Suunto、約20年ぶりの後継機「Suunto Core 2」を海外発表|最大15カ月電池・10気圧防水・ゴリラガラスでオフグリッド冒険に対応

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Suunto Core 2 All Black。高度計・気圧計・コンパスを備えたABCアウトドアウォッチ

アウトドアウォッチの定番として長く愛されてきたSuunto Coreに、ついに後継機が登場します。Suuntoは、ABC(高度計・気圧計・コンパス)機能を備えたアウトドアウォッチ「Suunto Core 2」を海外で発表しました。初代Suunto Coreの登場からおよそ20年を経ての世代交代です。

最大15カ月というロングバッテリー、10気圧防水、より頑丈になったディスプレイなど、オフグリッド(電源や通信のない環境)での冒険に磨きをかけた一本に仕上がっています。現時点では海外での発表となりますが、その内容を整理していきます。

約20年ぶりの後継機「Suunto Core 2」

Suunto Core 2 All Black。高度計・気圧計・コンパスを備えたABCアウトドアウォッチ

Suunto Core 2は、一見スマートウォッチのようにも見えますが、厳密にはスマートウォッチではありません。GPSや光学式心拍センサーは搭載せず、高度計・気圧計・コンパスを核とする、アウトドア向けの「ABCウォッチ」です。ハイキングからオフグリッドの冒険まで、標高の変化を追い、天候の移り変わりを察知し、自分の進む方角を見失わないためのタフなアウトドア腕時計として作られています。

その源流となる初代Suunto Coreは、登場からおよそ20年にわたって販売が続いてきたロングセラーで、アウトドア愛好家を中心に長く支持されてきた人気モデルです。発売から相当の年月が経ってもなお定番であり続けた一本を、ひさびさに刷新する後継機というのが、今回のCore 2の位置づけになります。

ラインアップの「All Black」はステンレススチール製ベゼルを採用し、22mmのシリコンストラップを組み合わせたオールブラックの装い。ケースサイズは約49×49×14.84mm、丸型ディスプレイは対角約1.3インチです。

高度計・気圧計・コンパスで“オフグリッド”を読む

Core 2は、高度と気圧のデータを組み合わせて、刻々と変わる自然環境を読み解く手助けをしてくれます。登りの高度を記録し、気圧の傾向を追い、天気が崩れそうなときにはストームアラート(悪天候アラート)で知らせます。

ランドマークが見えなくなったり、ルートが不明瞭になったりしたときも、精密なデジタルコンパスとベアリングロック、磁気偏差の補正によって方角を保てます。さらに、日の出・日の入りや月齢の表示、デュアルタイム、ストップウォッチ、カウントダウンタイマー、デイリーアラームなど、屋外での行動計画に役立つ機能を幅広く搭載しています。こうした環境計測を重視する使い方は、GarminのinReach対応アウトドアウォッチのような“電波の届かない場所での安心”を求める層とも重なります。

最大15カ月の電池と10気圧防水、タフネス設計

スマートウォッチに対するABCウォッチ最大の強みが、電池持ちの長さです。Suunto Core 2は交換式のCR3032ボタン電池で最大15カ月駆動し、電池が切れてもユーザー自身で交換できます。充電ケーブルや電源から遠く離れた長期の遠征でも、電池を気にせず使い続けられます。

交換式電池ながらボディは10気圧防水に対応し、水泳やスノーケリングでの使用も可能です。ディスプレイにはより頑丈なゴリラガラスを採用し、Suuntoによれば日中の視認性は初代比で約40%向上。バックライトは赤と緑を切り替えられ、赤は夜間のまぶしさを抑えて暗所での視認や夜間ナビに、緑は屋外での視認性向上に役立ちます。耐久性はMIL-STD-810準拠のテストをクリアしており、トレイルやキャンプ、フィールドでの過酷な使用に応えます。

初代Suunto Coreからの進化

初代Suunto Coreと比べると、防水性能やディスプレイ、機能面で着実に進化しているのが分かります。

項目 Suunto Core 2 初代 Suunto Core
バックライト 赤/緑 緑のみ
防水 10気圧 3気圧
電池持ち 最大15カ月 最大12カ月
ディスプレイ ゴリラガラス ミネラルクリスタル
ボタン 大型で操作しやすい
ストラップ シリコン エラストマー
月齢表示 あり なし
歩数計 あり なし
Bluetooth同期・更新 あり なし

新たにBluetoothでの同期・アップデートに対応し、歩数計や月齢表示が加わるなど、アウトドアの基本を押さえつつ日常での使い勝手も高まっています。ボタンも大きく、より直感的に操作できるよう改良されました。

価格と発売|まずは海外から

Suunto Core 2は、海外ではメーカーのオンラインストアで179ユーロで販売が始まっています。発表時点ではアメリカのSuuntoストアには未掲載で、日本での価格や発売時期も明らかになっていません。国内での展開については、今後の続報を待ちたいところです。

まとめ

Suunto Core 2は、約20年ぶりに登場したSuunto CoreのABCアウトドアウォッチとしての正統進化モデルです。最大15カ月の交換式電池、10気圧防水、ゴリラガラス、赤/緑バックライトといった強化点で、電源のない場所での長期の冒険に一段と頼れる存在になりました。

スマートウォッチの多機能さとは異なる、「充電せず、長く、タフに使える」という価値を求める人にとって、Core 2は魅力的な選択肢です。Suuntoというブランドの世界観は、SUUNTOアンバサダー・吉住友里選手が語るレース哲学のインタビューからも感じ取れます。日本での展開が待たれる一本です。

Source: Suunto公式/海外メディア報道(Notebookcheck)

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