Table of Contents
SwitchBotから2026年7月に新たに登場した新世代スマートサーキュレーター「SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Pro」を実機でレビューします。コンパクトな筐体に3in1構造(イオン×フィルター×アロマ)を統合し、最大風速6.5m/sのDCブラシレスモーター、最小約21dBのSilenTech静音設計、最長70時間のコードレス運用、Matter over Wi-Fi対応まで詰め込んだ、同ブランドのスマートサーキュレーターの最上位クラスのモデルです。
結論を先に書くと、2 Proは「強い風で空気を回す」というサーキュレーター本来の役割に、「空気環境を整える」+「どこにでも持ち運ぶ」という2つの軸を加えた1台。リビング・寝室・キッチン・脱衣所・ベランダといった1台で家中を巡回させる使い方がしっくりくる、夏のスマート家電の主役級モデルでした。発売直後ですが、Amazonプライムデーでは17.7%OFFの13,980円でセール対象になります。
レビューするモデルはこちら

今回レビューするのは、SwitchBotの新世代スマートサーキュレーター「SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Pro」です。通常価格は16,980円(税込)で、Amazonプライムデーでは13,980円(17.7%OFF)で販売されます。詳しいスペックと使用感は、このあと順に紹介していきます。
SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Pro の基本スペック
本機の主な仕様を表にまとめます。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 通常価格 | 16,980円(税込) |
| プライムデー価格 | 13,980円(税込・17.7%OFF) |
| 本体サイズ | 313×165×360mm |
| 本体カラー | アイボリー(木目調のようなベージュ) |
| モーター | 高性能DCブラシレスモーター |
| 最大風速 | 6.5m/s |
| 最大風量 | 13.51m³/min(ターボモード) |
| 適応畳数 | 30畳 |
| 首振り | 左右90°/上下90°(自動) |
| 運転音 | 最小約21dB(風量1・SilenTech静音設計) |
| 給電 | AC電源/USB Type-C/内蔵バッテリーの3way |
| バッテリー | 内蔵リチウムイオン(最長70時間/モバイルバッテリー併用で最長127時間) |
| 3in1構造 | イオン発生器+プレフィルター+アロマケース |
| イオン | 最大500万個プラス・マイナスイオン |
| 通信 | Wi-Fi+Bluetooth(Matter over Wi-Fi対応/ハブ不要) |
| 音声操作 | Alexa/Google Assistant/Siri対応 |
| 水洗い | 前ガード・後ガード・羽根・フィルター対応(モーター部除く) |
| 付属品 | 本体/リモコン/電源ケーブル/取扱説明書 |
木目調のようなベージュカラーの前面パネルでインテリアになじむ外観

実機を手にしてまず印象的だったのが外観です。新モデルは前面のカバーが木目調のようなベージュカラーになり、家電というより家具に近い佇まいになりました。リビングの棚やデスクの上に置いても浮かず、インテリアとしての見た目の良さが旧モデルから一段アップしています。サーキュレーターは夏のあいだ出しっぱなしになりがちなので、この「置いて様になる」感覚は地味に効くポイントです。

加えて、背面の電源コードの接続も旧モデルよりスムーズになっており、抜き差しのストレスが減っています。日常的にAC給電とコードレスを行き来する使い方をするほど、この細かな改善の恩恵を感じられます。


3in1構造(イオン×フィルター×アロマ)が日常に効く

本機の象徴的な機能が、イオン発生器・プレフィルター・アロマケースを本体内に統合した3in1構造です。サーキュレーターとして空気を循環させながら、同時に空気のケアと香りまでまとめて引き受けてくれます。
・イオン発生器で最大500万個のプラス・マイナスイオンを風とともに拡散
・プレフィルターで空気循環時のペットの毛やホコリの巻き上げを軽減
・アロマケースに好みのアロマオイルを数滴垂らせば、香りを部屋全体に巡らせる

この3つのうち、実際に使って効果がはっきりわかったのがプレフィルターです。分解してみると、空気を循環させながらペットの毛やホコリをしっかりキャッチしてくれているのが確認でき、内部にホコリが溜まりにくくなる、実用性の高い機能だと感じました。
一方でイオン発生器は、正直なところ体感として効果がはっきり実感できたわけではありません。またアロマケースは香りを楽しみたい人にとっては、アロマに対応していること自体がうれしいポイントになるはずです。

