iPad 第12世代の発売は2027年春か|A19と8GBでSiri AI対応 12GBが必要な機能は使えない見込み【海外リーク】

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Appleロゴの店舗のイメージ画像。Apple Watchは写っていない。

2026年10月3日(米国時間)、米メディアの9to5Macが、次の無印iPad(第12世代)についてこれまでに分かっている情報をまとめました。A19チップと8GBのメモリを積み、発売は2027年春の見込みとされています。

チップやメモリの構成は、9月25日に米メディアのMacRumorsが伝えた内容と同じです。9to5Macはそこに、8GBのメモリでは使えない機能や、発売時期に関するBloombergの報道、名前についての筆者の考えを加えています。次の無印iPadでApple Intelligenceがどこまで使えそうか、発売時期と価格の見込みとあわせて見ていきます。Appleはまだ何も発表しておらず、ここで紹介する内容はすべて報道ベースの情報です。

いまのiPad(A16)はApple Intelligenceに対応していない唯一の主要製品

いま売られている無印iPadは、A16チップを積んだモデルです。9to5Macによると、このモデルは1年以上更新されておらず、Appleの主要製品の中で唯一Apple Intelligenceに対応していません。Appleの日本の公式サイトの比較表でも、iPad(A16)はApple Intelligenceに非対応と書かれています。

MacRumorsによると、いまのiPad(A16)のメモリは6GBです。Apple Intelligenceを動かすのに必要な8GBに届いていません。iPadでSiri AIが使えるのは、M1以降を搭載したiPad ProとiPad Air、A17 Proを搭載したiPad miniです。

チップはA18を飛ばしてA19になる見込み

次の無印iPadについては、A18チップを積むモデルが今年出るといううわさが長く続いていました。9to5Macは、実際にはそれより一歩進んだものになりそうだとしています。

根拠になっているのは、MacRumorsに寄稿しているAaron Perris氏がAppleのコードの中から見つけた情報です。MacRumorsは9月25日、次のiPadが次の部品を積むと伝えました。

項目 次の無印iPad(報道ベース) いまのiPad(A16)
チップ A19 A16
メモリ 8GB 6GB(MacRumorsによる)
通信チップ Apple N1(Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Thread) Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3
モデム(セルラーモデル) Apple C1X(6GHz未満の5G) 6GHz未満の5G
Apple Intelligence 対応の見込み 非対応

N1はAppleが自社で設計した無線チップで、Wi-Fi 7に対応します。Appleのタブレットでいちばん安いモデルにも、Wi-Fi 7が入ることになります。C1XもApple自社のモデムで、MacRumorsはいまのiPadが使っているQualcomm製のモデムより電力の効率がよいとしています。

8GBのメモリでSiri AIは動くが12GBが必要な機能は使えない見込み

9to5Macによると、8GBのメモリがあれば次の無印iPadでもSiri AIを使えます。ただし、端末の中で動くAIモデルのうち最も高性能なものと、より高度な音声入力のモデルは12GBのメモリが必要なため、次の無印iPadでは使えないとしています。

MacRumorsは、いまのiPad(A16)に欠けているApple IntelligenceとSiri AIの機能がそろうと書いていて、12GBが必要な機能には触れていません。Appleの案内を見ると、Siriの声の高さや速さを細かく調整する機能も、iPadではM4以降でメモリが12GB以上のモデルに限られています。9to5Macが挙げた機能とは別のものですが、同じSiri AIでもメモリの量で使える範囲が分かれていることが分かります。

なお、Siri AIはベータ版としてまず英語から提供されています。日本語での提供は年内の予定です。

9to5Macの筆者は「SE」や「Neo」のような名前を望んでいる

名前について、9to5Macの筆者は、次の無印iPadには「SE」や「Neo」のようなきちんとした名前が付いてほしいと書いています。

引き合いに出しているのは、Appleが出したMacBook Neoです。筆者によると、Appleのマーケティング責任者のGreg Joswiak氏は、MacBook Neoを単に「MacBook」と呼ぶと製品としての個性がなくなると説明していました。いまの無印iPadは、製品名が「iPad」だけで、区別するときは「iPad(A16)」のようにチップ名を添えて呼ばれています。

新しい名前になるという情報が出ているわけではなく、これは筆者の希望です。MacRumorsの記事では「iPad 12」と呼ばれています。

デザインと画面は変わらず新色が出る可能性

9to5Macは、チップ以外に大きな変化は見込まれていないとしています。デザインの変更や画面の改良はなく、新しい色が加わる可能性がある程度です。MacRumorsも、コードには書かれていなかったものの新色の可能性はあると伝えています。いまのiPad(A16)の色は、ブルー、シルバー、ピンク、イエローの4色です。

筆者は個人的な希望として、USB 3に対応してほしいとも書いています。いまのiPad(A16)のUSB-Cポートは、Appleの仕様ページによるとUSB 2.0(最大480Mb/s)で、大きなファイルの転送に時間がかかるためです。

価格は449ドルのまま据え置きか 日本では6月に74,800円へ値上げ

米国のiPad(A16)は、2026年の夏に349ドルから449ドルへ値上げされました。9to5Macは、メモリに関連したAppleの一連の値上げの一つだと説明しています。MacRumorsによると値上げは6月で、次のモデルも449ドルからになる可能性が高いとしています。

日本でも6月25日の値上げで、iPad(A16)の128GBモデルは58,800円から74,800円(税込)に上がりました。2026年10月4日時点のApple公式サイトでも、価格はWi-Fiモデルの128GBで74,800円からです。

モデル Wi-Fi Wi-Fi + Cellular
128GB 74,800円 99,800円
256GB 91,800円 116,800円
512GB 126,800円 151,800円

次のモデルの日本での価格についての報道は、まだ出ていません。

発売は2027年春の見込み M6 MacBook AirやA19 Pro MacBook Neoと同時期か

発売時期について、9to5Macは、Bloombergの記者Mark Gurman氏が次の無印iPadを来春に出ると報じたと伝えています。同じ時期には、M6チップのMacBook Air、A19 ProチップのMacBook Neo、M7チップの14インチMacBook Proなども出る見込みだとしています。MacRumorsも、2027年春までは出ないと見ています。

Appleは2027年の春に、iPhone 18の標準モデルを出すともうわさされています。秋にProとPro Max、折りたたみのiPhone Duoを出し、標準モデルを春に回す分割スケジュールです。次の無印iPadも、この春の製品群に入る形になりそうです。

まとめ

9to5Macによると、次の無印iPad(第12世代)はA19チップと8GBのメモリ、N1通信チップを積み、セルラーモデルにはC1Xモデムが入る見込みです。いまのiPad(A16)では使えないSiri AIが使えるようになる一方で、12GBのメモリが必要な一部の機能は使えないとされています。

デザインや画面は変わらず、新色が加わる可能性があります。価格は米国で449ドルからの据え置きが予想され、発売は2027年春の見込みです。日本での価格や発売時期はまだ分かっていません。

無印iPadの新モデルは来春までお預けになりそうですが、iPad miniは有機ELのモデルが10月にも出ると伝えられています。年内にiPadを選ぶなら、そちらの発表を待ってから決めても遅くはありません。

Source: 9to5Mac/MacRumors/日本の価格と仕様:Apple(画像:Unsplash)

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