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スマートウォッチで計測できるPAIって何? XiaomiやAmazfitのモデルで採用されてる理由も解説

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2025.05.10

健康志向のスマートウォッチユーザーの間で注目されている指標「PAI(パーソナル・アクティビティ・インテリジェンス)」。

Amazfitなど一部スマートウォッチで利用可能で、日々の心拍数データをもとに「どれだけ健康に貢献する運動をしているか」を数値化する画期的な指標です。

この記事ではPAIの意味や重要性、対応ブランド、スコアの効率的な上げ方、初心者向け週間メニューまで網羅的に解説します。

PAI(Personal Activity Intelligence)とは?

項目 内容
名称 Personal Activity Intelligence(パーソナル・アクティビティ・インテリジェンス)
開発 ノルウェー科学技術大学(NTNU)の研究に基づく
測定対象 心拍数データ+個人情報(年齢、性別、安静時心拍など)
特徴 歩数や活動時間ではなく、「心臓への良い刺激」を重視して健康への影響を評価
目標値 過去7日間で合計PAIスコア100点以上を維持することが健康維持の目安

科学的根拠

研究によれば、PAIスコアが100点以上を持続的に保たれている人は、心疾患などによる死亡リスクが低下することが確認されています。

PAIに対応しているブランド

PAIは、現在以下のブランドで採用・運用されています。

ZeppとZepp LifeというのはAmazfitブランドの企業Zepp Healthのブランドなので、同一のものと考えて良いでしょう。

なおZepp Healthは2020年にPAI Health社を買収し、PAIの技術的ライセンスと統合権限を保持しています。

そのためPAIの機能はAmazfitや、近しい企業のXiaomiなどでしか採用されていないわけですね。

ブランド 採用状況 備考
Amazfit ◎ 正式採用 Zepp Health社製の全機種でPAI対応。UIにも明示される主力機能
Zepp ◎ 正式採用 Amazfitと同社製。よりプロ仕様の機種あり
Xiaomi ◯ 対応モデルあり Xiaomi WatchやMi Bandなど、Amazfitとの技術提携による対応
Zepp Life アプリ ◎ 対応 スマートウォッチと連携し、PAIのスコア管理・履歴確認が可能

他社ブランドとの違いは?

PAIは、GarminやFitbit、Apple Watchといった他ブランドが提供する「活動スコア」とはアプローチが異なります。

ブランド 指標名 特徴
Apple Watch アクティビティリング カロリー・運動時間・立ち時間の可視化
Fitbit Active Zone Minutes 心拍ゾーンでの運動時間重視
Garmin Intensity Minutes 中~高強度の運動を分単位で記録

PAIを効果的に上げる方法

基本原則:心拍数の高いゾーンで運動する

・目安は最大心拍数の**70〜85%**で10分以上の活動。

・最大心拍数は「220-年齢」で概算可能。

効果的な運動例

・ジョギング(息が上がる程度)

・HIIT(高強度インターバルトレーニング)

・階段の上り下り

・サイクリング(坂道あり)

・YouTubeのダンスエクササイズ

日常に取り入れられる工夫

・速歩き通勤

・階段利用

・子どもと全力で遊ぶ など

初心者向け!PAIアップの週間メニュー例

曜日 運動内容 心拍ゾーン 時間 目安PAI
月曜 休養または軽いストレッチ 10〜15分 0〜5
火曜 速歩き 最大心拍数の65〜75% 30分 15〜20
水曜 自宅HIIT(ジャンプ系) 最大心拍数の75〜85% 15分 25〜30
木曜 散歩またはサイクリング 最大心拍数の60%前後 30分 5〜10
金曜 階段昇降 ×3セット 最大心拍数の75%前後 15分 20〜25
土曜 軽いジョギング or フィットネス動画 最大心拍数の70〜80% 20分 20〜25
日曜 ヨガまたはストレッチ 20分 0〜5

週間合計目標:100〜120PAI

まとめ:PAIを活用して賢く健康管理!

PAIは「運動の量」ではなく、「心拍から見た運動の質」にフォーカスした非常に合理的な健康指標です。

Amazfitのスマートウォッチユーザーであれば、日々の運動をPAIで数値化し、より科学的に健康管理を実現できます。

特に、「歩数だけでは満足できない」「本当に健康に良い運動が知りたい」という方にはぴったりのツールです。週100PAIを目指し、心身ともにヘルシーな毎日を送りましょう!

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