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Apple Watch SE 3、Ultra 3、Series 11の違いと選び方を徹底解説!

Apple Watchの選び方

公開日: 最終更新日:

 

2025年の新作Apple WatchとなるApple Watch SE 3、Series 11、Ultra 3が今年も発表されました。

はじめてApple Watchを買う人には「それぞれの違いが分からない!」という人もいるでしょう。

そこで本記事では、Apple Watch SE 3、Series 11、Ultra 3の違いについてザックリ解説します!

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大前提:基本機能はどれも一緒!

Series 11とUltra 3は上記の機能をフル搭載

まず各々の違いを解説する前に書いておきたいのは、「どのApple Watchも基本性能はほぼ一緒」ということ。

SEもSeries 11もUltra 3も、違いを探すのが難しいくらい、基本的な部分はほとんど同じ性能のApple Watchなんです。

上記の表は、スマートウォッチの搭載機能を一覧表で表したものですが、今回の3モデルのうち、SE 3を除く2モデル(Series 10とUltra)は上記の機能を全て搭載。

一方のSEはというと、血中酸素濃度の測定ができないだけで、他の機能はすべて搭載しています。

そして後述しますが、表にない部分だと心電図や水深/水温センサーも未搭載です。

SEは上記の表だと血中酸素濃度の計測のみができない形

つまり、どのモデルだろうと、スマホの各種通知は受けられるし、音楽再生のコントロールもできるし、睡眠も移動距離も心拍数も計測できます。

……と考えると、一番安いApple Watch SEはメチャクチャお得なんです。

念のため、価格をおさらい

いま話に出た価格も念のため確認しておきましょう。

Series 11:64,800円〜

SE 3:37,800円〜

Ultra 3:129,800円〜

はい、一目瞭然でUltraだけメチャクチャ高いです。

では、Ultraは他のApple Watchと何が違うのでしょうか。

まず違うのがバッテリーの持続時間

まず大きく違うのがバッテリーの持続時間です。

SE 3:通常使用で最大18時間

Series 11:通常使用で最大24時間

Ultra:通常仕様で最大42時間

……というように、Ultraのほうが2倍近くも長持ちなんです。

Apple Watch Ultraは、本格的にスポーツやアウトドア・アクティビティに取り組む人向けのモデルなんですが、このバッテリーの持ちの良さを理由に、スポーツもアウトドアも一切やらないけどUltraを購入した……という人も結構多いです。

特に、毎日充電するのがストレスという人はUltraが候補に入ってくるでしょう(高いんですけどね……)。

SE 3とSeries 11も6時間違いますが、どちらも「毎日充電が必要」という点は同じ。

なのでUltra 3ほどの違いはないですが、「ガシガシ使っても11は1日でバッテリー切れのリスクが少ない」という点で優位性があります。

ケースサイズも違います

あと大きな違いとしてはケースのサイズが挙げられます。

Series 11:42mmモデルと46mmモデル

SE 3:40mmモデルと44mmモデル

Ultra 3:49mmモデル

このようにUltraだけメチャクチャ大きいんです。

ちなみにケースの素材も違って、Ultra 3は高品質なチタンが使われています(Series 11もチタン素材あり)。そしてボタンも一つ多いです。

以下がケースサイズと素材、重量の比較表です。SE 3の一番軽量なモデルと比較すると、Ultra 3は何と倍以上の重さがあります。

モデル ケースサイズ 素材 重量(GPS / GPS+Cellular / チタニウム)
Apple Watch SE 3 40mm / 44mm アルミニウム 40mm:26.3g / 26.4g(アルミ)、44mm:32.9g / 33.0g(アルミ)
Apple Watch Series 11 42mm / 46mm アルミニウム / チタニウム 42mm:30.3g / 29.7g / 34.6g、46mm:37.8g / 36.9g / 43.1g
Apple Watch Ultra 3 49mm チタニウム 61.6g(ナチュラル)/ 61.8g(ブラック)

※重量はApple公式仕様の数値(バンド除く)。

大きいというのは「見やすい」というメリットにつながる一方で、「悪目立ちする」「重い」というデメリットにもつながります。

特に細身の女性の場合とかだと、Ultraを着用すると物凄い存在感になるので、購入時にはサイズ感をよく考えたほうが良いでしょう。

もちろん個人の好みの問題になりますが、一般的には女性は40mmや41mmのような小さめサイズのほうが腕に収まりはよいといえるでしょう。

Apple Watch Ultra 3は水深40mのダイビングができるけど……

上に述べたようにApple Watch Ultraはそもそも、本格的にスポーツやアウトドア・アクティビティに取り組む人向けのモデルです。

なので、「水深40メートルまでのレクリエーションダイビングに対応」という凄い特徴もあります(SE 3やSeries 11はプールで泳げる程度の耐水性)。

そのほかGPSの機能も優れていたり、サイレンを鳴らす機能があったり、スピーカーやマイクの性能が段違いだったりしますが、日常使用をメインに考えている人には、正直そこまで関係のない機能でしょう。

以下、細かな部分まで含めてSeries 11とUltra 3の違いを列挙しておきます。

日常使用で気になる人が多そうな部分のみ緑色にしてあります。

気になるのは先に記載した大きさ、重さやバッテリーの持ち具合、あと価格くらいだと思います。

ケースサイズはSeries 11が42mm/46mm、Ultra 3は49mm。
素材はSeries 11がアルミニウムまたはチタニウム、Ultra 3はチタニウムのみ。
ディスプレイ輝度はSeries 11が最大2,000ニト、Ultra 3は最大3,000ニト。
防水性能はSeries 11がWR50(50m耐水)、Ultra 3はWR100(100m耐水)で、40mまでのレクリエーションダイビングに対応。
防塵性能は両モデルIP6X。
バッテリー駆動時間はSeries 11が最大24時間(低電力時38時間)、Ultra 3が最大42時間(低電力時72時間)
高速充電はいずれも対応。Series 11は約45分で0→80%(15分で8時間駆動)、Ultra 3は約45分で0→80%(15分で12時間駆動)。
GPS性能はUltra 3がデュアル周波精密GPSを搭載。
その他装備として、Ultra 3はアクションボタン・サイレン機能・デュアルスピーカーを搭載。
価格(税込)はSeries 11が64,800円〜(GPSモデル)、Ultra 3が129,800円〜(GPS+Cellular)。

