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我が家は猫 1 匹と 2 歳半の子どもがいる、72㎡のマンション住まい。食べこぼし・猫の毛・キャットフードの粒・トイレの砂が日々床に散らばる環境で、2日も掃除をサボると床のゴミが目に見えてきます。ロボット掃除機は完全に「インフラ」化しているアイテムです。
中でも重視しているのが、ゴミの吸引と水拭きを 1 回の運転で同時に完結してくれるか。Dreame(ドリーミー)の「L10s Ultra Gen 3」は、この 2 機能に加えてモップの自動洗浄や洗剤の自動補充まで備えたモデルです。定価 159,800円のハイエンド機ですが、現在は公式サイトのセールで実質 6.9 万円(56% OFF)、Amazonもポイント還元込みでほぼ同水準と、ハイエンドの中ではかなり買いやすい価格帯に入っています。
以前使っていたSwitchBot K10+や、同ブランドの最上位L40s Pro Ultraと比べた感想も交えつつ、我が家での実体験を率直にレビューします。
公式セールで実質 6.9 万円、Amazon もポイント込みで同水準

先に価格の話から整理しておきましょう。定価は 159,800円(税込)ですが、Dreameは公式サイトで定期的に大規模なセールを開催しており、現在はこのモデルが69,800円(税込・56% OFF)で購入できます。
Amazonも 109,800円(税込)+ポイント 39,528pt(36% 還元)という構成で、ポイント分を差し引けば実質約 7 万円台。公式サイトと Amazon がほぼ同水準で、楽天は現時点ではやや高めです。
タイミングによって価格は変動するので、購入時はそれぞれの最新価格を確認しつつ、公式サイトか Amazonでチェックするのがおすすめです。
2 歳児+猫+72㎡|毎日「床はカオス」な我が家

子供が小さいため、床にはすぐ食べこぼしが増えてしまう……
筆者の家は妻と 2 歳半の息子、そして猫 1 匹の 3 人+1 匹暮らしで、間取りはバストイレ+リビング+他 3 部屋の 72㎡マンションです。
床にはほぼ毎日、
・子どもの食べこぼし(パン、米粒、汁気のあるおかず)
・猫の抜け毛(撫でていればどんどん落ちる)
・キャットフードの粒(食べこぼしで散らばる)
・猫のトイレの砂(飛び散る)
が散らばります。2日も掃除をサボれば、床のゴミが目に見えてくる環境です。日々の暮らしのなかで、ロボット掃除機はもはや「あれば便利な家電」ではなく、完全な「インフラ」になっています。
以前はクイックルワイパーのドライシートを取り付けるタイプのロボット掃除機を使っていました。掃除機機能と水拭き機能が別々で、シート交換や水拭きセットが面倒だったのですが、本機に乗り換えてからは掃除の手間が段違いに少なくなりました。
吸引と水拭きが 1 回で完結。モップも自動で洗ってくれる

2 つのモップとゴミの吸引が同時稼働。モップの洗浄から乾燥まで全自動!
L10s Ultra Gen 3の最大の魅力は、1 回の運転でゴミの吸引と水拭きを同時に完結してくれること。掃除機モードと水拭きモードを別々に走らせる必要がなく、ボタン 1 つで床がピカピカになります。
6〜7 万円を超えるロボット掃除機ではこの「同時運転」が標準装備になりますが、以前のシート取り付け型と比べると、1日の家事の体感は本当に別物です。
しかも本機はモップの自動洗浄に対応。ドックでモップを 20 個のスプレーノズルで洗いながら、ドック自体も洗浄して汚水を排出してくれるので、「汚れた水で床を拭いているのでは」という不安がありません。

浄水(右)と汚水(左)のタンク。浄水タンクに水を補充し、汚水タンクは定期的に捨てれば OK。

汚水タンクを見ると汚れに驚く。放っておくと臭くなるので早めに捨てよう!

