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2026年9月29日、ロシアのカシオ専門サイトCasioblogが、指輪の形をしたデジタルウオッチ「リングウォッチ」の第2弾「CRW-002」が11月にも発売されると報じました。翌30日にNotebookcheckが英語で紹介し、10月1日にはTechRadarも取り上げています。CRW-002は定番のメタルウオッチ「A168」をそのまま指輪サイズにしたデザインで、ステンレスとゴールドの2色、11月の発売が見込まれているとされます。初代の「CRW-001」は2024年12月に日本で発売され、欠品と再入荷を繰り返してきたモデルです。カシオはまだ正式に発表しておらず、ここで紹介する内容はすべて報道ベースの情報です。
※アイキャッチ画像は初代のリングウォッチ「CRW-001-1」で、CRW-002ではありません(画像:カシオ計算機)。
CRW-002はA168の顔とメタルブレスレットの模様を指輪に写したデザイン
Casioblogによると、CRW-002はカシオの「RETRO」系の中でも定番のA168シリーズをモチーフにしています。ケースの輪郭、文字盤の文字の配置、そしてメタルブレスレットの表面の模様まで、A168から借りているといいます。TechRadarは、文字盤にA168と同じ「Chronograph」「Illuminator」「Water Resist」といった表記が入ると伝えました。
素材は指輪全体がステンレスです。Casioblogによると、細かい金属の粉と樹脂を混ぜて型に流し込む金属粉末射出成形(MIM)でつくられ、裏ぶたと指輪の部分は一体になっています。ブレスレットの模様も、この成形で指輪の表面に再現されています。
カラーは2つです。
・CRW-002D-1A:ステンレスの地色のシルバー
・CRW-002G-9A:ゴールドのIPめっき
なお、Casioblogは「実機の写真はまだない」としています。CRW-002の見た目は、現時点では海外メディアが掲載した画像で伝えられている段階です。
機能はデュアルタイムと60分ストップウオッチ 毎正時にライトが光る「Time Flash」も
指輪サイズの小さなモジュールながら、時計としての基本的な機能はそろえているとされます。NotebookcheckとCasioblogが伝えている内容を表にまとめました。
| 項目 | CRW-002(報道ベース) |
| 型番・カラー | CRW-002D-1A(シルバー)/CRW-002G-9A(ゴールドIP) |
| デザイン | A168シリーズがモチーフ |
| 素材 | ステンレス(金属粉末射出成形・裏ぶたと一体) |
| 主な機能 | デュアルタイム、60分計ストップウオッチ、LEDバックライト、カレンダー、12/24時間表示切替、Time Flash |
| 精度 | 平均月差±30秒 |
| 電池寿命 | 約2年 |
| 防水 | 30m(3気圧)とCasioblogが報道 |
| サイズ | 内径20mm、付属のシリコン製スペーサー2つで19mm・18mmに調整。円周は約63mm |
| 価格 | 約130ドル(Casioblog・Notebookcheck)/135ドル(TechRadar) |
| 発売時期 | 11月の見込み(地域によって異なる可能性あり) |
「Time Flash」は、毎正時と、自分で設定した時刻にLEDライトを点滅させて知らせる機能です。音の鳴らない時報のように使えます。文字盤にあるカッコ型の枠は、ストップウオッチとデュアルタイムのモード表示のための場所だとCasioblogは説明しています。
ケースの外寸はまだ分かっていません。Casioblogは、初代CRW-001の25.2×19.5×6.2mmに近い大きさになるだろうと予想しています。
価格はTechRadarが135ドル、元の報道では約130ドル
価格は伝えるメディアによって数字が少し違います。TechRadarは135ドルとしていますが、元の報道であるCasioblogは「インサイダーによれば約130ドル」、それを紹介したNotebookcheckも約130ドルとしています。Notebookcheckは別に、初代CRW-001が米国のカシオ公式ストアで135ドルで売られていることにも触れています。
防水性能についても、Notebookcheckは補足を入れています。Casioblogは30m防水と伝えていますが、カシオ公式のCRW-001の製品ページには防水の深さが書かれておらず、「Water Resistant」とだけ表記されているという点です。日本のカシオ公式の開発ストーリーでも、CRW-001の防水は「日常生活防水」と紹介されています。
