーブル
端末側に端子を装着するだけで、マグネットの力でワンタッチ着脱が可能。
「抜き挿しでポートを傷めがち」という人には特におすすめです。
タワー型電源タップ(買い替え候補として便利)
大きめアダプターでも干渉しにくい階層構造。
USBポート付きモデルもあり、机周りの“電源整理”にもぴったりです。
どれか一つでも「古い」「壊れかけている」「怪しい」と感じたら、無理に使い続けず、早めに買い替えを検討するのがおすすめです。
まとめ:年に一度の点検で事故リスクを大幅に減らせる
エレコムの注意喚起では、普段何気なく使っている電源タップやケーブルが、実は3〜5年で寿命を迎える消耗品であることがはっきりと示されています。
特に年末は点検と掃除の絶好のタイミング。
気になる部分はチェック → 異常があれば交換
というシンプルな習慣を続けるだけで、自宅の安全性は大きく向上します。
Source:エレコム ニュースレター(PDF)
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