加治丘陵ハイキングをAmazfit T-Rex Dual Solarで記録|4.48kmで獲得標高177m GPS記録中の電池は1時間で3%減

REVIEW

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手首のT-Rex Dual Solarの地図画面。歩いてきた道が水色の線で残り、距離1.95kmと表示されている

2026年10月29日に発売されるAmazfit T-Rex Dual Solarを着けて、埼玉県入間市の加治丘陵を仏子駅から桜山展望台まで歩き、ハイキングとして記録しました。10月13日の午後に歩いた、約4.5km、約1時間17分のコースです。

手で合わせていない高度の表示が、反対の腕に着けた別の時計とどれだけそろうか、GPSで記録しながら電池がどれだけ減るかを確かめました。歩きながら腕で見られる画面と、Zeppアプリに残った記録を順に紹介します。

本記事で紹介したAmazfit T-Rex Dual Solarは、Amazfitより提供を受けた製品です。記事の内容は実際に使用したうえでの評価であり、提供元による内容の指定や事前確認は受けていません。比較に使ったSuunto Core 2は、Suuntoより貸与を受けた製品です。

加治丘陵を仏子駅から桜山展望台まで4.48km歩いた

ふれあい茶ん歩道の道標。桜山展望台と八ッ池の方向を矢印で示し、番号4-1が付いている

歩いたのは、入間市の「ふれあい茶ん歩道」の加治丘陵のコースです。西武池袋線の仏子駅から丘陵へ上り、尾根の道を通って桜山展望台まで歩き、そこから一般道へ下りました。コースには、写真のような道標が立っています。桜山展望台は、丘陵の上に立つ塔の形をした展望台で、階段で上まで上れます。

14時36分に、ワークアウトの「ハイキング」で記録を始めました。歩き始めは住宅地の中の車道で、途中から森の中の道に入ります。

歩きながら見られる画面は4つ

ハイキングの記録中は、ボタンで4つの画面を切り替えられます。

基本の画面 運動時間、距離、高度、心拍数
地図 歩いてきた道の線と現在地
高度のグラフ 直近の高度の変化
上り下り 合計上昇、合計下降、縦速度、速度

ハイキング中のT-Rex Dual Solarの高度グラフ画面。15時2分に141mと表示され、右肩上がりの線が出ている

歩き始めて26分の15時2分には、高度のグラフが右肩上がりの線になっていて、141mと表示されていました。

ハイキング中の上り下りの画面。合計上昇82m、合計下降17m、速度3.45と表示されている

同じ時刻の上り下りの画面では、合計上昇(Zeppアプリでの獲得標高)が82m、合計下降が17mでした。坂を上っている最中に、ここまでどれだけ上ったかが手元で分かります。

地図に山道の点線と現在地が出る

森の中での地図画面。山道が点線で描かれ、加治丘陵の地名、100mの縮尺、距離3.92kmと表示されている

地図の画面では、歩いてきた道が水色の線で残り、現在地が矢印で表示されます。展望台を過ぎた森の中(3.92km地点)では、山道が点線で描かれ、「加治丘陵」の地名と100mの縮尺も出ていました。分かれ道で、どの道を来たのかを腕を見るだけで確かめられます。

高度は歩き始めの78mから展望台の上で203m

記録を始めたのは仏子駅の近くで、そのときの高度は78mでした。仏子駅の標高は、国土地理院の地図で約80mです。高度は手で合わせず、時計が表示したままの値で記録しています。この値が、反対の腕に着けた別の時計とどれだけそろうかを、この節の最後で比べます。

14時36分(歩き始め) 78m
14時51分(1.13km) 89m
14時59分(1.70km) 116m
15時32分(展望台の下、3.80km) 189m
15時34分(展望台の上、3.86km) 203m

桜山展望台の下で見た記録画面。運動時間56分、距離3.80km、高度189m、心拍数109と表示されている

展望台の下に着いたときの画面です。運動時間56分、3.80km地点で、高度は189mでした。

桜山展望台の上で見た記録画面。運動時間57分53秒、距離3.86km、高度203m、心拍数135と表示されている

塔の上に上がって見ると、高度は203mでした。塔を上った分の14mも、高度に表れています。

同じ日に、気圧高度計を持つSuunto Core 2も反対の腕に着けて、高度差を測っていました。Suunto Core 2の高度差(alt.dif)は、スタート地点と今いる場所の高さの差を表示する機能で、合計上昇のような積み上げの値ではありません。歩き始めから展望台の下までの高さの差は、T-Rex Dual Solarが111m(78mから189m)、Suunto Core 2が110mで、差は1mでした。