購入時に付いてくる洗剤(左)。これを指定の濃度で薄めてタンクに入れれば OK。
洗剤も専用タンクに薄めて入れておけば、自動で適量を出して使い切ってくれる仕様。日々の手間として残るのは、モップ洗浄用の給水と汚水を捨てるの 2 つだけです。
同じくタンク付きの安価モデルと比べても本機は給水タンク・汚水タンクの容量が大きいので、毎回補充・廃棄する必要がなく、数回の掃除に 1 回で十分。「ロボットに任せたつもりが結局水まわりで手をかけている」みたいな状態にならないのが、地味ですが大きなメリットです。
ゴミの自動収集(最長 100 日分のダストバッグ)・モップの温風乾燥もドックでまかなってくれるので、本当に「ほぼほったらかし」で運用できます。
5〜10 分でマッピング完了。迷子ストレスがほぼゼロ

買ってから最初のマッピングを走らせた感想は、「速い」「正確」の 2 点に尽きます。
72㎡のマンション(バストイレ+リビング+他 3 部屋)で、マッピングは 5〜10 分で完了しました。その後の日々の運用でも、
・通信が途中で切れる
・部屋の途中で迷子になる
・同じ場所をぐるぐる繰り返す
・ドックに自力で戻れない
といった、安いロボット掃除機にありがちなストレスがほぼゼロ。日々の運用で「結局自分で運んでドックに戻す」みたいな手間が発生しないだけで、精神的な負担が驚くほど軽くなります。
進入禁止エリアもアプリで簡単に設定できるので、「猫のエサ皿の周り」「ベビーチェアの下」など、入ってほしくない場所を避けて掃除させられるのも便利でした。
マッピングの精度が高く、部屋の割り振り(エリア分割)もアプリ上で自由に編集できるのもありがたいポイント。「リビングだけ」「寝室だけ」といった部屋指定の清掃や、「ダイニングテーブル周辺だけ」といったエリア指定の清掃も、アプリのワンタップで実行できます。家族の生活リズム(子どもが寝ている部屋は避けて、まずリビングだけきれいにしたい等)に合わせた柔軟な運用ができるのも、本機の使い勝手のよさです。
子どものおもちゃもコードも避ける。安価モデルとの決定的な差

子供が床に置きっぱなしにしたオモチャも避けてくれる!
このクラスのモデルと安価モデルで一番違いが出るのが、床に落ちているものを避ける性能です。
我が家でも、
・子どものおもちゃが床に落ちている
・スマホやガジェットの充電コードが伸びている
・玄関の土間に向かう段差
といった「掃除中に困りそうな状況」が日常的に発生します。L10s Ultra Gen 3はこれらをきちんと避けたり、回避ルートで走ってくれるのが優秀。玄関の段差で落ちる事故もなく、コードを巻き込むこともほぼありません。

プレイマットと床の段差がある部分も乗り越えて、スミまでしっかり掃除
加えて、サイドブラシとモップパッドが最大 4cm まで自動で伸縮(SideReach+MopExtend)するので、壁際や家具の脚まわりも取りこぼしが少ない。「中心はきれいだが端はゴミが残る」という安価モデル特有のストレスが、本機ではほぼ解消されます。

本体より外側にモップやブラシが飛び出して掃除してくれるので、部屋のスミのゴミも残らない!
驚いたのは、清掃中に人が歩いたり猫が横切ったりしても、ぶつからずに自然に避けてくれること。安価モデルだと「ロボットが来たら家族が避ける」みたいな運用になりがちですが、本機ではこちらが意識せずに過ごしていても、向こうがうまく動線を譲ってくれます。

子どものプレイマットの上はモードを変えて清掃。キッズガードの足で段差がある部分もしっかり乗り越えていた
さらに、カーペットやマットを自動で認識して清掃モードを切り替えるのも安価モデルとは別物と感じるポイントです。我が家では子どものプレイマットを敷いているのですが、そこに乗ると普段より大きな清掃音を上げて、より念入りに掃除しているのが体感できます。「ここは汚れやすそうだから強めに吸おう」と機械が自分で判断してくれる感覚で、頼もしいです。
1 回の掃除で床は見た目ピカピカ。たまに「汚れあり」表示も

