ニュージーランドの精神科医アマンダ・フォークナーさんは、Apple Watchが彼女の命を救ったと語っています(「9to5Mac」の報道より)。
Apple Watch Series 10を使用していたフォークナーさんは、同デバイスに搭載された「Vitalsアプリ」を使って、心拍数や呼吸数、体温、血中酸素濃度、睡眠パターンなどの健康指標を追跡していました。
ある晩、Apple Watchが異常に高い安静時心拍数を記録し、通常55拍/分だった心拍数が90拍/分以上に上昇したことを警告しました。最初は不具合かと思っていたフォークナーさんでしたが、警告が続いたため、病院で検査を受けた結果、急性骨髄性白血病という珍しく攻撃的ながんが発見されました。
医師によると、もし数日でも遅れていたら、治療を受けずに亡くなっていた可能性があったとのことです。フォークナーさんは現在、化学療法を受けており、今年後半には造血幹細胞移植を予定していますが、その手術には大きなリスクが伴います。
「正直、もしApple Watchが私に何度も警告してくれなかったら、何も気づかなかったと思います」とフォークナーさんは話しました。彼女の夫であるマイクさんも、「Apple Watchが命を救ってくれた」と感謝の気持ちを表しました。
この話は、ウェアラブル技術が健康管理においてどれほど重要な役割を果たすか、そして命にかかわる疾患を早期に発見する力を持つことを再認識させてくれます。
Source:9to5Mac
●執筆者:スマートウォッチライフ編集部
日本初のスマートウォッチのウェブメディア。編集部には50本以上のスマートウォッチがあり、スマートウォッチ・Apple Watchの選び方や入門者向けの記事を多く配信しています。日本唯一のスマートウォッチ専門ムック本『SmartWatchLife特別編集 最新スマートウォッチ完全ガイド』(コスミック出版)を出版したほか、編集長はスマートウォッチ専門家としてテレビ朝日「グッド!モーニング」や雑誌『anan』(マガジンハウス)にも出演。You Tube「スマートウォッチライフ」(チャンネル登録者7000人程度)でも各種レビューを行っています!
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