Apple純正のiPad用キーボードカバー「Smart Keyboard Folio」。実はここ数年、新モデルの登場はありません。しかし今なお根強い人気を誇り、「軽さ」と「使い勝手のバランス」で選ぶ人が後を絶ちません。
筆者自身も「Smart Keyboard Folio(MXNK2J/A)」をiPad Air 第5世代で愛用中。ここではその魅力と、これまでに登場したモデル、対応するiPadについて詳しく紹介します。
Smart Keyboard Folioの魅力① とにかく軽い! 普通のケース並みの軽快さ
このキーボードの最大の魅力は、なんといっても軽さ。筆者が使用している「MXNK2J/A」は重量約296gで、一般的なレザーカバーとほぼ同等です。
カバーとキーボードが一体になっていながら、持ち歩き時の負担は最小限。バッグに入れてもかさばらず、出先でサッと開けばすぐに作業できる点が魅力です。
またiPadとの接続はSmart Connectorによる物理接点式。Bluetoothのようにペアリング操作も充電も不要です。
Smart Keyboard Folioの魅力② 軽さを重視したミニマルデザイン
Smart Keyboard Folioは、アルカンターラのような高級素材ではなく、耐久性と軽さを両立したマットなファブリック素材を採用。見た目はシンプルで、どんなシーンにも馴染みます。
何より軽さを重視して設計されており、「ラップトップのような感覚で作業したいが、重いキーボードは嫌」という人にはベストチョイスです。
Smart Keyboard Folioの惜しいところ
もちろん、軽さを優先した設計にはトレードオフもあります。
・キータッチはやや浅く、打鍵感は「Magic Keyboard」に劣る
・新品の流通が減っており、定価での入手が難しい
・ファブリック素材のため、汚れや傷は目立ちにくいが、経年劣化で角の摩耗が出やすい
それでも、軽快さと取り回しやすさを優先する人にとっては、他のどんなキーボードケースよりもバランスが取れた選択肢といえるでしょう。
Smart Keyboard Folioのスペック(MXNK2J/Aの場合)
製品名 | Smart Keyboard Folio(MXNK2J/A) |
---|---|
対応機種 | iPad Air(第4世代・第5世代)/11インチiPad Pro(第1~2世代) |
接続方式 | Smart Connector(ペアリング不要・充電不要) |
重量 | 約296g |
角度調整 | 2段階(タイピング・閲覧モード) |
カラー | ブラック |
過去のSmart Keyboard Folio対応モデル一覧
Smart Keyboard Folioは、iPadの世代ごとに複数のバリエーションが登場してきました。
対応iPad | モデル番号 | 対応Folio名 |
---|---|---|
iPad Pro 11インチ(第1~2世代) | MXNK2J/A、MU8G2J/Aなど | Smart Keyboard Folio 11-inch |
iPad Pro 12.9インチ(第3~4世代) | MXNL2J/Aなど | Smart Keyboard Folio 12.9-inch |
iPad Air(第4~5世代) | MXNK2J/A | Smart Keyboard Folio 11-inch対応 |
iPad ProやiPad Airの各世代に合わせて設計されているため、購入時は必ず「端子位置」や「Smart Connector」の配置を確認しましょう。
まとめ:軽さ重視で作業効率を高めたいなら今でも買い
AppleのSmart Keyboard Folioは、確かに最新モデルではありません。しかし、いまも多くのクリエイターやライターが愛用している定番アイテムです。
「打鍵感より軽さ」「機能よりシンプルさ」を求めるなら、Smart Keyboard Folioは非常に理想的。中古市場でも流通しているので、状態の良いものを探してみる価値は大いにあります。
Amazonや楽天のほか、各種フリマアプリでも購入は可能です。
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