猫と子どもがいる我が家でも、L10s Ultra Gen 3の 1 回の掃除で見た目上は床がピカピカになります。ゴミの取りこぼしもほぼ見当たりません。
ただ、子どもの食べこぼしや猫の毛が多い日には、掃除後にアプリで「まだ汚れが残っています」と表示されることもあります。これはロボット掃除機の性能が悪いというより、我が家の床が汚れすぎだからな気がしますが(笑)。
とりあえず目視で気になるゴミが残っていることはほぼないので、運用としては「1 日 1〜2 回回しておけば、見た目はずっとピカピカ」という状態を維持できています。
考慮すべき点:本体が大きく、設置場所は事前検討を

唯一の不満点は、本体&ベースステーションのサイズがそれなりに大きいこと。
吸引・水拭き対応で給水タンクと汚水タンクが両方入る構造のため、奥行きも幅もそれなりにあります。位置測位の関係で左右と前後にある程度のスペースを確保した設置場所が必要で、廊下にちょい置きみたいな運用は難しいです。
リビングの角や家具の隣のスペースなど、本機を置いてからスタートする方向が確保できる場所を事前に考えておくと安心です。
また本機本体も一般的なロボット掃除機の標準サイズで、トイレタンクの脇など極端に狭い隙間には入っていけません。一方で椅子の脚の間は普通に通過してくれるので、ダイニングテーブル下も問題なく掃除できます。「掃除させたい場所が極端に狭い」という用途なら、SwitchBot K10+のような直径 25cm 未満のコンパクトモデルを検討するのもひとつの手です。
Apple Watch やスマートホームデバイスとの IoT 連携

スマホ、AppleWatch、Alexa など多種多様な方法で操作が可能。もちろん外出先からも動かせる
スマートホーム連携の面では、Alexa・Siri・Google Home による音声操作に対応しています。さらにApple Watch からの操作にも対応しており、腕から清掃の開始・停止・進捗確認が可能。スマートウォッチを日常的に使っているユーザーには地味ながら便利な機能です。
なお、Matterプロトコルへの対応は今後の OTAアップデートで提供予定とのこと。HomeKitやGoogle Homeのエコシステムに本格的に組み込みたい方はアップデートを待つ形になります。
2 万円台モデル(Xiaomi S40C・SwitchBot K10+)との違い

Xiaomi ロボット掃除機 S40C

SwitchBot ロボット掃除機 K10+
近年人気の 2 万円台などの安いロボット掃除機とも簡単に比較してみましょう。機能差は次のとおり。
比較対象は 2025 年 7 月発売の「Xiaomi ロボット掃除機 S40C」(21,800円)と、筆者も使ってきた「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」(公式整備済品が約 2 万円〜)です。
| 項目 | Dreame L10s Ultra Gen 3 | Xiaomi S40C | SwitchBot K10+ |
|---|---|---|---|
| 実勢価格 | 約 6.9 万円〜(公式セール) | 21,800円 | 約 2 万円〜(公式整備済品) |
| 最大吸引力 | 25,000Pa | 5,000Pa | 2,500Pa |
| マッピング | 上位ラインと同等の高精度 | LDSレーザー測距 | LiDAR マッピング |
| ゴミ自動収集 | ⭕(最長 100 日分) | ❌ | ⭕(4L・最長 70 日分) |
| 水拭き方式 | モップ+自動給水+自動洗浄+温風乾燥 | モップ+本体タンク(手動補充) | 市販の使い捨てシート方式 |
| 洗剤自動補充 | ⭕ | ❌ | ❌ |
| サイドブラシ/モップ伸縮 | ⭕(最大 4cm) | 固定 | 固定 |
| 静音性/コンパクトさ | — | 標準サイズ | 直径 24.8cm・45dB 台(SilenTech) |
ざっくり整理すると、XiaomiのS40Cは「シンプル&簡易水拭き」、K10+は「コンパクト+静音+自動ゴミ収集、水拭きはシート方式」、L10s Ultra Gen 3は「水拭きとゴミ吸引、モップの乾燥までを全自動でこなすシステム」です。
つまり、水拭きの性能や使い勝手の良さ、そしてメンテナンスの手間の少なさが、今回レビューしたモデルは段違いに高いということ。
またSwitchBot K10+は購入当時は非常に性能の高いモデルでしたが、最近の上位機種と比べると「部屋にものが多いとマッピングが上手く行かない・ロボット掃除機が自分の居場所を見失って途中で迷子になる」といったトラブルが多かったのも事実です。
価格差は約 3 倍ですが、毎日の床メンテをラクにしたい家庭なら L10s Ultra Gen 3の差額に納得しやすいはずです。
価格帯による違いを横並びで整理した解説記事はこちら。ロボット掃除機は価格で何が変わる?2 万円台・7 万円前後・10 万円超の性能差を実機ベースで整理
SwitchBot K10+の実機レビュー。SwitchBot K10+使用レビュー。コンパクト&多機能でちょうど良い!おすすめの理由 5 選
上位モデル L40s Pro Ultra との違いは「そこまで大きくない」