※SwitchBot公式に「空気清浄機」「除菌」「ウイルス除去」とは表現されておらず、3in1機能はあくまで空気循環に快適さを加える補助機能として位置付けられています。期待値は「気になりにくくなる方向に整える補助」程度に置いておくのが現実的です。
コードレス最大70時間。AC/USB-C/バッテリーの3way給電で置き場所を選ばない


2 Proで実用面の主役と感じたのが、給電方法の自由度です。本機はAC電源・USB Type-C・内蔵バッテリーの3通りで動かせる仕様で、内蔵バッテリーだけで最長約70時間(風量1・首振りOFF・イオンOFF・ライトOFF時)のコードレス運用が可能。さらに市販のモバイルバッテリーをUSB-Cで接続すれば、駆動時間を最長約127時間まで延長できます。
これがどう効くかというと、置き場所がコンセントの位置に縛られなくなることに尽きます。
・キッチン:調理熱や煙がこもる場所に持ち込んで、コンセントなしで動かす
・脱衣所・浴室前:部屋干しの洗濯物のそばに置いて湿気を循環
・寝室の枕元:直接ケーブルを引き回さずに、夜間だけ動かす
・ベランダ・テラス:野外でも家庭用ファンとして使える
・キャンプ・車中泊:モバイルバッテリーで長時間運用
・停電時の備え:内蔵バッテリーがそのまま非常用ファンに

「使いたい場所=コンセントの位置」だった従来のサーキュレーターと比べて、運用イメージが大きく変わるポイントでした。
ただし覚えておきたいのは、最長70時間はあくまで風量1・首振りOFFなどの最小設定での数値だという点です。風量を上げるとバッテリーの減りは一気に早くなるため、フルパワーで長時間のコードレス運用は期待しないほうが現実的。逆に、お風呂場で数時間だけ部屋干しの空気を回すといった短時間・弱風の使い方には、このコードレス性能がぴったりはまります。
最大風速6.5m/s/13.51m³/min。家庭用としては余裕の風量

サーキュレーターの本質である風量も、高性能DCブラシレスモーターでしっかり押さえてあります。最大風速は6.5m/s、ターボモードの最大風量は13.51m³/min。従来モデルと比べて風量は約48%向上しています。適応畳数は30畳で、一般家庭のリビング〜ワンルームまで余裕でカバーします。
首振りは左右90°+上下90°で空気を立体的に撹拌できる設計。エアコンの冷気が下にたまる夏、暖気が天井付近に滞留する冬、いずれも上下に風を振ることで部屋全体の温度ムラを解消できます。実際に使った印象としては、「エアコン併用時の体感温度が変わる」のはもちろん、梅雨の部屋干しで洗濯物が乾くスピードもはっきり違ってきました。旧モデルと並べて使うと、2 Proの方が風が明確に力強く、首振りなどの動作もキビキビしているのが体感でわかります。
リビングでエアコンと併用する際も、新モデルは風量がしっかり強いので、空気を循環させつつ自分の方へ風が当たる向きに設定しておくと、扇風機なしでもかなり涼しく感じられます。ただし注意点として、風量をMAX近くまで上げると「ブオー」という結構大きめの運転音が出ます。パワー全開で使うときはそれなりの音がする、と割り切っておくのが現実的です。特にターボモードにすると風量はかなり強力になりますが、その分運転音もしっかり大きくなります。ターボは「一気に部屋の空気を回したいとき用」と捉え、普段づかいは中風量やお休みモードで静かに運用するのがおすすめです。

