iPhone 18 Proを見送って20周年モデルを待つべきか? ガーマン氏が「iPhone X以来最大の刷新」と報道、ただし1年先の噂【海外ニュース】

NEWS

公開日:

ネオンの背景に立てた初代iPhone。クロムのフレームとホームボタン、iPhone OSのフランス語ホーム画面が見える

iPhone 18 Proが発表された翌日には、もう次の噂が出てきました。来年9月に登場するとされる20周年記念モデル、いわゆる「iPhone 20」の話です。

海外メディアのMacRumorsは2026年9月10日、Bloombergのマーク・ガーマン氏の報道を引きながら、この20周年モデルがiPhone X以来もっとも大きな設計変更になると伝えました。9月18日発売のiPhone 18 Proを前にして、1年待つ価値があるのかどうかという話です。

先に断っておくと、これはまだ噂の段階です。Appleが認めた情報ではなく、内容が縮小される可能性もあります。そのうえで、何が言われているのかを整理します。

ガーマン氏が伝える「iPhone X以来最大の刷新」

iPhoneが世に出たのは2007年、スティーブ・ジョブズ氏が発表した初代モデルからです。来年で20年になります。

ガーマン氏の報道によると、Appleはこの節目に合わせて特別な20周年記念モデルを用意しているとされます。特徴として挙げられているのは2点です。

ひとつは四隅と四辺すべてを回り込む曲面ガラス。もうひとつは画面まわりのベゼルをさらに細くすることです。

報道では「いまのiPhone Proラインにとって、iPhone X以来最大の刷新になる」と表現されています。ただし、それ以上の詳細は明かされていません。

比較対象に置かれた「iPhone X」とは何だったのか

iPhone X以来、という言い方の重みを測るには、2017年のiPhone Xが何を変えたのかを思い出しておく必要があります。

iPhone XはFace IDを初めて搭載したiPhoneでした。それまで本体下部を占めていたTouch IDのボタンがなくなったことで、画面を本体の端のほうまで広げられるようになりました。ホームボタンのある四角い見た目から、いまのiPhoneにつながる姿へ変わった世代です。

20周年モデルは、ここからさらに一歩進めるとされています。画面が本体の角と辺を回り込むことで、全体がガラスの塊のように見える外観になる、という見立てです。

この方向の噂は今回が初めてではありません。8月にも、四辺すべてが曲面になる「枠なし」デザインと、画面サイズの拡大が報じられていました。そのときの情報源は中国のリーカーでしたが、今回はBloombergのガーマン氏という別の筋から同じ方向の話が出てきた形になります。

一方で、iPhone 18 Proに入った改良も小さくない

待つかどうかを考えるなら、いま手に入るもののほうも見ておく必要があります。

iPhone 18 Proの主な変更点は次のとおりです。

項目 内容
チップ A20 Pro。A19 Pro比でCPUが最大20%、GPUが最大40%高速
カメラ 48メガピクセルのFusionカメラに、iPhoneで初めての可変絞り
画面 Dynamic Islandが小型化
冷却 ベイパーチャンバーを大型化(表面積は3倍)
バッテリー 駆動時間が延長
価格・発売 219,800円から、9月18日発売

可変絞りはiPhoneとして初めての機構で、写真の表現の幅に直接効いてきます。ベイパーチャンバーの大型化も、長い動画撮影やゲームでの発熱を抑える方向の変更です。数字の上での刷新というより、使っていて分かる部分に手が入っています。

噂は揺れている、という前提

ここが今回いちばん注意したい部分です。

MacRumorsは、20周年モデルをめぐる噂が行ったり来たりしていると書いています。ガーマン氏の最新の報道からは、この端末がまだ開発中であるように見える。ただし、開発中とされる意欲的な設計変更をAppleが実現しきれるのか、それとも計画が最終的に縮小されるのかは、まだ分からない、としています。

曲面ガラスで画面を回り込ませる構造は、製造の難度もコストも上がります。試作の段階では動いていても、量産の見通しが立たずに落ち着くところへ落ち着く、というのはこれまでにもあった流れです。

どう考えるか

判断材料を並べると、こうなります。

いま買う場合、9月18日から実際に手に入り、可変絞りやA20 Proといった改良を1年早く使えます。価格も219,800円からと確定しています。

待つ場合に得られるのは、あくまで噂どおりに出てくればの話です。1年先の製品で、価格も仕様も分かっていません。デザインが縮小される可能性も、報道自体が触れています。

いま使っているiPhoneに不満がないなら、急いで買い替える理由はとくにありません。一方で、手元の端末がそろそろ限界という状況で「1年待てば大きく変わるかもしれないから」という理由だけで見送るのは、不確かなものに1年を賭けることになります。

なお、iPhone 18 ProはApple Watch Series 12・Ultra 4と同じ9月18日発売です。両方をまとめて買い替えるつもりだった人は、判断のタイミングが重なります。

まとめ

20周年記念のiPhoneが、iPhone X以来もっとも大きな設計変更になる。ガーマン氏の報道はそう伝えています。四隅と四辺を回り込む曲面ガラスと、さらに細いベゼル。実現すれば、いまの姿から見た目が明確に変わることになります。

ただし、これは来年9月とされる1年先の話で、噂も揺れています。実現するかどうかも、どこまで実現するかも、現時点では分かりません。

いま発売されるiPhone 18 Proには、可変絞りという分かりやすい前進があります。待つ理由も、待たない理由も、どちらも成り立つ状況です。

Source: MacRumors/画像出典:Unsplash(フリー素材)

あわせて読みたい関連記事

20周年モデルのディスプレイについては、8月の時点でも報じられていました。

iPhone 20 Proの画面は6.4インチになるのか? 20周年モデルは全機種で大型化・四辺すべてが曲面の“枠なし”デザインとの噂

iPhone 18 Proの発表内容はこちらにまとめています。

iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxが9月18日発売、219,800円から|iPhone初の可変絞りカメラ、表面積3倍のベイパーチャンバー

標準モデルのiPhone 18が今回出なかった理由も整理しました。

iPhone 18はなぜProとPro Maxしか出なかったのか|標準モデルは2027年春へ? 8月に報じられていた「分割スケジュール」

同時に発表された折りたたみモデルとの比較はこちらです。

iPhone Duoは18 Proより145,000円高いのに、20項目以上を諦めている|Apple公式の比較データを1行ずつ突き合わせた

10月にもAppleの新製品が控えているとされています。

Appleが初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」を発表|開くと7.6インチ、364,800円から10月23日発売

 はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、 記事の探し方ガイド から目的別に読めます。

※本記事のリンクから商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームより当サイトに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報になります。
     

関連記事