筆者は同じ Dreameのブランドの上位モデル・Dreame L40s Pro Ultraも使ってきました。
今回のモデルと両方を使ってみた実感として、L10s Ultra Gen 3と上位モデルとの差はそこまで大きくありません。
主な違いは、
・障害物を避ける/吸い込んではいけないものを吸い込まない「回避性能」が L40s Pro Ultraの方が上
・AI 汚れ検知や銀イオン除菌タンクなど、衛生面のディテールも L40s が上
といったあたり。確かに上位機の方が完成度は高いのですが、2 万円台ロボット掃除機と L10s Ultra Gen 3の差ほどの大きな飛躍は感じません。
具体例を挙げると、我が家の寝室に置いている充電コードを、L10s Ultra Gen 3は L40s Pro Ultraよりも巻き込んでしまう頻度が高めでした。周りのものを避ける性能では、やはり上位モデルが一段上だなと感じます。とはいえ、この差を気にするかどうかは設置環境やユーザーの感じ方次第というのが正直なところです。
| 項目 | Dreame L10s Ultra Gen 3 | Dreame L40s Pro Ultra(上位) |
|---|---|---|
| 実勢価格 | 約 6.9 万円〜(公式セール) | 99,800円〜(通常 199,800円) |
| 最大吸引力 | 25,000Pa | 19,000Pa |
| 障害物回避 | 対応 | AI RGB+デュアルレーザー 3D 構造化ライト+内蔵 LED |
| 段差乗り越え | — | EasyLeap:最大 40mm(2 段)/22mm(1 段) |
| モップ自動洗浄 | ⭕(20 スプレーノズル) | ⭕(75℃温水+AceClean DryBoard) |
| AI 汚れ検知・二度拭き | — | ⭕(スマート汚れ検知 2.0) |
| タンク衛生・消臭 | — | ⭕(銀イオン除菌+消臭モジュール) |
| スマートホーム連携 | Alexa/Google/Siri/Apple Watch 対応 | Alexa/Siri/Google Home 対応 |
純粋な最大吸引力では L10s Ultra Gen 3の 25,000Pa が L40s Pro Ultraの 19,000Pa を上回るのも面白いところ。ある程度の高性能・多機能なモデルが欲しいというニーズなら、本機でも十分に満足できる水準です。
価格帯による違いを整理した解説記事。ロボット掃除機は価格で何が変わる?2 万円台・7 万円前後・10 万円超の性能差を実機ベースで整理
L40s Pro Ultraの実機レビュー。Dreame L40s Pro Ultraを実際に使って分かったこと。72㎡・子育て+猫の家庭で感じた”本当に任せられる掃除機”
エントリーモデルからの乗り換え体験。エントリーからハイエンドへ。Dreame L40s Pro Ultraに替えたら、ロボット掃除機の常識が変わった
こんな人に向いている・まとめ

L10s Ultra Gen 3は、特に以下のような家庭に向いています。
・小さな子どもやペットがいて、毎日の床ゴミ・食べこぼし対応が必要
・ゴミ吸引と水拭きを 1 回の運転で済ませたい
・最上位機ほどの予算はかけたくないが、安価モデルでは物足りない
・進入禁止エリア設定や障害物回避など、最低限の「賢さ」は欲しい
我が家のように 2 歳児+猫がいる家庭でも、「もうこれなしの生活には戻れない」と感じるレベルで日々の床メンテナンスがラクになりました。
定価 159,800円ですが現在は公式サイトのセールで実質 6.9 万円。Amazonもポイント還元込みでほぼ同水準なので、購入は公式サイトか Amazonがおすすめです。
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