特に気温25度以上で、エアコンをうっすら弱めにつけているくらいのシーンでは、サーキュレーターのあるなしで体感が大きく変わります。ないとやはり暑く感じるのに、空気を攪拌しながら自分の方へ風を向けるとかなり涼しく感じられるので、エアコンを強めなくても快適に過ごしやすくなりました。
撮影のために一度サーキュレーターを止めてみたところ、回していたときと比べて明らかに部屋が暑く感じられました。動かしているあいだの体感の涼しさに、このサーキュレーターがしっかり効いていることを、止めて初めて実感した瞬間です。
風量はSwitchBotアプリから1%〜100%まで1%刻みで調整可能。「強すぎず弱すぎず」のスイートスポットを自分で詰められるのは、固定段階のサーキュレーターにはない自由度です。プリセットモードもターボ・送風・ナチュラル・おやすみの4種類が用意されています。

最小約21dBのSilenTech静音設計が寝室で効く

本機を寝室で使う前提なら、地味だが効く要素がSilenTech静音設計による最小約21dBの運転音です。風量1での最小値ですが、図書館より静かなレベルで、就寝中のホワイトノイズとしても気にならない水準でした。
実際に寝室で一晩動かしてみて、「夜中に風の音で目が覚める」感覚は皆無。赤ちゃんのお昼寝中やペットが休んでいるとき、深夜のデスクワーク中など、「ノイズを少しでも減らしたい」シーンで明確に効いてくる仕様です。
お休みモードのような弱めの風量に設定すると、運転音はかなり静かになります。寝るときに体へ直接風を当てず、エアコンの効いた部屋(あるいはエアコンを使わない部屋)の空気を循環させて少しでも涼しくしたいときは、弱風のお休みモードにしておくだけで夜はすっきり眠れる体感がありました。小さな子どもと一緒に寝る寝室で使っても使い勝手がよく、就寝中の運用にしっかりはまります。

ナイトライト(常夜灯)は明るさ調整に対応し、ステータスランプ・操作音もオフ設定が可能。寝室で目が覚めにくい運用を、ハード/ソフト両面で煮詰めてあるのが伝わる作り込みでした。
Matter over Wi-Fi対応。対応環境ならハブなしでスマートホームに入れる
本機はMatter over Wi-Fiにネイティブ対応しているため、対応するスマートホーム環境であれば、SwitchBotハブを別途用意せずに、Apple Home・Google Home・Amazon Alexaなどの主要スマートホームプラットフォームに直接接続できます。
これは「サーキュレーターから入って、徐々にスマートホーム化を進めたい」というユーザーにとってありがたい仕様。iPhone・Macで完結しているApple Homeユーザーなら、ハブを買い足さずに即日スマートホームの1要素として組み込めます。もちろん、すでにSwitchBotハブ2を使っている方は、ハブ経由で温湿度連動など高度な自動化シナリオも引き続き構築可能です。Matter規格そのものについてはこちらの解説記事もあわせて読んでみてください。
音声操作はAlexa・Google Assistant・Siriの3系統に対応しており、ベッドの中から声だけで風量・電源を操作できる体験は、夏の寝室では一度味わうと戻れないレベルの便利さです。加えて付属のリモコンも使えるので、スマホを開かず手元でサッと操作したいときにも困りません。