桜山展望台の上から見た景色。森の向こうに街と山並みが広がっている

展望台の上からは、畑と街の向こうに山並みが連なって見えました。

Zeppアプリでは1kmごとの速さと心拍ゾーンまで残る

記録を止めたあとの結果画面。2026年10月13日14時36分開始、距離4.48km、平均3.49km/h、1時間16分58秒と表示されている

歩き終えて記録を止めると、腕の画面に結果が出ます。距離は4.48km、時間は1時間16分58秒、平均の速さは3.49km/hでした。

結果画面の続き。運動時間1時間16分58秒、平均心拍数111、合計上昇177mと表示されている

画面を送ると、平均心拍数111、獲得標高の上り177m、下り122m、消費カロリー543kcalと続きます。

Zeppアプリのハイキングの記録。左は速さで色分けされた歩いた道の地図と4.48kmの結果、右は心拍ゾーンと高度のグラフ

Zeppアプリでは、歩いた道が地図の上に速さで色分けされて残ります。高度のグラフには、丘陵を上って尾根を歩き、展望台から下る形がそのまま出ていました。心拍ゾーンでは、ライトが28分26秒、インテンシブが37分24秒、有酸素が10分52秒でした。

Zeppアプリの1kmごとの記録とトレーニング効果。4km目だけ速度が2.08に落ち、有酸素のトレーニング効果は3.0と表示されている

1kmごとの記録では、1km目から3km目は4km/h台で歩いていて、展望台で休んだ4km目だけが2.08km/hに落ちています。トレーニング効果は、有酸素が3.0で「良好」と表示されました。

ハイキングの1時間5分で電池は3%減った

Zeppアプリのデバイス画面。T-Rex Dual Solarの電池残量34%、残り4日1時間と表示されている

歩き始めて15分の14時51分の電池残量は37%でした。15時53分ごろに記録を止め、歩き終えたあとの15時56分にZeppアプリで見ると34%で、残り4日1時間と表示されていました。14時51分から15時56分までの1時間5分で、減ったのは3%です。電池残量は1%刻みで表示されるので、実際の減りは2〜4%ほどの幅で見てください。

登山で使ってみて、いちばん大きかったのはこの電池の安心感です。GPSで記録しながら山道を1時間歩いても、電池はほとんど減りませんでした。Apple Watch Ultraのようなスマートウォッチでは、GPSで記録しながら山を歩くと、数時間で電池が数十%減ってしまうこともあります。T-Rex Dual Solarなら、帰り道の電池を気にして地図を見るのを控える、ということがありません。メーカーの公表では、高精度のGPSで最大41時間記録できます。

ソーラーで電池がどれだけ持つのかは、T-Rex Dual Solarの実機レビューで検証しています。

本格的な登山ではルートの道案内やLiveShareも使える

今回は、日帰りの短いハイキングで、記録を取りながら地図と高度を見るという簡単な使い方でした。T-Rex Dual Solarには、何日も歩く縦走登山やテント泊を想定した機能もあります。ここでは、今回は使わなかった登山向けの機能を、メーカーの発表をもとに紹介します。

YAMAPで作ったルートを取り込んで道案内

Amazfit T-Rex Dual Solarの画面に表示されたフルカラーの地図とルート

本体には地図が入っていて、等高線の地図もダウンロードできます。地図とルートを先に入れておけば、電波の届かない山の中でも、曲がり角ごとの道案内を使えます。ルートの上り下りは、色分けした標高のグラフで確かめられます。

登山アプリのYAMAP(ヤマップ)で作った登山ルートは、GPXファイルにしてZeppアプリから時計に取り込めます。YAMAPの登山計画からGPXファイルをダウンロードできるのは、YAMAPプレミアムの会員だけです。

LiveShareで家族に現在地と標高を共有

Zeppアプリのライブアクティビティ共有の設定画面と、山を歩く2人

「LiveShare(ライブシェア)」を使うと、歩いている間の現在地、進む方向、標高、ペース、距離、心拍数を、家族や友人にブラウザで見てもらえます。出発前にZeppアプリで共有用のリンクを作って送るだけで、見る側はアカウントもアプリも要りません。

共有には、スマホがインターネットにつながっている必要があります。電波の届かない場所ではリアルタイムで共有できず、緊急通報や救助のためのサービスでもありません。

何日も歩くときはOutdoor Extreme Mode

夕日の中を歩く登山者と、Amazfit T-Rex Dual Solarの省電力モードの駆動日数

何日も続く登山に向けて、GPSを使うときの電力を抑える「Outdoor Extreme Mode」を備えています。背面のソーラー充電と組み合わせると、最大180日動くとされています。ただし、この日数はGPSの測位を1時間に1回などに絞った条件での値です。

発売日や価格、ほかの機能は、発売のニュース記事でまとめています。

まとめ

Amazfit T-Rex Dual Solarで加治丘陵を歩くと、地図で道をたどりながら、高度と上った量、心拍を腕の画面で追えました。高度は手で合わせていませんが、歩き始めは仏子駅の標高とほぼ同じ78mで、展望台の下までに上った高さは反対の腕のSuunto Core 2と1m差でそろいました。

GPSで記録しながら歩いた1時間ほどの電池の減りは数%でした。山の中で電池の残りを気にしなくていい安心感はとても大きく、数時間の日帰りハイキングなら、途中で電池が足りなくなる心配はなさそうです。今回は使いませんでしたが、ルートの道案内やLiveShare、省電力モードもあり、もっと長い山行にも対応できます。

Source: Zepp Health Corporation プレスリリース

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