発売時期について、Casioblogは「11月に販売が始まるという情報がある」としたうえで、地域によって発売日が変わる可能性にも触れています。日本で発売されるのか、日本での価格がいくらになるのかは、まだ分かっていません。
初代CRW-001はG-SHOCKの5600型を指輪にした19,800円のモデル
カシオの公式サイトによると、初代のCRW-001は、カシオの時計事業50周年の一環として2024年12月13日に発売されました。価格は19,800円(税込)で、カシオオンラインストアと各販売店で発売されました。発売前には、カシオオンラインストアで抽選販売も行われました。
モデルになったのは、G-SHOCKの「DW5600」シリーズです。腕時計の10分の1の大きさのモジュールを新しく開発し、時刻と日付の表示、ストップウオッチ、バックライト、日常生活防水を指輪サイズに収めています。電池はガラス面を外して交換できます。ケースの形を指輪に再現するために、CRW-002と同じ金属粉末射出成形が使われました。
| 項目 | CRW-001(発売済み) | CRW-002(報道ベース) |
| デザインのモデル | G-SHOCK「DW5600」シリーズ | A168シリーズ |
| 素材 | 金属(金属粉末射出成形) | ステンレス(金属粉末射出成形) |
| カラー | シルバー(CRW-001-1JR)、ゴールド(CRW-001G-9JR) | シルバー、ゴールドIP |
| 防水 | 日常生活防水 | 30m(Casioblogの報道) |
| 価格 | 19,800円(税込・日本) | 約130〜135ドル(日本価格は未定) |
| 発売 | 2024年12月13日(日本) | 11月の見込み(日本発売は未定) |
CRW-001は発売直後から欠品が続き、何度も再入荷を繰り返してきました。TechRadarも、2024年12月の発売以来、再入荷のたびに売り切れていると伝えています。米国では2025年7月にも再入荷がありました。
カシオの指輪型の製品は、CRW-001のあとも続いています。2025年11月には指輪サイズのG-SHOCK「DWN-5600」が発売され、2026年7月には心拍や血中酸素、体温を測るカシオ初のスマートリング「CRW-H001」が中国で発表されました。CasioblogはCRW-002を、この流れの4つ目にあたる製品と位置づけています。CRW-001とDWN-5600、そしてCRW-002は健康を測るセンサーを持たない純粋な時計で、CRW-H001だけが計測機能を持つスマートリングです。
カシオのレトロ系は歩数計付きのF-B100Wも品薄
TechRadarは、カシオのレトロなデジタルウオッチの人気が続いている例として「F-B100W」も挙げています。F-B100Wは2026年8月に日本で8,800円(税込)で発売されたモデルです。ロングセラーのF-91Wと同じ角型の顔つきのまま、歩数計とBluetoothによるスマートフォン連携を載せています。厚さは8.8mm、重さは26gです。
日本では発売後すぐに品薄になり、カシオ公式オンラインストアでも8月下旬の時点で3色とも在庫切れになっていました。その後、9月には米国でも64.95ドルで発売されています。CRW-002を紹介したTechRadarのMatt Evans氏は、F-B100Wを実際に使った記者です。今回の記事では、レトロ調の製品が支持される背景を、テクノロジーに疲れた人たちの「アナログ回帰」だとする自身の見方を書いています。
まとめ
カシオのリングウォッチ第2弾とされるCRW-002は、A168シリーズを指輪サイズにしたステンレス製で、シルバーとゴールドの2色が用意されると報じられています。機能はデュアルタイム、60分ストップウオッチ、LEDバックライト、カレンダー、Time Flashで、電池寿命は約2年とされます。
価格は元の報道で約130ドル、TechRadarでは135ドルと伝えられ、発売は11月の見込みです。いずれもカシオの正式発表ではなく、日本での発売や価格も決まっていません。
初代CRW-001は日本で19,800円で発売され、再入荷のたびに売り切れてきました。指に着けて時刻を見る、というだけの小さな時計の続編が出るのか、カシオの発表を待ちたいところです。
Source: Casioblog/Notebookcheck/TechRadar/CRW-001の仕様:カシオ計算機
アイキャッチ画像:カシオ計算機(初代 CRW-001-1)
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