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スマートウォッチで血圧や睡眠を測り、日々の健康を見守ってもらうことは、もはや珍しくなくなりました。その流れをさらに一歩進め、「測る」だけでなく医療現場での「行動」までつなげようとする発表がありました。
ASUSは2026年6月2日(台湾時間)、Computex 2026に合わせて、AIを活用した新しいヘルスケアの仕組みを発表しました。その中核を担うのが、スマートウォッチ「ASUS VivoWatch 6 Plus」と携帯型の超音波診断装置「ASUS Handheld Ultrasound DuoScan」です。ここではスマートウォッチ専門メディアの視点から、VivoWatch 6 Plusを中心に紹介します。
「測る」から「動く」へ、ASUSのAIヘルスケア構想
今回ASUSが示したのは、データを集めるセンサー機器、それを解析するAIプラットフォーム、そして処理を支える計算基盤を一つにまとめた、医療現場向けの仕組みです。患者のデータを継続的に取り込み、AIエージェントがリアルタイムで分析・判断し、次の行動につなげる——そんな「閉じた輪(クローズドループ)」を目指しています。
このセンシング層を担うのが、VivoWatch 6 Plus(身につけて測る側)と、Handheld Ultrasound DuoScan(その場で診る側)の2つのデバイスです。ASUSによる医療従事者への調査では、回答者の68%以上が「AIエージェントは臨床の現場で具体的な効果をもたらす」と期待しているといいます。
ASUS VivoWatch 6 Plus|健康管理スマートウォッチの新モデル
VivoWatch 6 Plusは、ASUSの健康管理スマートウォッチの最新モデルです。
ディスプレイは1.43インチのAMOLEDで、表面には傷に強いサファイアクリスタルガラスを採用。ケースには軽くて丈夫なチタン合金を使い、軽さと高級感、耐久性を両立しています。
健康機能では、ASUSが従来から強みとしてきた血圧と心電図(ECG)の計測に対応。さらに新しい指標として、睡眠中の呼吸の動きをとらえる計測や、歩き方を分析する「歩行解析」が加わりました。これらは、生活習慣病のリスクや長期的な健康傾向を読み解く手がかりになるとしています。
加えて、計測した結果をその場でフィードバックする機能により、単なる記録デバイスではなく「パーソナルな健康コーチ」のように使える点も特徴です。日々の継続的なデータを、具体的なアドバイスへと変えてくれます。
もう一方の主役、Handheld Ultrasound DuoScan
ペアとなるHandheld Ultrasound DuoScanは、手のひらサイズの携帯型超音波診断装置です。192素子の高精細イメージングに対応し、持ち運べるサイズながら鮮明な画像で診断を支えます。
2種類のプローブを組み合わせるデュアルプローブ設計で、腹部・運動器・血管・甲状腺のほか、構成によっては心臓の検査にも対応。IP68の防水防塵に対応し、完全ワイヤレスで最大3時間の連続動作が可能なため、救急やICU、在宅医療の現場でも使えるよう設計されています。
主な仕様(ASUS VivoWatch 6 Plus)
| ディスプレイ | 1.43インチ AMOLED(サファイアクリスタルガラス) |
| ケース素材 | チタン合金 |
| 主な健康機能 | 血圧計測、心電図(ECG)、睡眠中の呼吸の動き、歩行解析 |
| 特徴 | リアルタイムの健康フィードバック(パーソナル健康コーチ) |
| 位置づけ | ASUSのAIヘルスケアエコシステムのセンシング層 |
※本記事はComputex 2026に合わせた発表内容に基づきます。日本での発売時期や価格は、本発表時点では明らかにされていません。
まとめ
ASUS VivoWatch 6 Plusは、血圧・心電図といった従来の強みを保ちつつ、睡眠時の呼吸や歩行解析といった新しい指標を加え、サファイアクリスタルとチタン合金で質感も高めた健康管理スマートウォッチです。超音波装置DuoScanと組み合わせ、AIが「測る」から「動く」までを担うという構想は、これからのヘルスケアの方向性を感じさせる内容でした。日本での展開が気になるところです。
Source: ASUS 公式プレスリリース
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