Apple Watchの多彩な機能のなかでも、一つの大きな魅力はSuicaが使えること。今年5月からはGarminのスマートウォッチもSuicaへの対応を始めていますが、GarminのSuicaは定期券の購入に未対応なのがデメリット。通勤が電車で定期券を使っている人の場合は、やはりApple Watchがオススメといえます。
一方で、実際にApple Watchを使っているユーザーの間では、「Suicaでの改札通過、コツを掴まないとスムーズに通れない!」ということも以前から話題です。今回の記事では、そうしたApple Watchの改札通過にまつわる話題と、編集部員が試行錯誤の末にたどり着いた「最もラクな改札通過法」を紹介します!
タッチする改札は「体の右側」。左手に着けていると体をひねる必要が!
「腕時計にSuicaが入ってるなんて、財布や定期入れを出さないで済むから超便利そう!」と思っている人が多いでしょうが、実は不便な点もあるApple Watchでの改札通過。まずひとつ目の問題点は「多くの人は腕時計を左腕に着けているけど、自動改札は左腕だとタッチしにくい」ということ。
というのも、Suicaをタッチする自動改札があるのは体の右側。そのため左手にApple Watchを着けていると、左腕を体の右側に出すように体をグイッとひねらねばならず、この動作に慣れないと通過時にモタモタとしてしまうのです。上記の動画は、左腕にApple Watchを着用して改札を通過したものですが、足元が若干モタモタしているのが伝わるのではないでしょうか。自分のすぐ背後に行列ができているようなラッシュ時だと、後ろの人の足を止めてしまう可能性もありそうです。
腕もクルッと回して、体もかがめなきゃダメ?
そして盲点なのが、「自動改札のSuicaの読み取り位置が意外と低い」ということ。手に定期入れや財布を持ってタッチするときは普通の姿勢のまま通過できますが、腕に着けているApple Watchをタッチしようとすると、自然な姿勢では読み取り位置までApple Watchが届きません。そしてApple Watch本体を改札にタッチしようとすると、腕もクルッと回す必要があります。
「体をちょっと屈める」「膝を落とす」「腕をクルッと回す」などの動作が必要になるので、これも通過時のモタモタの原因になります。普段は何も考えずに通過していましたが、「自動改札のSuicaの読み取り位置は、『手に持った定期入れや財布でタッチしやすい位置』に最適化されてるんだな……」と改めて感じました。
「右手に着けて」「腕の内側でタッチ」で通過はスムーズに!
このように意外とモタモタしてしまうApple Watchでの改札通過ですが、編集部員が試行錯誤を経てたどりついたスムーズな通過法が上記の動画です。コツの1つ目は、やはり「Apple Watchを右腕に着ける」ということ。右腕に着けていれば、体をぐねっとひねる必要がなくなります。
そして2つ目のコツが、「Apple Watch本体のある腕の外側(手の甲側)ではなく、腕の内側でタッチすること」です。どうやら改札機のSuicaの読み取りは感度が相当高いらしく、リーダー部分とApple Watchの間に腕が入っていても、問題なく読み取ってくれました(都内の地下鉄駅とJR駅で実験済み)。なので、わざわざ腕をクルッと回して、リーダーにApple Watch本体をタッチしなくてもいいわけです!
「腕の内側でタッチ」なら左腕着用でも結構スムーズに通れます
とはいえ「Apple Watchは絶対に左腕に着けたい」という人も多いでしょう。となると、改札の通過時はやっぱり体をひねる必要があるわけですが、上記の「腕の内側でタッチ」の方法なら、そこまで体を落とさなくてもリーダー部分にタッチができるので、通過はかなりスムーズになります。
そして「バッグやポケットから財布や定期入れを出さなくてすむ」というのは、やはりApple WatchのSuicaを使う大きなメリット! コンビニ等での会計も、Apple WatchのSuicaだとメチャクチャ早いですし、QUICPayもiDもPayPayも使えるのもApple Watchの魅力です。「Suicaが使えるのが便利そう」という理由でApple Watchに興味を持っている人には、やはり購入をオススメします!
SmartWatchLifeでは「LINE公式アカウント」を開設しました!
スマートウォッチライフではLINE公式アカウントの運用を開始しました!
スマートウォッチライフでは、スマートウォッチに関する最新ニュースをはじめ、レビュー記事や製品情報など、みなさまのお役に立つ情報をLINE公式アカウントよりお届けします。
以下の友だち追加ボタンをタップしてください。
「友だち登録」で、最新記事をタイムリーに受け取ることが可能になります。ぜひ「友だち登録」をお願いします!