Apple Watch Series 11とUltra 3の仕様比較表(2025年版PDFより)

項目 Apple Watch Series 11 Apple Watch Ultra 3
ケースサイズ 42mm / 46mm 49mm
素材 アルミニウム / チタニウム チタニウム
重量 約31.5g(42mm)/約39g(46mm) 約61.4g
ディスプレイの明るさ 最大2,000ニト 最大3,000ニト
防塵・防水性能 WR50 + IP6X防塵 WR100 + IP6X防塵(40mダイビング対応)
バッテリー駆動時間 最大24時間(低電力時最大38時間) 最大42時間(低電力時最大72時間)
高速充電 約45分で80%、15分で最大8時間駆動 約45分で80%、15分で最大12時間駆動
GPS性能 標準GPS デュアル周波精密GPS
追加装備 アクションボタン/サイレン機能/デュアルスピーカー
価格(税込) 64,800円〜(GPSモデル) 129,800円〜(GPS+Cellular)

※出典:Apple公式「Apple Watch – モデルを比較する」(2025年版PDF)。表と脚注記載の内容のみを引用。

じゃあSE 3とSeries 11はどう違う?

じゃあ、Series 11とSEはどのように違うのでしょうか。

非常に細かな点まで含めて違いを列挙してみます。

特に気になる人が多そうな部分はテキストを緑色にしています。

ケースサイズはSE 3が40mm/44mm、Series 11が42mm/46mmで、SE 3のほうがややコンパクト。
表示領域はSeries 11のほうが広く、同程度のサイズ比較でも画面が大きく見える(46mm=約1,220㎟/44mm=約977㎟)。
ディスプレイ技術が異なり、SE 3はRetina常時表示(最大1,000ニト)、Series 11はLTPO OLED常時表示(最大2,000ニト)。
→ 明るさに加えて、Series 11はリフレッシュレートを可変制御でき、省電力性能と描画の滑らかさに優れています。
防塵性能はSeries 11のみIP6X対応。SE 3には明記なし。
水深計と水温センサーはSeries 11に搭載、SE 3は非搭載。
心電図アプリと血中酸素センサーはSeries 11に搭載、SE 3は非搭載。
素材はSE 3がアルミニウムのみ、Series 11はアルミニウムまたはチタニウム。
カラーバリエーションは異なり、Series 11はミッドナイト・スターライト・ブルーチタニウムなどの新色を展開。
重量はSeries 11のほうが全体的に重く、より堅牢で高級感のある設計。
 (SE 3:40mm 約28.7g/44mm 約33g、Series 11:42mm 約31.5g/46mm 約39g)
高速充電性能はいずれも対応しているが、Series 11のほうがわずかに充電完了が早い(Series 11:約30分で80%、SE 3:約45分で80%)
・素材やディスプレイの違いにより、Series 11は見た目・質感ともにハイエンド志向。

Apple Watch SE 3とSeries 11の仕様比較表

項目 Apple Watch SE 3 Apple Watch Series 11
ケースサイズ 40mm / 44mm 42mm / 46mm
重量 約28.7g(40mm)/約33g(44mm) 約31.5g(42mm)/約39g(46mm)
ディスプレイ技術 Retina常時表示ディスプレイ(最大1,000ニト) LTPO OLED常時表示ディスプレイ(最大2,000ニト)
画面表示領域 40mm:759㎟/44mm:977㎟ 42mm:989㎟/46mm:1,220㎟
防塵・防水性能 50m耐水(WR50) WR50 + IP6X防塵 + 水深計・水温センサー
健康・運動センサー 心拍・皮膚温・環境光・加速度・ジャイロ 心拍・皮膚温・環境光・心電図・血中酸素・水深計
素材 アルミニウム アルミニウム / チタニウム
カラーバリエーション ミッドナイト / スターライト ミッドナイト / スターライト / ブルーチタニウム / ナチュラルチタニウム ほか
バッテリー駆動時間 最大24時間(低電力時最大38時間) 最大18時間(低電力時最大32時間)
高速充電 約45分で80%、15分で最大8時間駆動 約30分で80%、15分で最大8時間駆動
価格(税込) 37,800円〜 59,800円〜

※出典:Apple公式「Apple Watch – モデルを比較する」および各モデルのプレスリリース(2025年9月時点)

このように列挙すると色々違う気もしますが、日常使用で大きな使用感の差になる点はほとんどありません。

気になるとすれば、充電の持ち時間が長いことと、画面の表示領域がケースサイズ以上に体感差があることくらいでしょうか。

迷ったらSE 3でよいと思います

……という感じで違いを色々と挙げてきました(細かい点では、他にも違う部分はありますが)。

こうした違いが分かっても、どれにするか決めかねる人は、とりあえず一番高いUltra 3は除外して、SE 3を選ぶとよいでしょう。

特に「飽きっぽいのでApple Watchも使わなくなるかも」なんて人は、一番安いSEをとりあえず買ってみるのが無難です。

最初に書いたように、基本的な性能はどのモデルも一緒なので、SEでも十分Apple Watchの楽しさと便利さを味わえるはずです!

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●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!

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