全パーツ水洗い対応とチャイルドロックで日常運用が楽


家電として長く使ううえで意外と効くのが、お手入れのしやすさと誤操作対策です。
水洗いは前ガード・後ガード・羽根・フィルターまで取り外して対応可能(モーターを含む本体部は不可)。サーキュレーターを長期運用すると羽根周りにホコリやペットの毛が溜まりがちですが、丸洗いできるパーツが多いので清潔さを保ちやすい設計です。
実際に分解してみると、新モデルの掃除のしやすさは明確でした。前面だけでなく後ろのカバーも外れて、中の羽根まで取り外せるうえ、裏側にはゴミの侵入を防ぐプレフィルターが付いています。このプレフィルターがホコリをキャッチしてくれるので、内部にホコリが溜まりにくく、基本はプレフィルターを洗うだけで清潔さを保てるのが大きな利点です。前面のカバーしか外せず羽根の裏が洗いにくかった旧モデルと比べると、ここは明確に進化したポイントだと感じました。
子どもやペットの誤操作を防ぐチャイルドロックにも対応しており、リビングや子ども部屋に置きっぱなしにする運用にも向いています。
気になった点:3in1機能の期待値設定と価格帯
正直に書くと、気になる点もあります。
ひとつは3in1機能の位置付けです。本格的な空気清浄機の代替を期待すると物足りなさが出ます。前述のとおり、あくまで空気循環に快適さを加える補助機能なので、「ニオイ・空気のこもりが気になりにくくなる方向に整える補助」と捉えるのが現実的です。
もうひとつは価格。通常価格16,980円は、サーキュレーター単機としては高めの部類に入ります。プライムデー特価13,980円であれば「サーキュレーター+空気ケア+スマートホーム端末の合算」として納得しやすい価格帯ですが、通常価格のままだと購入の踏ん切りに迷う方もいるはずです。セール期間を狙うのが現実的な買い時です。
こんな人におすすめ
本機が特に刺さるのは以下のような方です。
・サーキュレーターと空気ケア(イオン・アロマ・フィルター)を1台にまとめたい方
・キッチン・脱衣所・ベランダなどコンセントから離れた場所で空気循環したい方
・キャンプ・車中泊・防災で長時間コードレス運用したい方
・寝室で約21dBの静音性を重視する方
・SwitchBotハブを持っていないけれどApple Home/Google HomeにMatter経由で接続したい方
・子どもやペットがいる家庭でチャイルドロック付きを選びたい方
逆に「とにかく強い直接風で扇風機的に涼みたい」「すでに本格的な空気清浄機がある」という方は、本機の3in1機能やコードレス性能は持て余す可能性があります。
Amazonプライムデー2026 価格と開催日程
SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proは、通常16,980円(税込)→ プライムデー特価13,980円(17.7%OFF)で販売されます。2 Proはプライムデー本セールよりも一足早く、2026年7月1日からセール開始です。
開催日程
Amazonプライムデー2026はプライム会員限定のビッグセールで、今年は本セールに先立つ「先行セール」も用意されています。
・2 Pro 先行値下げ:2026年7月1日(火)〜
・プライム会員 先行セール:2026年7月7日(火)0:00 〜 7月9日(木)23:59
・プライム会員 本セール:2026年7月10日(金)0:00 〜 7月13日(月)23:59
購入リンク
まとめ:「強い風+空気ケア+持ち運び」を1台で叶えるスマートサーキュレーター
SwitchBot スマートサーキュレーター 2 Proは、サーキュレーターとしての基本性能(最大6.5m/s・30畳適応・上下左右90°首振り)を押さえつつ、3in1構造で空気環境を整え、3way給電と最長70時間のコードレス運用で置き場所を解放し、Matter over Wi-Fiでハブ不要のスマートホーム連携まで実現した、現行のスマートサーキュレーターの中でも上位クラスの完成度を備えた1台です。旧モデルと比べると、本体はやや小型化しながら風量はパワーアップしており、基本性能の面でも旧モデルの正常進化(上位互換)と言える仕上がりです。
夏のリビング・寝室・キッチンの空気環境を1台で巡回させたい方、コードレスで家中どこでも持ち回りたい方には、プライムデー特価13,980円というタイミングは絶好の購入機会になりそうです。
Source: SwitchBot株式会社 製品資料 / Amazon商品ページ
あわせて読みたい関連記事
前モデルのSwitchBot スマートサーキュレーターを1年使ったレビュー記事。エアコン併用や持ち運び運用の実体験を読みたい方はこちらから。
SwitchBot スマートサーキュレーター 1年使用レビュー|リビング×仕事部屋×エアコン併用で空気が変わる
新旧モデルのスペック差や「どちらを選ぶべきか」を判断軸でまとめた比較記事はこちら。
SwitchBot スマートサーキュレーター 旧モデル vs 2 Pro 徹底比較|どちらを買うべきか1年使用ユーザーが判断軸を解説
SwitchBotのスマートホーム化総まとめ記事はこちら。
SwitchBotで叶う”完全スマートホーム化”|編集部の実機レビュー7本で総まとめ【2025年版】
Matterの基礎を知りたい方はこちら。
スマートホームを支える共通規格「Matter」とは?仕組みとメリットをやさしく解説
はじめての方・記事の探し方に迷った方へ
記事が多くて迷ったら、
記事の探し方ガイド
から目的別に読めます。











