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スマートフォンの画面が「0.1インチだけ大きくなる」と聞いても、正直なところ違いは想像しにくいと思います。ただ今回の噂が本当なら、変わるのは数字よりも見た目の印象のほうかもしれません。
海外メディアのMacRumorsが2026年8月4日、Appleが20周年記念モデルとされる「iPhone 20」シリーズ向けに、2種類の新しいディスプレイパネルを試作していると報じました。情報の出どころは、中国のリーカー「Digital Chat Station」がWeiboに投稿した内容です。まだAppleが認めた話ではありませんが、画面の大きさだけでなく本体の見た目そのものが変わるかもしれない、という内容になっています。
試作中とされるのは約6.4インチと約7インチの2枚
Digital Chat Stationによると、Appleはいま2種類の新しいディスプレイパネルを試している最中だといいます。1枚は約6.4インチで、「iPhone 20 Pro」に採用される可能性があるとされています。もう1枚は約7インチで、こちらは以前から上位モデルの「iPhone 20 Pro Max」向けと報じられていたサイズです。
初代iPhoneが発売されたのは2007年なので、20周年にあたるのは2027年です。つまり今回の話は、今年の秋に登場するとみられるiPhone 18世代のさらに先、来年のモデルについての噂ということになります。
ラインナップ全体で画面が大きくなり、縦横比は据え置き

このリーカーは、20周年ラインナップ全体で物理的な画面サイズが大きくなる一方、アスペクト比(画面の縦横比)はこれまでと同じままだと述べています。
縦横比が変わらないというのは地味な話に見えますが、使う側にはありがたいポイントです。比率が変わると、写真や動画の見え方、アプリの表示レイアウトまで影響が出ます。比率をそのままに面積だけ広げるのであれば、これまでと同じ感覚で使いながら、一度に表示できる情報だけが増えるという素直な進化になります。
四辺すべてが曲面の「枠なし」デザインという噂
さらにDigital Chat Stationは、20周年モデルが四辺すべてにカーブをつけた、まったく新しいボーダーレス(枠なし)デザインを採用する可能性にも触れています。これは、画面の端から端までを覆うディスプレイと、四方を曲面ガラスで囲む構造によって「ほとんど枠が見えない」仕上がりを狙う、という以前からの情報とも一致します。
画面が大きくなると聞くと本体もそのぶん大きくなりそうですが、枠(ベゼル)を限界まで削れば、本体サイズをあまり変えずに画面だけを広げることもできます。「全機種で画面が大型化」という話と、四辺曲面のボーダーレス化という噂は、セットで見ておくとよさそうです。
6.3インチから6.4インチへ、画面サイズの流れを整理
約6.4インチという数字は、現行のiPhone 17 Proの6.3インチからするとわずかな拡大です。今年登場するとみられるiPhone 18 Proも、画面サイズは変わらない見込みとされています。
Appleが上位モデルの画面を大きくしたのは、直近では2024年のiPhone 16 Proシリーズでした。iPhone 16 Proが6.1インチから6.3インチに、iPhone 16 Pro Maxが6.7インチから6.9インチになっています。今回の噂どおりなら、Proの画面サイズが動くのは2024年以来、3年ぶりということになります。
| モデル | 画面サイズ | 備考 |
|---|---|---|
| iPhone 15 Pro / 15 Pro Max | 6.1インチ / 6.7インチ | 大型化する前の世代 |
| iPhone 16 Pro / 16 Pro Max(2024年) | 6.3インチ / 6.9インチ | 直近で画面が大きくなった世代 |
| iPhone 17 Pro(現行) | 6.3インチ | サイズは据え置き |
| iPhone 18 Pro(今年登場の見込み) | 6.3インチ | 今年もサイズ変更はない見込み |
| iPhone 20 Pro(噂) | 約6.4インチ | 試作中とされるパネルのひとつ |
| iPhone 20 Pro Max(噂) | 約7インチ | 以前から報じられていたサイズ |
ディスプレイ以外に噂されている中身の進化

MacRumorsによれば、20周年記念モデルには新しいデザインと大型ディスプレイに加えて、次のような要素が期待されているといいます。
・画面の下に隠れるFace ID(アンダーディスプレイFace ID)
・Apple独自設計のイメージセンサー
・押した感触を再現するハプティックボタン
・A21チップ
・より広帯域のメモリ
・純シリコンバッテリー
Face IDが画面の下に隠れれば、画面上部の黒い部分(Dynamic Island)を小さくしたり、なくしたりできる可能性があります。四辺が曲面のボーダーレスデザインという噂とあわせて考えると、20周年モデルは「画面がそのまま本体になったように見える」方向を目指しているのかもしれません。
今回の話は、Appleが20周年iPhoneの2つのサイズに向けて開発を加速させていると先月Bloombergが報じた内容とも重なります。ディスプレイの試作が2種類進んでいるという情報は、その報道を裏づける形にもなっています。
まとめ
現時点ではあくまでリーカーの投稿がもとになった話で、Appleが公式に認めた情報ではありません。試作段階のパネルがそのまま製品になるとは限りませんし、サイズも「約6.4インチ」「約7インチ」という大まかな数字にとどまっています。
それでも、画面の大型化・縦横比の据え置き・四辺曲面のボーダーレス化という3点は、これまで別々に出てきた噂とも矛盾しません。20周年という節目に、久しぶりに見た目でわかる変化が来るのかどうか、続報を待ちたいところです。
なお、同じころにはApple Watch側でも大きな刷新が噂されています。手元のウェアラブルとスマートフォンの両方で「見た目から変わる」年になるのか、あわせて追いかけていきます。
Source: MacRumors
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