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「棚が自分で動いて、必要なものを運んできてくれる」。そんなSF映画のような暮らしを現実にしてくれるのが、株式会社Preferred Roboticsの家庭用ロボット「カチャカ(Kachaka)」です。スマートウォッチやスマートリングと同じく、暮らしを一歩スマートにしてくれるデバイスとして、スマートホームに興味がある人なら一度は気になる存在ではないでしょうか。
この記事では、カチャカがどんな製品で何ができるのか、そして購入前に知っておきたい費用のポイントまで、はじめての人にもわかるように整理します。結論から言うと、便利さは本物ですが「安い買い物」ではないため、仕組みを理解したうえで検討したいデバイスです。
カチャカとは?声とアプリで家具を運ぶAIロボット
カチャカは、AI技術を搭載した家庭用の自律移動ロボットです。専用のキャスター付き収納「カチャカシェルフ」とドッキングし、「ねえカチャカ」と話しかけたり専用アプリで指示したりすると、指定した場所まで家具ごとモノを運んでくれます。人が家具に合わせて動くのではなく、家具のほうが人に合わせて動く。メーカーが「スマートファニチャー・プラットフォーム」と呼ぶ、新しい発想の製品です。
環境の変化が激しい住まいのなかでも、家具や人を認識しながらスムーズに移動できるのが特徴です。積載できる荷重は専用家具の重量を含めて20kg、移動速度は最速で毎秒400mmと、見た目以上にパワフルかつ機敏に動きます。
カチャカでできること
カチャカの使い道は、家庭のスタイルによってさまざまです。メーカーやユーザーが挙げている代表的な活用シーンを紹介します。
配膳・下げ膳の助っ人として、キッチンから食卓への料理運びや食後の片付けをサポート。取り皿や調味料を載せておけば、手が足りないときも必要なものを運んでくれます。テーブルやデスクの片付けでは、散らかりがちな文房具やリモコンをまとめて別室へ移動させ、いつでもすっきりした状態を保てます。
スケジュール機能を使えば、決まった曜日・時間に決まった場所へモノを運ぶこともできます。フィットネスアイテムを目の前まで運んで運動の習慣化を後押ししたり、子どもの帰宅時間に合わせて玄関でランドセルを受け取り子ども部屋まで運んだりと、毎日のルーティンづくりにも役立ちます。大きな観葉植物を昼はリビング、夜は寝室へと移動させるといった使い方もできます。
購入前に知っておきたい費用と条件
カチャカを検討するうえで、いちばん大事なのが費用の仕組みです。ここを理解しないと「思っていたのと違った」となりやすいので、しっかり押さえておきましょう。
まず、カチャカを使うには本体だけでは動きません。声で指示してモノを運ぶには、別売の専用家具「カチャカシェルフ」と、ソフトウェアの月額利用料(サブスクリプション)が必要です。つまり必要になるのは、本体・専用シェルフ・月額サブスクの3点セットという構成です。
設定にはWi-Fi環境と、iPhoneまたはAndroidの専用アプリ(無料)が必要になります。購入・利用にあたってはカチャカ利用規約への同意も求められます。初期投資は決して小さくありませんが、Amazonのレビューでは星4.4(執筆時点)と評価は高く、「新しい体験」「時短になった」という声が目立ちます。仕組みと費用に納得できるなら、暮らしを大きく変えてくれる一台です。
主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | カチャカ(Kachaka)本体 |
| メーカー | 株式会社Preferred Robotics |
| 本体サイズ | 幅240mm×奥行387mm×高さ124mm |
| 本体重量 | 約10.0kg |
| 積載荷重 | 20.0kg(専用家具の重量を含む) |
| 移動速度 | 最速400mm/秒 |
| 通信 | Wi-Fi |
| 操作方法 | 音声(「ねえカチャカ」)/専用アプリ |
| 別売の専用家具 | カチャカシェルフ3段 29,800円/2段 23,800円(税込) |
| 月額サブスク | 980円(カチャカの使用に必要) |
価格と購入
執筆時点でのAmazonでの本体価格は228,000円(税込)です。分割払いなら48回で月額4,980円からとなっています。前述のとおり、実際に使うには別売のカチャカシェルフ(23,800円〜)と月額サブスク(980円)が別途必要になる点に注意してください。価格や在庫は変動するため、最新の情報は商品ページで確認するのが確実です。
まとめ
カチャカは、「家具が人に合わせて動く」という発想を家庭で実現した、いまのところ他に代えがきかないユニークなスマートデバイスです。配膳や片付け、習慣化のサポートまで、使い方は住まいの数だけ広がります。
一方で、本体に加えて専用シェルフと月額サブスクが必要になるため、トータルの費用は決して安くありません。だからこそ「毎日の家事や片付けをどれだけ楽にしたいか」「自分の間取りで活躍しそうか」をイメージしたうえで、納得して迎え入れたい一台です。スマートホームをさらに一歩先へ進めたい人にとっては、検討する価値のある選択肢と言えるでしょう。
Source:Amazon
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